ポセイドン 先行ロードショー見てきました



 今年40本目(映画館での干渉のみカウント)は、僕が映画好きになったきっかけの1つであるポセイドンアドベンチャーのリメイク版ポセイドンを先行ロードショーで見てきました。



●ストーリー(ネタバレあり)
 北大西洋を航行中の超豪華客船ポセイドンが舞台。この豪華客船は、20階を超え、客室は800室。カジノやプールなんかも当然備える。大晦日の夜から新年を祝うパーティーを開催しており、乗客のほとんどはダンスホールに集まっている。

 ブリッジでは一等航海士が様子が変なことに気がつく。外を見ると50m級の超巨大の波が押し寄せる。舵をいっぱいに切りつつ、緊急警報を出す。しかしその甲斐なくあっという間に波は船に襲いかかる。激しい揺れがおそったかと思うとあっという間に船は真っ逆さま。人々は床から天井に落ち、支柱は折れ、ガス管は破裂し火災が発生する。

 カジノにいたジェニファー・ラムジー(エミー・ロッサム)の婚約者クリスチャン(マイク・ボーゲル)は、落ちてきた支柱に挟まれ身動きがとれない。ジェニファーと近くにいたエレナだけでは彼を助け出すことができないでいた。火災が発生したこの場所は逆さまになったスプリンクラーが水が噴き出している。さらに悪いことに切れた電線が水に触れ、生き残っていた者もほとんどが感電死してしまい、彼らを助ける者はいなかった。

 一方ダンスホールではマギーが息子のコナーを探している。ジェニファーの父親のロバート(カートラッセル)が床に固定されたピアノにいるのを発見し助ける。

 そんな時、ブラッドフォード船長(アンドレブラウアー)は、防水扉を閉めてここにとどまり救助を待つように言うが、プロのギャンブラー・ディラン(ジョシュ・ルーカス)は自力で脱出しようとする。コナーは自分と母親のマギーも連れて行ってくれるように懇願する。自殺願望のあるリチャードもついて行くことに。カジノにいる娘と婚約者を探すためロバートも参加する。ロバートは案内人が必要とウエイターを年収の3倍で雇い、連れて行く。

 彼らは調理室、エレベーターシャフトを超えてカジノへと向かう。エレベーターシャフトではリチャードとウエイターが落ちそうになる。リチャードはウエイターを蹴り落とし助かるが、ウエイターは・・・。なんとかカジノへと着いた一行は無事にジェニファーとクリスチャンそしてエレナに出会う。

 彼らは上(船底)に向かい、スラスターから逃げる計画だ。水の中を泳ぎ、換気ダクトを垂直に上り、バラストを通り、スラスターに向かう。しかしスラスターのプロペラが回転しており到底人は通れない。プロペラの制御室は完全に浸水しており45mも水の中を潜って行かなくてはならない。呼吸無しで泳いで行きプロペラを止めなくてはならない。行けるかどうかもわからない距離。生きて帰ってくることは絶対に不可能。ロバートは自分が行くと言うが、娘の婚約者のクリスチャンは自分でないと無理だという。結局○○(伏せ字にしておきますが、下の感想は伏せ字にせずにもろネタバレで書いてあります。)が行くことになる。

 ○○は無事に制御室にたどり着くが制御板の停止ボタンは壊れている。呼吸ができなく意識を失いかける直前逆回転ボタンを見つけ、それを押す。

 シャフトの入り口ではプロペラの回転が反転し、すごい勢いで入り口から空気が吸われていく。近くにあったボンベを投げ入れプロペラを破壊し、そこから船外に脱出することに成功。無事に救助のヘリに救われる。





●感想、思ったこと(ネタバレあり)
 海猿に続いて船からの脱出のパニック映画。とてもハラハラ・ドキドキの映画ですが、個人的には海猿の方がいいかなあ。どちらもハイレベルなので厳しい評価かなとも思いますが、3点にします。途中まではとてもおもしろかったのですが最後はちょっとありがちで、だいぶ萎えてしまったので。

 最後ってアルマゲドンと一緒じゃん。娘の婚約者を理解しない父親が、いざその婚約者が犠牲になることになると、父親が身代わりになるって設定。アルマゲドンの時も予想できた展開だったのに、さすがにそれと同じ設定だと、ねぇ~。

 それにマスク(水中めがね)をしないと視力は0.1以下くらいになるので、制御板見つけてもそうとう訓練された人でないと緊急停止ボタンなんてわからないし、ましてや逆回転のボタンなんて文字読めないです。まあ、映像を見ていると逆回転ボタンだから押したのではなく、意識がなくなって偶然指が触れたようにも見えなくもないですけどね。

 そして船外に出ると、偶然にもボートが。あれは救助ヘリがあらかじめ投下していたのかなぁ?なんか最後があっけなく思えた。


 他にもツッコミどころというか疑問点がいくつかあるので紹介します。

 ・まず、リチャードが船で携帯を使っていますが、そんな北大西洋のど真ん中で携帯電話って使えるんでしょうか?それともイリジウムのような衛星電話だったのかなあ。
 ・次に、ロバートがウエイターに「年収の2倍払う」と言ったら、ウエイターは3倍を要求してきました。そんな人がリチャードに「先行け」なんて言うかなと言う気もします。
 ・途中エンジンが落ちてきて、その後に茶色の燃料が流れてきて引火します。でも船の燃料って重油ですよね。(動力源のディーゼル機関はC重油、発電用ディーゼル機関にはA重油が使われるのが一般的)重油の引火点は70~150℃。ですからあんなに簡単に火がつきません。
 ・最後にあのボンベ。赤色でした。日本では赤のボンベは水素です。たぶんこれは世界共通だと思うんですよね。あんなところに何で水素ボンベがあるんでしょうか?

 見ていてとてもドキドキしました。でもポセイドンアドベンチャーを見た時に子供ながらジーン・ハックマンのかっこよさ、一人ひとり死んでしまう悲しさ、助かるんだろうか?という緊張感で胸がいっぱいになり、何度も見たあの感動がなかったんですよね。初めてポセイドンアドベンチャー(1972年作)を見たのは20年くらい前なので美化してしまっているのかもしれませんが、ちょっと残念でした。





オススメ度:●●●○○







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