映画：2009年のまとめです

　今年の新作映画鑑賞実績は70本。約5.2日に1本の計算です。
　今年2009年に見た映画のタイトルと評価、トラックバック(TB)を頂いた数と、アクセス数(PV)を一覧にしてみました。

No	タイトル	評価(5点満点)	TB	PV
001	地球が静止する日	●●	71	437
002	ミラーズ	●●●	31	447
003	K-20（TWENTY） 怪人二十面相・伝	●●●●●	67	335
004	レッドクリフ Part I	●●●●	91	439
005	感染列島	●●●	41	337
006	ティンカー・ベル	●●●●	12	470
007	００７／慰めの報酬	●●	69	327
008	マンマ・ミーア！	●●●●	77	471
009	誰も守ってくれない	●●●●	56	346
010	20世紀少年－第2章－最後の希望	●●●	62	635
011	オーストラリア	●●●●	59	1112
012	シャッフル	●●	21	622
013	ヘブンズ・ドア	●●●	19	288
014	少年メリケンサック	●●●●	58	302
015	フェイク シティ　ある男のルール	●●	30	181
016	13日の金曜日	●●●	17	251
017	７つの贈り物	●	55	227
018	チェンジリング	●●●●●	13	392
019	ＤＲＡＧＯＮＢＡＬＬ　ＥＶＯＬＵＴＩＯＮ	●●●●●	39	323
020	ジェネラルルージュの凱旋	●●●●●	53	333
021	ダウト　あるカトリック学校で	●	25	319
022	ワルキューレ	●●●●	64	394
023	ベッドタイム・ストーリー	●●●●	24	130
024	トワイライト ～初恋～	●●●●	49	377
025	ウォッチメン	●●●●	52	297
026	イエスマン　“YES”は人生のパスワード	●●●●●	39	156
027	マーリー　世界一おバカな犬が教えてくれたこと	●●●●	21	219
028	レッドクリフ PartII －未来への最終決戦－	●●●●●	105	456
029	レイン・フォール／雨の牙	●●	16	113
030	名探偵コナン　漆黒の追跡者（チェイサー）	●●●	12	363
031	おっぱいバレー	●●●	37	331
032	グラン・トリノ	●●●●●	111	357
033	GOEMON	●●●●●	53	286
034	余命1ヶ月の花嫁	●●●	17	466
035	Short Shorts Film Festival		0	56
036	ラスト・ブラッド	●●	29	162
037	スター・トレック	●●●●●	66	310
038	真夏のオリオン	●●●●	27	188
039	天使と悪魔	●●●●	96	313
040	スラムドッグ＄ミリオネア	●●●●●	104	301
041	ターミネーター４	●●●●●	83	339
042	トランスフォーマー／リベンジ	●●	73	335
043	ノウイング	●●●●	58	279
044	MW －ムウ－	●●●	39	406
045	ハリー・ポッターと謎のプリンス	●●●●	64	325
046	劔岳 点の記	●●●	33	198
047	アマルフィ 女神の報酬	●●●	58	465
048	ボルト	●●●●●	37	260
049	宇宙（そら）へ。	●●●	16	88
050	HACHI 約束の犬	●●●●	59	252
051	G.I.ジョー	●●●●	54	174
052	96時間	●●●●	62	169
053	ナイト ミュージアム２	●●●	53	119
054	BALLAD 名もなき恋のうた	●●●●	47	436
055	サブウェイ１２３　激突	●●	56	155
056	ウルヴァリン：Ｘ－ＭＥＮ ＺＥＲＯ	●●●●	65	236
057	20世紀少年＜最終章＞ぼくらの旗	●●●	68	392
058	カムイ外伝	●●●	48	193
059	正義のゆくえ　I.C.E.特別捜査官	●●●●●	26	63
060	ファイナル・デッドサーキット 3D	●●●●	21	130
061	カイジ　～人生逆転ゲーム～	●●●	49	170
062	スペル	●●●	54	158
063	ソウ６(SAW VI)	●●●	16	126
064	REC2 ／ レック2	●●●●●	11	111
065	犬と猫と人間と	●●●●●	5	75
066	2012	●●●●●	65	233
067	ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない版	●●●●	32	128
068	パブリック・エネミーズ	●●	50	119
069	Disney’s クリスマス・キャロル	●●●
070	ニュームーン/トワイライト・サーガ	●●●
	合　　計		3,190 前年比:115%	19,947 前年比:86%
	平　　均	今年：3.61点 前年：3.75点	47 前年比:130%	298 前年比:99%

※TB：トラックバック数　　PV：アクセス数
※2009/12/31 16:00 調べ
※“Disney’s クリスマス・キャロル”と“ニュームーン/トワイライト・サーガ”は2009年に鑑賞しましたが、記事にしたのが年明けなのでTB/PVの記載はなし。

　2006年をピークに映画鑑賞数が減っており、今年はとうとう新作70作品という本数（うち、Short Shorts Film Festivalは短編映画の映画祭なので実質69作品。）
　今年は観たい映画があったにもかかわらず観に行く前に終わってしまったというのが２，３作品ありました。今年は映画以外に、ミュージカルや観劇、海外ドラマを観る機会が多く、その分映画に割く時間が足りませんでした。加えて、Playstaion3なんかも買ってしまい、ゲーム三昧の週末なんて日もありました。仕事にプライベートに、時間が足りなさすぎです。

　昨年と比べてみると…。１作品あたりのTB数が多くなっています。これは映画ブログが増えたと言うことでしょうか。最近はTwitterなんかも流行ってきていますが、まだまだブログも健全と言うことでしょうね。ホームページ、ブログ、Twitterなど、自己表現方法が増えてくるのは良いことではないでしょうか。
　PVは去年とほぼ同等。ブログ数が多くなってきているにもかかわらず、PVは変わらないのですから、ブログを閲覧する方も増えてきている。つまり、一時低迷気味だった映画市場も持ち直してきていると言うことでしょうか。映画ファンとしては嬉しいです。

　その起爆剤と言えるのが、2009年は“3D元年”であったこと。昨年くらいから3D劇場も増えてきていますが、今年はそれが顕著でした。某有名監督は「これから作る作品はすべて3Dにする。」とまで言っています。
　そしてもう一つ映画関係のニュースで衝撃的だったのはディズニーがマーベル・エンターテイメントを買収したことです。来年はディズニー映画としてアメコミ映画が観られるかもしれないので、これは期待せざるを得ませんよね。

　話は戻しまして、僕の勝手なベスト５ですが、1位から順に次の通りですね。（昨年まではベスト10でしたが、今年は観た作品が少ないので、5作品と佳作です。）

順位	タイトル
1位	正義のゆくえ　I.C.E.特別捜査官
2位	イエスマン　“YES”は人生のパスワード
3位	スラムドッグ＄ミリオネア
4位	レッドクリフ PartII －未来への最終決戦－
5位	スター・トレック
佳作	犬と猫と人間と
佳作	ボルト

「正義のゆくえ　I.C.E.特別捜査官」は、あのハリソン・フォードが主役であるにもかかわらず、単館系での上映。このブログでもＰＶが100にも満たないという知名度の無さ。社会派映画なので万人受けするわけではありませんが、僕のツボにもろに入ってしまい、劇場で泣くのを我慢するのがつらいほど。映画館で涙するというと、普通はシクシクという擬音語で現されますが、この映画ではシクシクどころではなくうなり声が混じるようなワーワーという言葉があいそうなほど衝撃的な映画でした。今年どころか、人生のベスト５に入る作品です。

「イエスマン　“YES”は人生のパスワード」はジム・キャリー主演のコメディ映画。コメディですが、単なる笑いではなく、笑ったあとに元気をもらえる映画です。ちょっと落ち込み気味の人などには絶対お薦めの作品です。この作品も知名度は低めなんですけどね。

「スラムドッグ＄ミリオネア」は制作費1,500万ドルと比較的低予算（例えば2012は２億ドル）ながら、第81回アカデミー賞では作品賞を含む8部門を受賞し、さらには各国の映画祭でも多々の賞を受賞した映画。様々な賞を受賞した作品は僕の感性とは異なることが多いのですが、この作品はとてもよかったです。

「レッドクリフ PartII」は言わずと知れた三国志をジョン・ウーが監督・脚本した作品。歴史アレルギーの僕でもジョン・ウー監督の迫力の映像に圧巻。三国志を知らない僕でも楽しめる作品に仕上げていました。

「スター・トレック」はもとの作品は知らないのですが、すっごく楽しい。監督のＪ・Ｊ・エイブラムスも原作を知らないそうで、だからこそ原作を知らない人でも楽しめるような作品に仕上がったのでしょうね。 　Amazonスター・トレック ストア

残念ながら今年のベスト５はすべて洋画。邦画が１作品もありませんでした。GOEMONやK-20（TWENTY） 怪人二十面相・伝など楽しい映画もあったのですが、ちょっと残念。

　「犬と猫と人間と」は、涙なみだのドキュメンタリー映画。仕事で出先から直接行ったのでスーツでの鑑賞。映画館にスーツを着ていったのは生まれて初めてです。でも飯田監督に偶然であったのですが、小汚い格好でなくて逆によかったです。この作品、監督や出演者の叫びが聞こえてきそうなくらい衝撃的な作品なのですが、ドキュメンタリーすぎてこれは映画ではない！と思えるので、残念ながら佳作とさせていただきました。内容的にはベスト５に充分入るほどの衝撃と涙の作品です。

最後は「ボルト」。ディズニー映画に外れは少ないですが、この映画も楽しめました。ストーリーは複雑でないところが安心して観られます。他のディズニー作品に比べるとちょっと地味ですが、笑いあり、目頭が熱くなるところありでこの作品もお薦めです。

　と言うわけで、上でもちょっと述べましたが2010年は3D映画が増えてくるでしょう。3Dなどのような小手先の映画ではなく、ホントにおもしろい映画にたくさん出会える年になってほしいです。

　今年も1年ありがとうございました。皆様にとって2010年がいい年になりますように。

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Comments

[SOAR]

「スラムドッグ～」に「スター・トレック」、よかったです！
「ボルト」も泣けたなあ。
「イエスマン～」私は選外だったんですが、言われてみるとこれも名作でしたね。

今年1年お世話になりました。来年もよろしくお願いします。
よいお年を♪

[よしな]

SOARさん、コメントありがとうございます。
SOARさんが3位に選んだ空気人形は観ていないのですが、4位、9位のイーストウッド作品もすばらしかったですね。
今年はどんな映画に出会えるか楽しみです。
今年もよろしくお願いします。

[にゃんこ]

あけましておめでとうございます。
いつもTBばかりで申し訳ありません。
『正義のゆくえ　I.C.E.特別捜査官』がベスト作に入っているのが
うれしいですね。
これは、観逃さなくて、ほんっとよかった作品でした。
本年もよろしくお願いします。

[よしな]

にゃんこさん、あけましておめでとうございます。
正義のゆくえは見ている人が少ないので、当然ながらベストに入れている人も少ないですよね。にゃんこさんもベストに入れていらっしゃるみたいで僕も嬉しいです。
今年もいろいろな映画に出会えると良いですよね。今年もよろしくお願いします。

[ケント]

よしなさん、おめでとうございます。今年もよろしくおねがいします。
「美女缶」は製作費の超少ない自主制作映画ですが、なかなか面白い変わった映画でした。機会があれば是非ご覧になってください。
それにしても、このブログの2009年総括は綺麗にまとめましたね。
今年もお互いゆったりとブログを続けて行きましょう。

[かみぃ@未完の映画評]

明けましておめでとうございます。

自分も観ている『スラムドッグ＄ミリオネア』『スター・トレック』『ボルト』いずれも良かったですね。
『レッドクリフ PartII －未来への最終決戦－』のクライマックスも圧巻でした。

というわけで、本年もよろしくお願いします。

[よしな]

ケントさん、あけましておめでとうございます。
ケントさんのブログでも紹介している“世にも奇妙な物語”のバージョンは観たんですけどね。それで原作の方に興味が出たんですよね。

> 2009年総括は綺麗にまとめましたね。
ありがとうございます。このブログ文字数制限があって、もっと書きたいことがたくさんあったんですが、これ以上かけなかったんです
そんなわけで、今年もよろしくお願いいたします。

[よしな]

かみぃさん、コメントありがとうございます
レッドクリフ PartIIのクライマックスはホントに確かにすごかった！今年はどんな映画に出会えるか楽しみですよね。

[aq99]

あけましておめでとうございます。ブロガーのベスト１０というのを作ってまして、こちらのブログのベスト１０も集計させていただきました。調べるまでもなく、当然の結果になってしまいましたが、よろしくご覧下さいませ～。

[よしな]

aq99さん、こんばんは。
ブロガーのベスト１０、毎年楽しみにしています。本文でも紹介させていただきました。これを読まないと、2009年が終わった気がしなかったのでホントに心待ちにしていました。
上位3位は予想どおりですね。
僕が選んだ1位の作品が50位とはちょっと寂しいですが。超単館系なので仕方ないですね～。
今年も楽しい作品にたくさん出会えると良いですね。