【美術館】 巨大映像で迫る 五大絵師 ─北斎・広重・宗達・光琳・若冲の世界─




五大絵師
 大手町三井ホールで7/16~9/9まで行われている巨大映像で迫る五大絵師という展示会に行ってきました。五大絵師とは、「北斎・広重・宗達・光琳・若冲」です。2年前に4歳(当時)と一緒に行ったすみだ北斎美術館に行ってから北斎ファンになってしまいました。その時の記事はこちら。子どもも気に入ってくれたのですが、正直4歳の子が富岳三十六景を気に入るとは思ってもいませんでした。


五大絵師
 そういえば今年は、映画HOKUSAIが公開されたり、全国的にも葛飾北斎の美術展が盛んに行われていますよね。


五大絵師
 その中でもこの展示の特長は、その名の通り”巨大映像”で見る大迫力の絵の数々。高さ4mくらい?幅は左・正面・右あわせて45mにもなる、巨大スクリーンに映し出された絵の中に入り込んだような錯覚に。ダイナミックさと詳細さとの融合の版画の数々に圧倒されること間違いなし。
 といってもこの写真は大きさがわからないので、その迫力が伝わらないでしょうね。


富岳三十六景 神奈川沖浪裏
 この展示の特長の2つめは、後半は写真撮影がOKなこと。写真を撮ってくれるスタッフさんもいたので、鑑賞している自分を撮影してもらいました。この巨大さがわかると思います。富岳三十六景 神奈川沖浪裏の解説はこちら


仙人掌群鶏図
 鑑賞している人がいい感じに絵になったので撮影させてもらいました。写っているのは、伊藤若冲の「仙人掌群鶏図」。解説動画はこちら


五大絵師
 パノラマ写真で撮ると会場はこんな感じ。


五大絵師
 「Digital北斎×広重」コーナーでは、「冨嶽三十六景」と「東海道五拾三次」のベストセレクション58作品をモニターで見ることができます。これだけの作品を一挙に見られるのはそうそうないですよね。


 いや~。マジ迫力。夢中になる過ぎて、子どもの学童のお迎え時間に遅刻してしまいました。9/9までなのでもうすぐ終わってしまいます。一つだけ欠点を言うと、デジタル展示なので、本物は1点も展示されていないことです。でも趣向が異なるこの展示は観る価値が大いにあると思います。とても素敵な時間をありがとうと言いたいです。










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