映画：トランスフォーマー／リベンジ

前作のトランスフォーマーが、話題のわりに微妙だったので、今回の作品も観ようか観まいか迷ったのですが、やっぱり話題作ですし、観に行くことにしました。と言うわけで、トランスフォーマー／リベンジ観てきました。

●ストーリー（ネタバレほとんどなし）

　前作、オートボットとディセプティコンとの戦いから２年。サム・ウィトウィッキー（シャイア・ラブーフ）は、普通の日常をすごしていた。
　大学に合格し、生まれ育ったミッションシティを出て、大学の寮へと引っ越すことになったサムは初めて両親（ケヴィン・ダン、ジュリー・ホワイト）離れて暮らす生活に、不安と期待を抱いていた。そして、ガールフレンドのミカエラ（ミーガン・フォックス）と離れてしまうことにも悩まされていた。
　ところが普通の18歳にはない悩みも。。。そう、戦友であり守護者でもあるバンブルビーとも別れを告げなくてはならない。新入生は車を持てない決まりなのだ。
　いよいよサムが家を出ようとするある日、古着のポケットから２年前にメガトロンを倒した“キューブ”のカケラを発見する。本の小さなカケラだがその力は絶大で、家中の金属をトランスフォーマー化してしまう。バンブルビーの活躍で事なきを得るが、家は大破してしまう。その時、サムの脳にある情報がすり込まれる。
　大破した家を見た母親は動揺を隠せないが、父親は政府が立て直してくれる、大がかりなリフォームだとはしゃぐ。そう、地球を救ったバンブルビーやオートボットの存在は極秘扱い。政府は地球を守るため彼らと協力して生き残ったディセプティコンと戦っているが、その存在は世間に公表していなかったのだ。
　かれらはNETSと呼ばれ、２年前にディセプティコンと戦ったレノックス（ジョシュ・デュアメル）やエップス（タイリース・ギブソン）らが兵士を集めて組織している。
　ところが、国家安全顧問のセオドア・ギャロウェイ（ジョン・ベンジャミン・ヒッキー）がNETSの存在に意義を唱える。ディセプティコンがまだ地球に残るのはオートボットの所為だという。彼らが地球にいるからディセプティコンも地球にいると、オートボットを地球から追い払い、NETSを廃止しようとしている。

　大学の寮に着いたサムとルームメイトになったのはレオ（ラモン・ロドリゲス）。彼は友人らとベンチャー企業を立ち上げ、政府が秘密にしている事実を暴こうとしていた。２年前のオートボットとディセプティコンとの戦いもそうだ。そんな彼にバンブルビーやオートボットのことがばれたら・・・。不安になるサムだった。
　一方、同級生のアイリス（イザベル・ルーカス）がサムを執拗に誘う。アイリスはサムの部屋に上がり込みキスをするが、サムを訪ねてきたミカエラに目撃されてしまう。ところがアイリスはトランスフォーマーが変身した姿であり、サムの脳に刻まれた情報を引き出そうとしていたのだ。
　サムは脳に刻まれ幻覚となって浮かび上がる情報が何かを指し示すサインであることを確信し、またもや戦いの渦中に巻き込まれたことを知る。

●感想、思ったこと（ネタバレなし）

　作品資料にあるように、トランスフォーマーたちも前作の3倍以上のキャラクターが登場し、より巨大に、より小さく、バリエーションも豊富になり、前作に比べてスケールも大幅アップ。映像革命も格段にパワーアップしている。
　でも、結局この映画ってそれだけなんですよね～。前作もそうでしたが、本当に映像だけ見るとすさまじい。原作を見て、「おもしろそうだから映画にして見ちゃう？」って、こんなすごい映像を作ってしまう、マイケル・ベイ とスティーブン・スピルバーグはやっぱり偉人だと思います。何もないところで演技しなくてはならないシャイア・ラブーフとかも大変だろうなぁとは思います。
　でも、内容に深みがないので、終始すげぇ～！って言葉しかなくて、終わったあとも満足感がないんですよね。映像のすごさは前作や他の作品でも普通になってきているので、それだけで勝負している本作はあんまり・・・。
　でも、Goo映画では、本記事を書いている時点の点数は81点。ユーザーレビューをみても悪いことを書いている人はいませんでしたので、一般受けする映画ではあるようです。
　ミーガン・フォックスのちょっと色っぽい写真はこちらのブログで。

観て良かった度：●●○○○ ２点　最低１点、最高５点

• トランスフォーマー／リベンジ公式サイト
  
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• トランスフォーマー スペシャル・コレクターズ・エディションDVD。限定生産版はこちら。（前作です）
  
• トランスフォーマー　グッヅ
  
• トランスフォーマー/リベンジ サウンドトラックCD
  
• マイケル・ベイ （監督）
  
• スティーブン・スピルバーグ(製作総指揮)
  
• シャイア・ラブーフ(サム・ウィトウィッキー 役)
  
• ミーガン・フォックス(ミカエラ 役)
  
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Comments

[masya]

全編通してじゃないけど、「ＵＳＡ as No.1!」って感じな映画でした。（原作は日本なのにねえ）大体、宇宙規模の軍備力を持った生命体の受け入れに米国だけで対応しているのはどうですか？無理があるようにも思えます。
フィクションだから仕方ないけど（といいながらも、オバマ大統領の名前は出てくるのでリアルに作りこんでるんでしょうけど。２年前はブッシュだったし。これもブッシュ批判の映画なのか？と思ったりもします）
気になったのは、古い映画やドラマの音声の著作権。バンブルビー（黄色いサムの車）はラジオの音声を使って会話してるようでしたが、色々なところからの台詞の切抜きが気になりました。
サムに襲い掛かる女の子は、まるで「ターミネーター３」のようでしたね。

原作のハヤカワ文庫ではアポロ計画に関わるネタ（またまたＵＳＡ万歳だ！！）の話もあるようで、２年後ＰＡＲＴ３なんてことも、あるかも。

[よしな]

masyaさん、コメントありがとうございます。
この映画はあんまり深いこと考えちゃダメですね。この手の映画にこんなこと言ってもしょうがないですが、ストーリーや設定には無理があるし、何も考えず映像のすごさだけを楽しむ映画ですね。この作品、感想の部分が短いのも、映像の迫力以外何も感想を持たなかったからです。
これだけの迫力を出せるマイケル・ベイとスピルバーグなんですから、もっと脚本などにも手腕を発揮してもらいたかった作品です。
パート３が出たらきっと実には行くとは思いますけど・・・。

[シムウナ]

TB有難うございました。
映像革命、そんな言葉がぴったりくるほど
圧倒された映像美でした。
誰もが楽しめる大衆映画って感じでした。

今度、訪れた際には、
【評価ポイント】～と
ブログの記事の最後に、☆５つがあり
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もし、見た映画があったらぽちっとお願いします！！

[よしな]

シムウナさん、こちらにもコメントありがとうございます。
ホントに映像はすごかったですね。CGとは思えないくらいのリアルさ。まるでそこにロボットらがいるみたいです。でも役者は何もないのにそこに相手がいると思いながら演技しなくてはいけないので大変でしょうね。