映画:秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE3 ~http://鷹の爪.jp は永遠に~



 2010年5本目はシュールな笑いが人気の秘密結社 鷹の爪の第3弾、秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE3 ~http://鷹の爪.jp は永遠に~です。

 1作目(秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE ~総統は二度死ぬ~)の記事はこちら
 2作目(秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE II ~私を愛した黒烏龍茶~)の記事はこちら




●ストーリー(ネタバレあり)
 秘密結社 鷹の爪の団員たちは長期休暇を取っていた。総統と菩薩峠君は栃木へ。戦闘主任の吉田君はフィリップを連れて島根へ帰ろうとしていた。しかしチケットを買おうとするが島根なんて日本にはないと言われてしまう。仕方なく二人は隣の鳥取を満喫して帰ってきた。
 総統、菩薩峠君、吉田君、フィリップが帰ってくると秘密基地が何ものかに荒らされていた。冷蔵庫は食い荒らされ、トイレは流されていない。そんなことをするのは一人しかいない。正義の味方デラックスファイターだ。
 しかし問題はそれだけでは終わらない。レオナルド博士が帰ってこないのだ。休みでお金を使い果たした総統は来月の家賃を払えない。総統はレオナルド博士に100円均一の材料でエコポイント効果で売れに売れている液晶テレビを作ってもらい、それを売って家賃にしようとしていたのだ。
 大家さんからも家賃を滞納しないように釘を刺されていた総統は大慌て。レオナルド博士の履歴書を引っ張り出して、実家がテキサスにあることを知る。総統らは早速的札にあるヴィンチ家に向かう。
 総統らが道に迷っていると、一人のおじいさんが通りかかる。総統がおじいさんに道を尋ねるが、自分も道に迷っていると言われる。しかし彼の孫(もう中学生)がヴィンチ家の場所を知っており、なんとかヴィンチ家に到着。
 立派な屋敷にはレオナルド博士はいなかった。その代わり総統らを待ち受けていたのは、ジャック・バウアーに似ていないジョン・ジョロリンだった。彼はTTTT(テロ対策ったい)のエージェントで、レオナルド博士は恐ろしい陰謀に巻き込まれ、何ものかに連れ去られたというのだ。

 その頃、アメリカの大統領に就任したオババ大統領が、人類の夢、核兵器の放棄を宣言する。寝耳に水の閣僚たちは大統領に反発。世界が混乱に陥るというのだ。日本をはじめアメリカに守られている同盟国は大混乱。アメリカが軍縮すれば他国が襲ってくるかもしれない。そう考えた国々はこぞって核兵器を手に入れようとする。隣国が軍拡をしているという情報を得た国々も一斉に軍拡政策をとるようになる。
 一方、アメリカの軍事産業の頂点に立っているサドルストーン・コーポレーションはアメリカの軍縮に伴い存続の危機に瀕している。オババ大統領が核放棄の撤回をしなければ政府転覆を起こす可能性さえあるというのだ。

 一方、当の本人であるレオナルド博士はかつての友人であるジュリエット(川村ゆきえ)に呼ばれていた。歌手を夢見るジュリエットは、自分の才能を認めてくれるウォルター・サドルストーンとつきあっていた。レオナルド博士はジュリエットの言うがままにサドルストーン・コーポレーションの秘密研究所へと連れて行かれ、そこで秘密兵器の開発をしていた。

 総統とジョン・ジョロリンはヴィンチ家にあったパソコンの手掛かりから秘密兵器開発のためレオナルド博士はサドルストーン・コーポレーションに拉致されたことを突き止める。一行は前作のMr.Aに頼んでサドルストーン・コーポレーションの秘密研究所の場所を突き止め潜入する。そこで秘密兵器を開発するレオナルド博士を見つけるが、警備に見つかってしまう。なぜ博士は裏切ったのか。そもそもレオナルド博士は何ものなのか、なぜクマなのか。
 捕まってしまったジョン・ジョロリンは総統たちに自分はTTTTのエージェントではなくただのメールを配達のアルバイトだと打ち明ける。世界を守りたい気持ちが強く、FBIなどの就職試験を受けるがことごとく落ちてしまい、ようやくTTTTのアルバイトになれたという。総統はそんなジョン・ジョロリンを励ます。
 そうこうしているうちにレオナルド博士が開発した最終兵器“博士の動く城”が完成する。どんな武器も効かない装甲に恐ろしい火力。
 総統らは敵の隙を見て抜け出した。ジョン・ジョロリンはオババ大統領にサドルストーンの悪事を報告する。オババ大統領は海軍が終結している地点に合流するようにジョン・ジョロリンに指示をする。

 ちょうどその頃、世界の混乱を目の当たりにしたオババ大統領は核撤廃を撤回。軍縮に応じなかった国々に制裁を加えると発表。そう、博士の動く城の開発を命じていたのはオババ大統領本人だったのだ。大統領は世界を攻撃するきっかけが欲しかったのだ。
 その発表を聞いた総統とジョン・ジョロリンは周りにいる海軍が味方ではなく敵だと言うことに気がつき、離脱を計る。
 なんとか海軍をかわした一行だが、博士の動く城は刃が立たない。そんな時、博士はそんなこともあろうかと非常停止装置を用意しているという。しかしその装置はサドルストーンに見つからないように鷹の爪の秘密基地に隠しているという。当然ここからでは操作できない。しかし博士は余裕だ。なぜなら基地を荒らすデラックスファイターがいるからだ。
 かくしてデラックスファイターは非常停止装置のボタンを押すのか?
 そしてレオナルド博士の正体が明らかになる。



 むかしむかし、心優しい古墳の娘コフィー(相沢舞)は優しいお父さんととても穏やかに暮らしていました。ところがある日お父さんは突然再婚し、継母とその子供たちと生活することに。しかもお父さんは突然死んでしまい、コフィーはいじわるな義姉・ダニエルらにいじめられる地獄のような生活が始まりました。
 ある夜、皆のあこがれの的であるチャールズ王子が花嫁候補を決める舞踏会を開催します。ダニエルらもそこに出席することにしますが、コフィーはダニエルからフラッシュアニメでも作っておきなさいと言われ、舞踏会に出席できません。
 「これじゃまた、そろそろネタ切れじゃねぇとか、ネットに書き込みされちゃうわ。」とつぶやきながら作業するコフィーの前に怪しげな魔法使いの落ち武者・桶狭間が登場する。桶狭間は一瞬にしてコフィーをきらびやかな姿に変身させる。「これで武道会に行って蛇鶴八拳を披露できるわ。」と喜ぶコフィー。武道会ではなく舞踏会だと訂正されながら舞踏会に向かうコフィー。
 実はこの衣装は次のレンタル先が決まっており12時までに帰さないと延滞料金が発生してしまうのだった。
 舞踏会ではコフィーはチャールズ王子と意気投合する。あっという間に時は過ぎ、もうすぐ12時。コフィーは急いで帰ろうとするが、ガラスの中の人を落としてしまう。延滞料を払いたくないコフィーは中の人をそのままに帰ってくる。
 コフィーのことを忘れられないチャールズは、街中の独身女性から中の人があう女性を見つけようとする。ダニエルが無理矢理中の人を入れようとするが入らない。そんな時コフィーが現れ、すんなり中の人を入れてしまい、チャールズと結婚することになりました。
 この物語の教訓は、適当にやっていても幸せになる人はなると言うことです。






●感想、思ったこと(ネタバレあり)
 第3弾。映画の公開に向けて放映されていたテレビシリーズ秘密結社 鷹の爪 カウントダウンもすべて観てからの鑑賞です。でもちょっと後悔。というのは今日、2/6から劇場で観た方に無料で“This is 一等”というDVDが無料で配布されるんですって。それを知っていれば早めに見に行かなかったのにぃ~。
 で、テレビシリーズでもソウでしたが、コフィーちゃんの声優がホンマキョウコさんから相沢舞さんに変わっていますが、全然違和感ないです。相沢舞さんがかなりかわいいという話を聞いたのでネットで検索してみましたが、結構ベテランの声優でホントにかわいらしい方ですね。そんな方がテレビシリーズではあんな言葉を言っていたなんて!意外というかビックリというか、笑ってしまいます。


なぜ山口だけ漢字?
 鷹の爪の方は、前作同様、予算の残高を表示するバジェットゲージなども登場。そして途中寝てしまった方のためにクライマックス前におさらいをしてくれる新設設計?です。
 映画やドラマの中に商品を登場させる広告方法のプロダクトプレイスメントですが、企業側は商品を大きく登場させたい、でも制作側は雰囲気が壊れるのを危惧して小さくさりげなく登場させたい。両者の思惑が交差して結局広告何だかどう何だかわからない程度に登場し、見る人の少ないエンドロールなんかに企業名が出る程度のあまり効果の少ない広告方法でした。けれどこの鷹の爪シリーズのバジェットゲージはプロダクトプレイスメントで企業名や商品が出ること自体がネタになってしまう。スバルの車は思いっきり大きく登場し、主人公らがそのすばらしさまで語る。するとバジェットゲージは大きく上昇する。バジェットゲージの採用で商品がさりげなく出はなく目立つ形で登場し、しかもそれが出ると観客は笑う。つまり良い印象を与えられる。これは広告としておいしすぎる方法。鷹の爪シリーズでは毎回新しい試みをやりますが、3作すべてに登場するのはおいしすぎるからでしょう。ただ今回は、バジェットゲージが赤字に。その赤字が勝利へと導くという、ストーリーにも絡むように進化。
 そしてもう一つ特質するべきことは、BALLAD 名もなき恋のうたALWAYS 続・三丁目の夕日などを手掛ける山崎貴が友情監督という形で参加。友情出演はよく聞くけど、友情監督って初めて聞きました。山崎貴率いるVFX集団“白組”が協力した“博士の動く城”。登場する度にバジェットゲージが下がりますが、無駄にかっこいい。というか形はふざけた形なんですが、迫力は最新のCGという不釣り合いなのが笑えます。そして最後には島根県が大活躍。
 3作目にしてちょっとコフィーちゃんの言葉ではありませんが、「そろそろネタ切れじゃねぇ」という感じ、マンネリ化という感じもしますが、やっぱり笑えます。



観て良かった度:●●●●○ 4点 最低1点、最高5点






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