あなたのパソコン普段何してます? その2




 約1ヶ月ちょっと前に紹介したWorld Community Grid(その時の記事はこちら。)の報告です。
 前の記事を読んでいない方のために簡単に説明しますと・・・。

 パソコンをつけていても常にCPUは仕事をしているわけではなく、ユーザーの操作待ちなど結構CPUはヒマしている時間は多いんです。そのヒマしている時間にガンの研究やAIDS薬の研究などを手伝わせようというプロジェクトです。
 使ってみた感じ、後ろでその計算をさせていても重くなった感じはほとんどしないので約1ヶ月間使ってみたので結果を報告します。

 この記事執筆時、このプロジェクトに参加しているのは全世界で478,743人。インストールされているパソコンは1,364,101台。のべ稼働時間は275,075年分だそうです。
 例えば千葉大学が行っているファイト!小児がんプロジェクトでは1台のコンピュータで計算させると8,000年かかるそうです。もし1,364,101台のコンピュータで計算させたら2日ちょっとです。(もちろんネットブックのような非力なパソコンやほとんど電源の入れないパソコンもこの数に含まれるでしょうし、同じ計算を複数のコンピュータにやらせている関係で2日では終わりませんが。)
 “三人寄れば文殊の知恵”ではないですが、数多くのコンピュータを終結させると、スーパーコンピュータ顔負けの処理能力ですね。




 で、気になる(気にならないって?)僕の結果ですが、2台のパソコンの合計ランタイム時間は約40日と18時間。215,213位(478,743人中)。計算結果数は72タスクで251,021位(478,743人中)です。上位の人は一人で1,000台以上のコンピュータに計算させていたりするので、一個人としては真ん中くらいにランクインされているってすごいでしょ。もしかしたらこれから誕生するエイズ薬やガンの特効薬は僕のパソコンから生まれたかも知れません!!


 ある程度成果が上がってくると(ランタイム時間によって)“バッジ”がもらえるようです。本当のバッジが送られてくるのではなく“マイ・ページ”から見られるだけですが。バッジは各プロジェクトで6つあるようです。まだ僕は1つめの“ブロンズバッジ”です。次はシルバー、ゴールド、ルビー、エメラルド、サファイヤと続くようです。

 ちなみに、World Community Gridを始めてから確実に部屋の温度が上がってます。CPUの発熱ってすごいんですね。と言うことは電気代も結構するんだろうなぁ~。冬は部屋が暖まっていいかも知れないけれど、はじめたばかりの8月はかなり暑くて辛かったです。








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