映画：エクリプス／トワイライト・サーガ

ヴァンパイアと人間の禁断の恋、さらに人狼まで出てきて三角関係。男性には苦手そうなラブストーリーを描いたトワイライトサーガの３作目、エクリプス／トワイライト・サーガを観てきました。 　前作の記事はこちら。

●ストーリー（ネタバレあり）

　その頃、シアトルでは死者や行方不明者が続出。ベラが暮らしているフォークス出身のライリー（ハヴィエルサミュエル）もその一人。両親たちはポスターを貼ったり、地元であるフォークスの警察にも相談をしていた。
　彼はヴァンパイアになっており、“ニューボーン”と呼ばれるヴァンパイア集団を率いていた。ニューボーンとは人間からヴァンパイアになったばかりのヴァンパイアのことを言う。彼らは血に飢え、理性を失って本能に従うため、血の欲しさいつでもどこでも人間を襲う危険な集団だ。

　愛するエドワード（ロバート・パティンソン）を追ってイタリアへ旅立ったことを父にとがめられ、ベラ（クリステン・スチュワート）４時という門限をつけられてしまう。限られた時間を二人で過ごすベラとエドワードだが、エドワードはベラに結婚を申し込む。
　一刻も早くエドワードの手によってヴァンパイアの仲間になりたいベラ、ヴァンパイアにする前にプロポーズをするのが先だというエドワード。エドワードは、ヴァンパイアになれば無限の時間をずっとヴァンパイアとして過ごさなければならず、少なくとも高校を卒業するまでは人間としての人生を謳歌してもらいたいという思いがあったからだ。

　そんな幸せいっぱいの２人だったが、フォークスの森に再びヴィクトリア（ブライス・ダグラス・ハワード）が現れた。彼女はかつて恋人をエドワードに殺され、その復讐のためベラの命を狙っている。そのヴィクトリアを捕まえようとエドワードの家族、カレン一家とオオカミ族が森の中を走る。そんな時カレン一家のエメット（ケラン・ラッツ）がオオカミ族の領域に入ってしまい、両種族間に緊張が走る。
　身の危険を感じたベラはオオカミ族の敷地へ避難することにする。ベラに思いを寄せるジェイコブ（テイラー・ロートナー）は、その叶わぬ思いの苦しさからベラから距離を置いていたが、ベラが自分たちオオカミ族を頼って来たことに喜びを感じる。
　ヴィクトリアの捜索とベラの警護を、カレン一家とオオカミ族が交互に行うことにする。ベラと二人きりになったジェイコブは、ベラがヴァンパイアになる決断をしたことを知り、怒りと焦りを覚え、勢いに任せてベラにキスをする。起こったベラはジェイコブを殴るが逆に手をねんざしてしまう。その事を知ったエドワードはジェイコブに詰め寄り、二人の間の緊張は高まる。
　一方、ベラの決断を快く思わない者がもう１人いた。ロザリー（ニッキー・リード）だ。自分に対して冷たく接するロザリーにベラは「：「ロザリー、私　あなたに何かしたかしら？」と問う。「あなたのこときらってるわけじゃないの。特別好きってわけでもないけど。ただ　あなたがうらやましい…」と答えるロザリー。：「ヴァンパイアーになるか自分で決められるのよ。わたしに、選択の余地はなかったわ。わたしたち家族のだれにも…それなのにあなたは間違えた道を選ぼうとしている。」と続ける。
　ロザリーがかつて人間だった頃、結婚式を１週間後に控えた４月の寒い日。フィアンセが友達に「いい女だろ。」と言う。その友人は「服を着ていちゃわかんねぇな。」と良い、フィアンセと友人たちは路上でロザリーの服を脱がせてしまう。雪が降り始め自分の惨めさに耐えられなくなったロザリーはそこで死が訪れるのを待ったが血の臭いをかぎつけたカーライル（ピーター・ファシネリ）にヴァンパイアにされたのだ。その後、ロザリーはフィアンセと友達に復讐をする。
　人間でいれば結婚して、子供を作って、子どもに看取られながら死んでいく。そんな幸せを感じることはもう出来ない。その幸せを自ら捨てようとするベラを許せないのだ。

　卒業式の日、カレン家で卒業パーティーが行われた。ベラ以外のクラスメートはカレン家に初めて訪れる。その素敵な家にみんな感激している。ジェイコブもまた敵対するカレン家に来るのは初めてだった。「なぜ来たの？パンチは誘いを取り消すって意味だったのよ。」と言うベラ。そんな時、アリス（アシュリー・グリーン）が予知をする。ニューボーンたちがベラを襲いに来ることを。そしてヴォルトゥーリー族のジェーン（ダコタ・ファニング）らもこちらに向かっている。
　ベラを守るという共通の目的を達成するため、敵対するカレン家とオオカミ族が手を結ぶ。ニューボーンは理性を失いやすく凶暴で、人間の血が体内にまだ残っているため強靱な肉体を持っている。このため特別な訓練が必要だという。ニューボーンとの戦闘を経験しているジャスパー（ジャクソン・ラスボーン）を指揮官に訓練が始まる。ジャスパーはかつて南北戦争の頃、騎兵隊の将校だったが、美しい女性・マリアに惚れてしまう。それがヴァンパイアだとも知らずに。ヴァンパイアとなったジャスパーはそのマリアが自分を利用しているだけ友知らずにそのマリアの言いなりになる。その頃、人間の南北戦争とは別にヴァンパイア界でも南北戦争が起きており、マリアは凶暴なニューボーンを組織して立ち向かうことを決めた。その指揮にはジャスパーがあたっていた。ジャスパーはマリアに利用されていただけだと言うことを知り、マリアの元を去る。ジャスパーはこれまでの殺戮から逃げ、人間を狩らないで生きるカーライルたちと共に生活するようになったのだ。

　一方、ジェイコブはベラを山の上へと運ぶ。ジェイコブ、すなわちオオカミに運ばれることでベラの匂いを残さずに避難させることが出来るからだ。エドワードも一緒に向かう。しかしまだ山の上は寒く、ベラは凍えそうになる。しかし体温のないエドワードにはどうすることも出来ない。ジェイコブは自分の体をベラにつけ、ベラを温める。
　その様子を見ていられないエドワードは外に出、翌朝、ジェイコブに聞こえるようにベラと自分が結婚することを話す。怒りと悲しさで耐えられなくなったジェイコブ。そんな時、ニューボーンのリーダー・エメットとヴィクトリアが現れる。ヴィクトリアはベラではなくエドワードの匂いをかぎつけて追ってきたのだ。
　下界ではカレン家そしてオオカミ族とニューボーンたちが死闘を繰り広げていた。山頂でもベラを守るための戦闘が始まる。

●感想、思ったこと（ネタバレあり）

　う～。切ない。切ないよ～ジェイコブぅ～。

実は恥ずかしい話になりますが、結婚を意識した彼氏がいるという女性を好きになってしまい、しかもその女性はベラのように僕にも優しくしてくれ、ついジェイコブと同じ行動に。。。殴られはせずに笑顔で答えてくれましたが。当然、叶わないわけで、ジェイコブと同じ結末になりましたが。しかも超最近なんよね。そんなわけで

　ジェイコブに共感。なので、ベラ、人間のままでいて～。と祈っていましたが、やっぱりエドワードを選んじゃうのね。ロザリーにあれほど説得されたのにぃ～。ジェイコブを選んでくれたら僕の心も救われたのに。。。

　オオカミ族とニューボーンの戦いのシーンも迫力あったし、ロザリーやジャスパーの過去なども明らかになったし、僕的には満足の作品でした。でも前作同様ダコタちゃんがやっぱりちょい役だったのが寂しいぁ～。
　感想を書いていると、だんだん上で書いたことを思いだしてきてつらくなるので、
　今回の記事は感想が短めですみません。
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観て良かった度：●●●●● ５点　最低１点、最高５点

• エクリプス／トワイライト・サーガ公式サイト
  
• 前作の記事はこちら
  
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• デビッド・スレイド（監督）
  
• ステファニー・メイヤー(原作)
  
• クリステン・スチュワート（ベラ・スワン 役）
  
• ビリー・バーク(チャーリー・スワン 役)
  
• ロバート・パティンソン(エドワード・カレン 役)
  
• テイラー・ロートナー(ジェイコブ・ブラック 役)
  
• ダコタ・ファニング(ジェーン 役)
  
• ピーター・ファシネリ(カーライル・カレン 役)
  
• ケラン・ラッツ(エメット 役)
  
• ニッキー・リード(ロザリー 役)
  
• アシュリー・グリーン(アリス 役)
  
• ジャクソン・ラスボーン(ジャスパー 役)
  
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