イベント:六本木に巨大(?)球体アートが登場




 この写真なに?実は、六本木ヒルズアリーナにあらわれた巨大(?)な球体は、武蔵野美術大学の学生さんが、4/23(土)の雨の降る中朝の8時から一生懸命作った、213万分の1の大きさの地球(直径6m)なんです。
 このイベントは、認定NPO法人ワールド・ビジョン・ジャパンが主催するイベントなんです。
 年間880万人の子供たちは5歳の誕生日を迎えられずに亡くなっていきます。予防可能な病気だったり、貧困で食べ物がないためというのが主要因です。そんな子供たちを助けたいという思いでワールド・ビジョン・ジャパンは活動しており、その現実を知って欲しい、そしてみんなで立ち上がって欲しいと言う願いを込めて今回のイベントを行っているそうです。


 今回はスタッフの池内さん(未婚女性←興味で書いたわけでなく、後々重要になってきます。)が、カンボジアについてお話ししてくださいました。
 カンボジアでは70%以上が病院以外で出産するそうです。そのうち半数が生半可な知識しか持っていないお産婆さんによって取り上げられるそうです。木の枝でへその緒を切ったり、庭に生えているハーブでへその緒を結んだりしているそうです。病院も必ずしも設備が整っているわけではなく、左の写真のように生まれたばかりの赤ちゃんを不衛生な毛布にくるんでいるのが現実。畑仕事をしている最中に産気づいて泥まみれで運ばれてくる妊婦や、舗装されていない道を30分以上かけてバイクで運ばれてくる妊婦さんもいるとか。
 お産婆さんでも何でもない出産ならば問題ないのですが、当然帝王切開など出来ませんし、何かトラブルがあれば対処できない。無事に生まれてもお母さんの知識がないため何を与えて良いのか、どう育てて良いのかわからず死んでしまう子どもも多いそうです。
 池内さんがカンボジアなど発展途上国に行くと現地のお母さんに必ず質問されるのが「子供はいるの?」という質問だそうです。「まだいないです。」と答えると「早く結婚して、たくさん子供産みなさい。子どもは死んでしまうものだから。」と言われるそうです。子どもは死ぬものと一般的に考えられているなんて、非常に悲しいことですよね。


 この日は小雨。本降りならばまだ良いんですが、小雨なので風にあおられてアリーナの中まで雨が吹き込んでくるんです。正直、この雨の中、参加する人は少ないだろうなぁと思っていたのですが、傘をさしながら一生懸命聞く人も。仕事帰りのサラリーマンや子どももいて、カンボジアの話をみな一生懸命聞いています。
 ワールド・ビジョン・ジャパンでは、5つの改善を行っているそうです。
(1) 保健センターの設備の充実
(2) 保健センタースタッフやお産婆さんのトレーニング
(3) お母さんへの啓蒙活動
(4) 村から保健センター、保健センターから病院への搬送システム
(5) 基金の設立


 続いてワールド・ビジョン・ジャパンの代表が今回のイベントについてお話ししました。
 政府は政府なりの支援方法がある。でもそれだけではなく市民が一人ひとりがやれることがある。そのために「やるぞ!」という気持ちをこめて、この地球の模型に一人ひとりの手型を押すイベントを企画したそうです。5月5日のこどもの日までに20,000人の手型を集めるのが目標。この日、六本木に集まってくれた人は約300人。24(土)、25(日)で、合計2,000人分の手型を、そして六本木に集まれない人もネットで手の写真を投稿することも可能。(投稿はこちらから。)
 集まった手型1つにつき、100円がパートナー企業であるプレコフーズ山中製菓が寄付をするそうです。
 ちなみに、日本も戦後に他国のワールドビジョンから支援されていたこともあり、今こそ発展途上国で亡くなっていく子供たちを助ける時だと言っていました。



 さて、いよいよ手型を押す時間がやってまいりました。まずは手袋をして手に絵の具をつけます。

 そして手型を押していきますが、最後の方になるともう手の届くところは埋まってしまっているのでジャンプして押す人も。

 スタッフに手伝ってもらいながら押す子ども。無邪気でとてもかわいらしい子どもで、プレスの方やスタッフのカメラマンもそして僕も、みんなのカメラがこの子を狙っています。

 これが僕の手形。赤にしようと思っていたんですが、赤は絵の具が少ないらしい。。。



そしてこれが、23日(金)時点の完成系。
まだちょっとさみしいですね。


 日曜に出かける用事があるのでその帰りに六本木に寄ってどのくらいになったのか見てこようと思います。

 みんなを助けることはできないかもしれないけれど、誰かを助けることはきっとできるはずです。みなさんの協力をお願いします。手形投稿ページ







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