美術館:プラド美術館所蔵 ゴヤ -光と影
フランシスコ・デ・ゴヤは「最後の古典的画家」であり「最初の近代的画家」と呼ばれているそうです。今回はマドリードの国立プラド美術館から冒頭書いた《着衣のマハ》を含め、油彩25点、素描40点、版画6点、書簡1点が来日。もともと日本国内に所蔵されていた版画51点を加えた合計123点が展示されています。 仕事を終え、閉館後の国立西洋美術館へと向かいます。招待客ばかりですがその人数はすごい。。。10分ならんでようやく中に入ります。 |
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ぉぃぉぃ。働けよ。5人の女性が描かれていてタイトルは《洗濯女たち》なのに働いているのは2人。しかも1人は別の女性に寄りかかって寝てるし。 なんか女性たちよりも、羊や洗濯物の“白”が印象的だったなぁ(汗)。そして《着衣のマハ》もそうだったんですが、当時の靴がとんがっているせいか、妙に足が不自然なのが気になる。。。つまらないところばかりに目が行ってしまう自分が恥ずかしい。 |
今回僕の一番のお気に入り。とんがり帽をかぶった3人の魔女が一人の若者を抱えて不合理にも闇の中へと消え去ろうとするシーン。白い布をかぶった男性は魔女を拒絶しようとしている。右下にはロバがいる。ちなみにロバは無知の象徴なんですって。かわいそう、ロバ。。。 今回の展示会のテーマとなっているように、宮廷の華やかな【光】とは裏腹に、人間の闇と真実を描いた【影】の部分。 |
展示会場ではペンが使えないので(たいてい鉛筆は可。言えば貸してもらえる場合がほとんど。)、iPhoneに気になった絵の番号だけメモっているのですが、この番号何でメモったんだっけ?とりあえず記憶では墓地の岩に女性が寄りかかっているシーンなんですが、実はX線で通して見ると岩だった部分は元々暖炉だったそうで、その絵から塗り替えたんですって。 正直、気に入ったわけでもないのに番号をメモっていたのはなぜなのか。ただ単に別の番号と書き間違えたのか気になったので、この絵がどんな絵なのかネットで調べてみました。するとこんなページを見つけました。こちらの方は岩が顔に見えると言います。岩の下部に大きなたらこくちびるが、岩の右上の黒い部分と、その左の部分が目。ところがこの方はずっと引っかかっていたそうで、しかしプラド美術館を訪れたときにそれは“コーニョ”だと言うことに気がついたそうです。コーニョはスペイン語なんだそうですが、この方はわからない方はスペイン語を勉強してくださいと書いてある。そう言われたらやっぱりGoogle先生に聞いてみますよね。女性器を指す卑猥語なんですって。他にも英語で言うところのFuck(くそっ!ちくしょう!的な)いう意味でも使われるみたい。 ゴヤがコーニョを描いたのかは定かではありませんが。。。 |
ゴヤの闘牛は華やかさがなく、【影】すなわち、悲劇と暴力を描いていたため商業的には失敗したそうです。 |
ゴヤは教会を批判したことがあり、宗教画は注目されなかったんですって。でも今回の展示の中で唯一見たことのある絵でした。 |
招待者の多くは同じ会社の人。会場内、今の部署、前の部署、その前の部署の知っている人がちらほら。会うたび、会うたび、「妻です。」と紹介される。社内の人とは言え同じ事業所に6千人以上人がいるので部署が違えばまず会わない。10年ぶりに会った前のそのまた前の上司の奥さんを紹介されても。。。恐らくもう2度と会わないと思いますし、年賀状でお顔は存じ上げてますから。そんなのが5回も続いたら、正直自分の世界に入らせてくれぇ~って思いますよね。 と言うのはこちらの記事の最後でも書いたのですが、10月はちょっと人間不信期間中だったんです。(記事にするのが遅くなりましたが、この展示を見に行ったのは10月です。^^;) なので、出来るだけ人と接触したくない期間だったのに、話しかけられまくったもので。。。もう10年も会わなかったのに、覚えてくれていて、話しかけてくれて、ありがたいことですよね。 |
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おいしいんだけどさぁ、別々に食べようよ。ハンバーグと天ぷらって…。ハロウィンだからってそんないたずら心を出さなくても、ねぇ。 心もおなかも大満足なアフターファイブでした。 プラド美術館所蔵 ゴヤ -光と影は、上野・国立西洋美術館で2012年1月29日まで。 |










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