コンサート:くるみ割り人形




 読売日本交響楽団スターダンサーズ・バレエ団がお贈りする“くりみ割り人形”を見てきました。
 「バレエ音楽への誘い(いざない)」という触れ込みだったので、実はバレエなしのオーケストラかと思っていたんですよ。しかも去年見たバレエ「デンマーク・ロイヤル・バレエ団」の“ロミオとジュリエット”は16,000円もするのに、今回のは5,000円でしたので値段を考えてもオケだけなんだろうなと思っていました。(“ロミオとジュリエット”の記事はこちら。)
 そしたらバレエ付き。

 実は会場を間違えてしまい「大田区民ホール・アプリコ」でやるはずなのに「大田区民プラザ」に行ってしまいました。間違えに気がついて携帯で場所を調べて急いで向かいます。なんとか開演1分前に到着してぎりぎりセーフでした。


 値段が値段だけに子どもも多い(22歳以下は2,000円なんです。)です。隣も幼稚園児の男の子。斜め前も幼稚園児の女の子。こういうところに来るお子さんはみんなおめかししていてかわいいですよね~。二人とも寝ちゃってたけど。
 くるみ割り人形って、音楽は聴いたことありますがストーリー知ってます?
 簡単に紹介すると・・・、

 クリスマスイブの夜、手品や人形劇を披露して楽しませるドロッセルマイヤー(東秀昭)はクララ(林ゆりえ)にくるみ割り人形をプレゼントします。クララはその人形をとてもかわいがります。パーティーも終わり、みんなが帰ったあと、クララはネズミ軍に襲われます。すると人形が動きだしネズミの王(草場有輝)と戦いますが、ねずみに圧倒されてしまいます。人形がやられそうな時にクララが助けに入り、形勢逆転。人形はネズミ軍を蹴散らします。すると人形は王子(福原大介)に変身し、クララをお菓子の国に招待します。
 そこでは金平糖の女王(白椛祐子)や花のワルツらが踊る楽しい世界でした。

 ●曲目(バレエ音楽『くるみ割り人形』作品71ハイライト)
(1)行進曲
(2)情景
(3)戦闘の情景
(4)美しいお城
(5)金平糖の踊り
(6)スペインの踊り<チョコレート>
(7)中国の踊り<お茶>
(8)ロシアの踊り<トレパック>
(9)花のワルツ
(10)終曲とワルツのアポテオーズ


 第2幕は。。。
 ●曲目(交響曲第5番 ホ短調 作品64)
(1)アンダンテ-アレグロ・コン・アニマ
(2)アンダンテ・カンタービレ、コン・アルクーナ・リチェンツァ
(3)ワルツ:アレグロ・モデラート
(4)フィナーレ:アンダンテ・マエストーソ-アレグロ・ヴィヴァーチェ

 アンコール
・バレエ音楽『くるみ割り人形』より“パ・ドゥ・ドゥ”

 普通、バレエやミュージカル、オペラではオーケストラは舞台下もしくは舞台手前のオーケストラ・ピットという場所にいて客席からは見えない(見にくい)場所にいるのですが、今回の公演では、オーケストラもステージ上に。両方が視界に入る贅沢な公演です。しかも客席のちょうど真ん中の位置でとても観やすい席でした。ところが1つだけ、気になることが。向かって一番左のバイオリニストだけ2つ重なったパイプ椅子なんです。普通の椅子とパイプ椅子と混在しているんですが、なぜ2つ重なっているのか気になって気になって・・・。
 今回はハイライトと言うこともあって40分程度の短いバレエですが、とても幻想的な公演でした。昨年見たロミジュリのような本格的なバレエよりも今回のような作品の方が素人の僕にはあっているのかもしれません。ただ、好きな曲である“アラビアの踊り”がなかったのが残念。
 ちなみに“くるみ割り人形”とは、人形の形をしたクルミを割る道具のことだそうです。なぜ少女にクルミを割る道具をプレゼントしたのか、ちょっと微妙。

 第2幕の“交響曲第5番 ホ短調 作品64”は初めて聴いた曲ですが、交響曲なのに三拍子のワルツが入っていたりと珍しい曲。全体的に力強いメロディが心を揺さぶります。
 “バレエ音楽への誘い”ということだけあって、素人の僕でも十二分に楽しむことが出来た公演です。しかもお財布にも優しい。
 “バレエ音楽への誘い”というシリーズは今後も続くようで、第2回の“シンデレラ”も予約しちゃいました。次回は11月ですが、今から楽しみです。

読売日本交響楽団




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