映画:彼岸島



 B級ホラーの匂いがぷんぷんする作品、彼岸島を観てきました。



●ストーリー(ネタバレあり)
 高校生の宮本明(石黒英雄)は不良グループのリーダーの妹をふったため、リーダーに追われるはめに・・・。それを助けてくれたのは謎の美女・冷(水川あさみ)だ。彼女によると2年前から行方不明になっている明の兄・篤(渡辺大)が彼岸島という孤島にまだ生存しているという。
 そんな島は地図にも載っていない。明だけでなく幼なじみのユキ(瀧本美織)、斉藤ケン(弓削智久)、西山(足立理)、加藤(半田晶也)、ポン(森脇史登)らは、そんな話を信じられるわけもない。そもそも彼女は何者なのか?彼らは冷のあとをつけることにする。
 雨の廃墟、冷と一緒にいた男が少女を襲う場面に出くわした彼らは恐ろしくなって逃げだそうとする。しかしその男・五十嵐に見つかってしまう。それを助けてくれたのはまたもや冷だった。冷はフォークリフトで五十嵐を串刺しにしたあと、頭を割る。
 人間とは思えない怪力と生命力を目の当たりにした明たち。冷の話では、彼岸島では吸血鬼がはびこり、そこに連れて行かれた篤は吸血鬼らと戦いながら生きているというのだ。篤らを助けられるのは篤の弟である明しかいない。篤や他の人間を助けるため、明に島に来て欲しいと言うのだ。
 死を覚悟の上、明は島に行くことを了承する。しかしケンは「ばかばかしい」と取り合わない。ケンには秘密があった。自分も行こうとすれば他のみんなもついてくるに違いない。ケンはあの場では行かないと言っておきながらあとで明に合流するつもりだった。
 しかし幼なじみであるみんなはケンの気持ちもわかっていた。明け方の港に集まるみんな。ユキは帰れというケンだが、一度言い出したら聞かないユキ。一人心配しながらみんなの帰りを待つのがどれほどつらいかわかる?と一歩も譲らない。結局、明、ケン、ユキをはじめ西山、加藤、ポンみんなは冷に連れられて彼岸島へと向かう。

 島に着いた一行は寂しい村へと向かう。一人の老婆が現れ、油断した加藤。その老婆の一声であちこちから吸血鬼と化した村人に取り囲まれ、あっという間に捕まってしまう。そんな時、冷がいないことに気がつく。冷にはめられたのだ。
 冷は吸血鬼の長である雅(山本耕史)に操られ、食料となる人間を連れて戻ってくる仕事をさせられていたのだ。
 一方、明らは誰が最初に犠牲になるかと聞かれ、加藤らはポンを突き出す。その様子を見たケンは自分が最初だと言いだし、奴らに連れて行かれる。ケンはその隙を見て牢屋の鍵を明に手渡す。
 明らは奴らの目を盗んで抜け出すことに成功するが、ユキはケンを助けると言い、連れて行かれた方へと向かう。ユキはケンのことが好きなのだ。ユキに好意を持っている明もまたユキとケンを心配してケンを助ける手助けをする。一方、加藤と西山、ポンはそのまま逃げる。
 明らはケンを助けることに成功し、3人は待ち合わせ場所である島の一番高いところへと向かう。そこには加藤と西山もいたが、ポンがいなかった。ポンは何かあったらまた僕を犠牲にするんでしょと一人で逃げることにしたのだ。ポンのことを心配する明たちだが、今は篤を捜す以外に彼らに道はなかった。
 明らが森を歩いていると、男が襲ってきた。篤だった。2年ぶりの再会を喜ぶ明だが、篤は「なぜここに来た」と厳しい顔をしている。「だって兄貴のことが心配だから。」「誰が心配してくれと頼んだ。」「ここは危ない。ひとまず森を出よう。」
 一行は旧日本軍が使っていた施設で休息をとる。そこにポンがやってきた。ポンと再会できた明らは喜ぶが、すでにポンは吸血鬼にされてしまっていた。しかも再生された五十嵐や雅も一緒だ。篤らは抵抗しながら逃げ出すことに成功するがにユキをさらわれてしまう。
 この島には家族や大切な人を殺された人たちが抵抗しているレジスタンスがある。篤はそこへと向かう。篤はレジスタンスのリーダーである師匠に明たちを預け、一人雅を倒すために出かけようとする。自分も戦いたいそう思った明は師匠に稽古を付けてくれるように懇願する。
 レジスタンスでは誰かが捕まったら心を鬼にして見捨てるのが掟だった。深入りすればもっと多くの仲間あるいは自分を失う危険性があるからだ。しかし明の姿を見て、レジスタンスのメンバーの心も動いた。師匠、篤、明をはじめレジスタンスのメンバーは雅を撃つべく立ち上がる。






●感想、思ったこと(ネタバレあり)
 B級ホラーが好きなので、最初はやっぱりB級ホラーだなぁっていう感じでしたが、途中から飽きてきて、、、そして退屈になってきて、、、早く終わってくれぇ~。という感じ。B級ホラーで122分って長い・・・。
 水川あさみ山本耕史の美しさしか見所がないです。
 キャストの話が出たのでついでですが、ユキ役の瀧本美織は昨年からCMなどで活躍するも女優としては本作がデビュー作。他の若手俳優があまりうまくないので、瀧本美織の演技も普通に見えます。。。
 ストーリーで気になったところと言えば、あんなに吸血鬼がいてエサとなる人間があんなに少ないペースでしか送られてこないんだったら、足りなくない?と思ったので調べてみたのですが、吸血鬼にとって人間の血は食料ではなく、邪鬼(オニ)や亡者にならないようにするためにワクチン的なものなんですって。
 吸血鬼を題材にした映画はたくさんありますが、24 -TWENTY FOUR-シリーズのキーファー・サザーランドが吸血鬼のリーダーを演じたロストボーイという作品が多分僕が観た中で一番最初の吸血鬼映画だったと思います。今思うと別に特徴のある作品ではないですが、子どもの頃は何度も繰り返し観ていたような気がします。アニメですが吸血姫美夕にも一時期はまっていました。
 吸血鬼ものはどの作品も作者の独特の世界観があって好きなんです。



観て良かった度:●○○○○ 1点 最低1点、最高5点






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この記事へのコメント

2010年02月15日 23:08
TB有難うございました。
事前に原作を読破して臨んだのですが
原作の押さえるべきポイントが
ズレていたような気がしました。
原作の映画化は難しいですね。
3部作という噂もありますが、果たして…

今度、訪れた際には、
【評価ポイント】~と
ブログの記事の最後に、☆5つがあり
クリックすることで5段階評価ができます。
もし、見た映画があったらぽちっとお願いします!!
2010年02月15日 23:17
シムウナさん、こんばんは。
この映画も「映像化不可能と言われた作品」と書かれていましたが、誰がそう言うことを言っているのか?!シムウナさんのブログを読んでそう言う意味で映像化できないと言われていたのかなと納得しました。
これ、三部作なんですか?もうお腹いっぱいです(汗)

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