映画:REC2 / レック2
前作の記事はPVが3,000を超すほど読まれているので、上映館が少ないけれど話題性はあったんですね~。 |
●ストーリー(ネタバレあり)
前作の事件の直後、完全隔離された例のアパートに、完全武装しマスクをするSWATと医師が中に入る。アパートに入るとロビーの床は血の海。ここで何があったのか不安になるSWATをよそにマスクをはずす医師。空気感染はしないという説明を聞き、不安ながらもSWATもマスクをはずす。
一行は医師の言うとおりアパートの最上階へと向かう。その途中、感染して凶暴になった感染者に襲われる。一人は感染者に噛まれ凶暴になってしまう。何が起きているのかわからないSWATはかつて仲間だった新たな感染者を閉じこめる。もう一人一行と離れてしまったSWAT隊員がいる。彼を襲う感染者。その恐ろしさに耐えかねた彼は銃口を自分の口に向け、発砲する。
何が何だかわからないSWATは医師に説明を求めるが、彼は医師ではなく神父だった。これは感染症ではなく悪魔憑きだという。一番最初に取り憑かれた少女の血液をとって帰るのが使命だという。冗談じゃないというSWATだがその神父の許可がないと外に出られない。
仕方なくSWATは神父と一緒に最上階にある、前任の神父の部屋へと向かう。いつ感染者に襲われるかもわからない恐怖に耐えながら前任者が残した少女の血液を見つけることができた。神父がそれが本物であることを確認しようと十字架にその血をつけると突如血液が燃えだした。驚いた一行は血液が入った試験管を落として割ってしまう。もう一度少女を捕まえて血液をとるしか道はない。
一方、近くのビルの屋上でいたずらをしていた3人兄妹がいた。近くのアパートが閉鎖され何か事件が起きていることを知った3人は自分たちのビデオを持って興味津々。
住人の少女の父親は娘が扁桃腺が腫れたため薬局まで薬を買いに行っている間にアパートを閉鎖されてしまった父親がいた。その父親と前作で中に入った消防隊の仲間の二人が下水を通ってアパートに入ろうとする。それを見つけた3人兄妹も後を追う。5人はアパートの中に入ることに成功するが、警察にあとをつけられ、入口を封鎖され外に戻ることができなくなってしまう。
3人は銃を拾った銃を持って、本物かなぁ?と大はしゃぎ。そんな時、感染者が消防隊員を襲う。銃を持っていた少女がその感染者を撃とうとするが狙いが定まらず消防隊員を撃ってしまう。2発目は見事感染者に当たる。
銃声を聞きつけたSWATは少女たちを捕まえようとするが逃げられてしまう。
少女たちはSWATから逃げるためアパートの部屋に入る。部屋の奥からは少女の助けてと言う声が聞こえてきた。少女を助けようと部屋を開けると中には悪魔に取り憑かれたSWATの一人が出てきた。驚いた彼らは部屋の外に出るが、SWATに捕まってしまう。
神父は取り憑かれた隊員を十字架を使って尋問する。最初に取り憑かれた少女は最上階の暗闇にいるという。一行は途中で前作の生き残りであるローカルテレビ局のレポーター・アンヘラ(マニュエラ・ヴェラスコ)と合流する。一行は最上階に向かい暗視スコープを使う。ライトを消すと今まで見えなかった扉が見える。暗視スコープを頼りに中に入るが、一人ひとりとやられてしまう。
アンヘラはライフルで少女をぶっ放すが、生き残ったのはアンヘラと神父だけになってしまう。
突如アンヘラは神父を襲う。「乗り移ったのか!」という神父。「だが私の許可がなければ誰も出られないぞ。」という神父。アンヘラは神父の無線をとりあげ神父の声で、生き残りの女性が出ていくと告げる。女性がどうやって生き残ったのか?と無線の先の声が訪ねるが。。。
●感想、思ったこと(ネタバレあり)
前作の記事では、最初の少女の潜伏期間は長いのに最後の感染者の潜伏期間は数分と短いとか、菌やウイルスに感染して死にそうだった人が元気に動けるというのもあり得ない、などと書きました。それがウイルスや菌など出はなく悪魔憑きだとすればすべて納得がいきます。バイオハザードやバタリアンのように死人がウイルスや化学物質でいきなり動き出すとかあり得ない設定よりは納得できます。
でも夢オチや宇宙人落ちなんかは何でもありになってしまうので好きではない落ちなんですが、この映画に限っては悪魔という落ちでもなんか納得。想像できない展開なんですごく怖くておもしろかったです。
消防隊員を殺しておきながら「私たち何も悪いことしてない。」と言う少女には「お前、人殺しとるやろ」と突っ込みたくなりましたが。
前作の記事を書いている時に、一作目はハリウッドでのリメイクを撮影し終わっていると書いたのですが、2008年10月にアメリカでQuarantineと言う名で公開されているそうです。(公式サイトはこちら。)DVDが発売になっているので日本でのスクリーン上映はないんでしょうかねぇ。
最後に悪魔が勝ちますので次回作があるのかなぁと思って調べたらやっぱり次回作もあるそうです。このあとの展開がどうなるか楽しみです。SAWシリーズのように10作まで作ると言われると引いちゃいますけどね。
そう言えば見た映画3連続ホラー映画だ。。。
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この記事へのコメント
前作の感染速度の話ですが
少女は感染した蚊から移ったので感染が遅く
ほかの人たちは直接噛まれたりしたから感染が早かったって感じじゃないでしょうか?
悪魔付きで考えると、なんかその辺が違和感があって・・。
狂犬病の付箋もありましたが、狂犬病にかかった犬とかは体が弱ってても狂ったように暴れ出したりするので、案外つじつまはあってるんではないでしょうか?
もし細菌感染だと仮定します。蚊に刺された時に10個の最近が少女に入ってきたとします。直接噛まれた場合は10,000個だとします。発症が早いので増殖も早いと思われますので、1分で分裂して2倍になるとします。直接噛まれた人は数分で発症しているので10分後には1024万個になっています。1024万個で発症するとすると、少女の場合は20分後に10,485,760個になっているので20分後に発症することになります。もし蚊に噛まれた時に1個しか入ってこなかったとしても25分後には発症します。子どもの方が免疫力があって菌が繁殖しないというのならば話は別ですが。
まぁ、結局のところ悪魔憑きでしたので、この計算はまったく意味がありませんけどね。。。