コンサート:三浦友理枝さんのチャリティコンサート(ピアノリサイタル)に行ってきました。



 会社帰りに凸版印刷主催のチャリティコンサートに行くことにしました。
 三浦友理枝さんのピアノリサイタルです。英国王立音楽院の学士課程、修士課程を主席で修了し、数々のコンクールで1位や特別賞を受賞したこともある方です。

 しかし当日、電車が人身事故で止まってしまい、19時開演なのに間に合わない。電車に乗ろうとした駅が乗換駅じゃなかったために別の電車が走っている近くの駅までダッシュ!そう言えばこんなに走ったのって久しぶりかも。京急の普通電車しか止まらない駅だったので走ったにも関わらず電車が全然来ない。
 会場の最寄り駅である飯田橋に着いてからも走ったものの、結局25分の遅刻。汗は出るし、正直もうピアノリサイタルという気分じゃなくなっていました。途中何度帰ろうかと思ったことか。
 遅刻すると曲の合間にしかホールに入れてもらえず、結局ロビーで10分程度待たされました。ホールに入ってからも休憩まで20分は席に案内してもらえず、入口横で丸椅子に座らされての鑑賞。
 聞きたかったショパンの幻想即興曲嬰ハ短調Op.66を含め、同じくショパンのノクターン第18番ホ長調Op.62-2、3つの練習曲、ラヴェルの水の戯れは聴けずじまい。ラヴェルのソナチネは丸椅子での鑑賞で全然印象に残っていません。残念。


 休憩をはさんで、太田胃散のCMで使われている7番イ長調を含むショパンの24の前奏曲Op.28です。
 会社から一度帰らずに直接会場に来ていれば、あの駅ではなくちょっと歩いて別の駅から乗っていれば事故の影響に巻き込まれずにすんだのに・・・。電車止まっていることがわかった時点であっちの方から来ればもうちょっと早く着いていたかなぁ。いろんなことを考えてしまってピアノに集中できません。しかもチケットをとったのが1週間前で後ろから2列目なので、写真を見ると美しい方なのに全然見えません。
 結局、全然コンサートの雰囲気に浸れないままアンコールです。ちょうどバレンタインとホワイトデーの間の季節と言うことで、イギリスの作曲家が奥さんのために書いたという曲(曲名は失念)や、ドビュッシーの“月の光”などを演奏してくれましたが、なんと信じられないことが!前の方の客の携帯がなったんです!バイブではなく着信音が!クラシックのコンサートで、携帯の着信音ですよ。信じられますか?!
 今回は本当についていない。さんざんな日でした。


 三浦さんは下手から出てきて拍手を受け、ピアノの前に座った瞬間に引き出すんです。普通なら一呼吸置いて「さぁ弾くぞ。」って気合いを入れてから弾くと思うのですが、まだ拍手も鳴り止まないうちに引き出すんです。彼女にとってリサイタルはもう日常のことなんですかね。気合いを入れる必要もなくあんなにすばらしい演奏が出来るんですね。
 ピアノの鍵盤って結構固いじゃないですか。優しい音、迫力のある音、1時間も休憩なしで引き続けるんですよ。どんな手の腱と筋肉しているんだろう?
 そして話し方はちょっとさばさば。音楽家ってもっと情熱的というかそういう雰囲気があるのかなと思っていましたが、なんか紙に書いた台詞を読んでいるような感じ。ちょっと拍子抜けです。
 リサイタル終了後にCDを買った人向けのサイン会なんかがあったそうですが、もう僕は完全にそう言う気分でないのでさっさと帰ってきました。

 ちなみにチケット収入の内、出演料を除いた全額が国連UNHCR協会に寄付され、アジア地域の難民キャンプで暮らす子供たちの教育支援に役立て、識字率向上を目指すそうです。ちなみに今回このリサイタルを知ったのも国連UNHCR協会のメールマガジンからでした。



↑試聴できます。


三浦友理枝のCD



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