映画：ナイト ミュージアム２

夏休み映画のナイト ミュージアム２をようやく観てきました。 　なお、前作の記事はこちら。

●ストーリー（ネタバレあり）

　ニューヨークの自然史博物館で警備員をしていたラリー（ベン・スティラー）が久しぶりに博物館を訪ねた。ラリーは今では発明王として成功し、数々の発明を売っていた。ある日、その自然史博物館が閉鎖され、展示物はワシントンにある世界最大の博物館・スミソニアン博物館の倉庫に展示物が運ばれることになり、ラリーは展示物に会いに向かったのだ。この日も夜になると“魔法の石板”の不思議な力によって展示物が生き返った。数々の展示物はラリーとの別れを言った。
　翌日、展示物のジェデダイア（オーウェン・ウィルソン）からに電話が入った。魔法の石板がスミソニアン博物館に運び込まれたために、スミソニアン博物館の展示物も生き返ってしまったのだ。
　ラリーはニューヨークに残した息子に協力を頼み、スミソニアン博物館の倉庫に侵入することに成功する。ようやく見つけた石板は光を放ち、古代エジプトのファラオであるカームンラー（ハンク・アザリア）が蘇る。しかもカームンラーはシカゴの暗黒街のボス・アルカポネ（ジョン・バーンサル）やロシア史上最大の暴君と言われたイワン雷帝（クリストファー・ゲスト）、さらにはナポレオン（アラン・シャバ）までもを蘇らせ、ラリーから石板を奪うように命令する。カームンラーは石板の力を利用して闇の軍隊を呼び出して世界征服を企んでいるのだ。
　ラリーは女性として初めての大西洋単独横断飛行のアメリア・イヤハート（エイミー・アダムス）と協力し、石板を守ろうと世界最大のスミソニアン博物館を行ったり来たり。しかも、周りでは数々の展示物たちが勝手気ままに動き出す。ロケットを打ち上げようとする者、キューピット、さらには考える人、さらにはリンカーンの石像までもが・・・。
　必死に逃げるラリーだが、とうとうファラオに捕まってしまう。カームンラーは石板を利用して闇の軍隊を呼び出そうとするが暗証番号が変えられており闇につながる扉を開くことができない。起こったカームンラーはジェデダイアを人質に取り、暗証番号を突き止めるようにラリーに命じる。ラリーはアインシュタインにその暗証番号を解読するように依頼し、暗証番号を割り出すことができた。そしてカームンラーはその暗証番号で闇の扉を開けてしまう。
　スミソニアン博物館の展示物の未来、いや人類の未来はどうなるのか？？？

●感想、思ったこと（ネタバレあり）

　前作よりもスケールはアップしたもののおもしろさはスケールダウンしているような気がします。前作は制作サイドの想像を超えて大ヒットし、味を占めて続編を作ることになったわけで、無理があったのかな。スケールはアップしているもののパロディ、ドタバタ劇という観点では目新しいものが何も盛り込まれていないというのが敗因でしょうね。
　テンポも良く退屈はしないですが、“それなりね”というのが率直な感想です。でも、最後の最後のでモトローラのオチはおもしろかった。

　世界最大のスミソニアンであんなはちゃめちゃがあったら警備員がすぐに気がつくでしょ。監視カメラだってあるんだから、など突っ込みどころはたくさんありますが、まぁ突っ込んじゃいけない映画ですよね。

観て良かった度：●●●○○ ３点　最低１点、最高５点

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• ショーン・レヴィ(監督)
  
• クリス・コロンバス(製作)
  
• ベン・スティラー(ラリー・デリー 役)
  
• エイミー・アダムス(アメリア・イヤハート 役)
  
• オーウェン・ウィルソン(ジェデダイア 役)
  
• ロビン・ウィリアムス(テディ・ルーズベルト 役)
  
• ハンク・アザリア(カームンラー 役)
  
• クリストファー・ゲスト(イワン雷帝 役)
  
• アラン・シャバ(ナポレオン・ボナパルト 役)
  
• スティーヴ・クーガン(オクタヴィウス 役)
  
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Comments

[keyakiya]

ラストのモトローラのオチには一瞬気づかず、劇場を出てから、苦笑いです。一作目は観てませんでした。今回はスミソニアンの名前に惹かれました。「アダムスちゃん、可愛かった」今残っている記憶です。（笑）

[よしな]

keyakiyaさん、コメントありがとうございます。
でもモトローラは戦前からある会社だったと思います。それに高度にデジタル化された携帯電話を見ても当時の技術ではわからないと思いますけどね。
会社の上司は先日アメリカ出張に行った時にスミソニアン博物館に行ったみたいです。いいなぁ。