コンサート:さだまさしコンサートツアー2010「予感」



 さだまさしコンサートツアー2010「予感」に行ってきました。昨年は行かなかったのですが、2008年、2007年、2006年と毎年行っています。今年も仕事の関係で無理かなぁと思っていたのですが、なんとか早く帰れることに。そうは言ってもチケットはもう買えないだろうと思っていたら、3日前くらいに、緊急追加販売。まぁ、つまり売れ残っていたわけですね。発売日はすっかり忘れていて翌日、つまりコンサートの2日前にチケットを購入。
 仕事を早く切り上げて東京国際フォーラムに向かいます。チケットを切ってもらって中に入りますが、席番号が書かれていない。どうやらこのチケットは当日に座席指定のチケットに交換しなくてはいけないらしく、一度外に出てチケットを交換します。チケットをもう一度切ってもらって中に入ります。
 席は・・・。予想はしていましたが2階席のかなり後ろ。2階席のくせに階段に書かれているフロアは7階です。途中「チケットの扉番号○番の方は、もう1つ上に上がっていただく形になります。」と案内があります。「どんな“形”なんだ?」と変な日本語に戸惑いながら、一番上まで上がります。
 席に座るとなぜか僕の左右があいています。左右どころか左左左右右があいています。ラッキーと思いながらもちょっと寂しい。

 さて時間になって始まりますが、いきなり「主人公」「案山子」と超有名どころで好きな曲が連続で登場です。これにはビックリ。そしてトーク。なんと今回はソロになってから3,800回目のコンサートなんですって。
 今回のコンサートは休憩なし。皆さん大人ですからトイレは適宜行ってください。そのタイミングで皆さんがどういう人なのかわかりますね。歌が始まるとトイレに行く人もいますし。お仕事帰りの人は眠っちゃうのもわかります。でもトークが始まったら起きるのはやめてくださいと、のっけから笑いの渦です。

 そして次は「エトランゼ~異邦人~」「桐の花」。
 「たくさん曲を作ってきたけれど、どれが一番好きですか?」なんて質問をされることがあったそうです。子供を持つ親に「どの子が一番好きですか?」と聞くのと同じで答えられるわけがない。ごもっとも。これだけ曲を作っていると、この曲はこういう人たちに受けるだろうなと言うのがわかってくるそうです。人それぞれの経験や感性があるので、すべての人が良いと思ってくれる曲はない。でも自信のある曲というのはあるそうで、歌詞に自信があるのがこの曲。「北の国から」。ここで笑いが起こります。そしてお客さんと一緒に「北の国から」を歌います。歌詞と言っても「あ~あ~あああああ~あ~。ん~んんんん~♪」ですからね。
 続いて「秋桜」です。笑いからしんみりへと雰囲気が変わります。


 そうそう、トークのことを書くのを忘れていました。実は「北の国から」はサッポロビールクリーミーホワイトという新ジャンルビールテイスト飲料のCMで使われているんです。それが縁でコンサートに来てくださっている方に1本ずつサッポロビールからプレゼントなんですって。ここで大拍手。コンサートの前に配っちゃうとみんな飲んじゃうから帰る時にお渡ししますですって。冷えてないのは飲まないだろ~。と思いながらも、売店でビール売っているから先に配っちゃうと売店が売れなくなっちゃうのかなと大人の事情も考えます。喜んでいるお客さんを尻目に「僕はひと箱もらっちゃったもんね。」と付け加えるさださんです。
 もちろん時事問題のトークもあります。尖閣諸島に関してこのままじゃ島全部取られちゃう。日本に興味がないならば日本という国を解散しちゃっても良いんじゃないかなんてことを冗談を交えて話します。

 最新アルバムから「つくだ煮の小魚」「静夜思」。
 「つくだ煮の小魚」はCDを聞いた時、なんだこの変な歌詞と思ったのですが、この詩は“井伏鱒二(いぶせますじ)”と言う人の詩だそうです。僕は知らないのですが、この人の弟子は皆さんも知っていると思います。太宰治なんですって。小魚のつくだ煮を買って帰る途中に水たまりに落としただけで、こんな詩を書く井伏鱒二の感性はすばらしいと言っていましたが、残念ながら僕にはその良さがわからず・・・。
 そして「静夜思」では月の話題から、昔、好きだった女の子との思い出話を披露です。さださんが子どもの頃は女の子と夜歩くだけで不純異性交友と言われた時代。そんな時、その女の子から円盤を見るツアーに誘われ行ったそうです。夜中丑三つ時に富士山の麓に来たが、夜中なので富士山も見えない。そんなところでちょっとかっこいい男の人がUFOについて話をして、円盤を呼ぼうと思いますと話したそうです。「それではみんな手をつないで。」女の子達はそのかっこいい男の近くに寄ってしまい、さださんの隣はちょっと小太りな男。汗ばんだ手を握って輪になると。「では心を一つにして~。」とかっこいい男。すると小太りの男が「来てくださ~い。」といきなり叫び出す。するとみんなも「来てくださ~い。」と続けたそうです。自分もイヤイヤながら「来てくださ~い。」ところがかっこいい男が「この中に信じていない人がいます。心を一つにといったでしょ。」と言う。「信じていない俺がいたら来ないよなぁ。」と思いながらも続けると、「来た!」と小太りの男が叫んで、興奮は絶頂。でも「あれは人工衛星だよなぁ。」と思いながらも言えない自分。
 笑っているお客さんに、「はずかしいんだから、やってみな。来てくださ~い。」するとそして会場のお客さんみんなで笑いながら「来てくださ~い。」もう会場中大笑いです。
 円盤の正体がわかったというさださん。でも誰にも言わないでと言われたので内緒です。

 と言うわけで次の曲は「思い出暮らし」「その橋を渡る時」「献灯会」。
 百観音明治寺というお寺では毎年7月に百観音献灯会という催しがあり、これが「献灯会」という曲の題材になっています。この住職(?)が仲が良く、毎年コンサートや、クリスマスディナーショーに来てくれたそうです。住職がクリスマスディナーショーに来るのは違和感があったらしいですが・・・。残念ながら若くして亡くなってしまったそうです。亡くなる時に「さださんには元気で、(みんなが元気になるよう)元気(歌)を届ける責任がある。」と言ってくれたそうです。
 最近、さださんのお父さんが亡くなったこともあり、「生きるとは、話すこと、話しかけること。」そう思って生きてきているそうです。

 「精霊流し」「セロ弾きのゴーシュ」「ONLY~薔薇園~」

 そしていよいよクライマックス。「天然色の化石」。太鼓があったので絶対この曲はやってくれる!と思っていた「修二会」で締めくくります。

 盛大な拍手の後にもう一度幕が開くと、ステージのバックがキレイな桜の花。季節外れですが、これ、最新アルバム「予感」のジャケットをイメージしているんでしょう。そしてアンコール曲はそのアルバムから「片恋」です。

 笑いあり、笑いあり、歌あり、感動あり、笑いあり。そんなコンサートでとっても楽しかったです。


 コンサートが終わって帰ろうとすると、小雨の中、杖をついているので傘も差せない僕の2倍の年齢くらいの女性が歩いていました。さださんの「生きるとは」に勇気をもらって声をかけ、有楽町駅まで傘をさして歩きました。埼玉からさだまさしのコンサートのために出てきたそうです。なんかそんな時しかそんなことをしない僕って偽善者だなぁと思いながら新橋へ向かいます。
 実は知り合いが店長になったという新橋のキリンシティまで足を伸ばすためです。木曜日ですが結構混んでいて、あまり話は出来ませんでしたが、店長オリジナルメニューが美味しくて飲み過ぎちゃいました。


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この記事へのコメント

ホワイトぼうや
2010年10月09日 17:42
しない慈善よりする偽善、とかって言葉ありますよね。
2010年10月10日 01:35
ホワイトぼうやさん、コメントありがとうございます。
> しない慈善よりする偽善
ま、確かにそうですね。あのおばあさん、喜んでくれていたならいいですが・・・。いいことするのも勇気がいりますね。

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