映画：イエスマン “YES”は人生のパスワード

終わりかけギリギリになっちゃいましたが、イエスマン　“ＹＥＳ”は人生のパスワードを観てきました。

●ストーリー（ネタバレあり）

　仕事にもプライベートにも「ノー」「イヤだ」「パス」と答える極めて後ろ向きの男、カール・アレン（ジム・キャリー）。仕事はロサンゼルスの銀行の融資係。ローンの申請も却下ばかり。プライベートでも飲み会の誘いはいつもパスしてレンタルDVDを見る生活。親友の婚約パーティーをもブッチしてしまうほど。
　「生き方を変えない限り、お前はひとりぼっちになる」と脅かされたカールは、勇気を振り絞り、とあるセミナーに参加。セミナーの主催者テレンス・バンドリー（テレンス・スタンプ）は「意味のある人生を送るための唯一のルールは、全てのことに“イエス”と言うだけ」と説く。最初は後ろ向きだったカールだが、勢いで何事にも“イエス”と答えると宣言してしまう。
　そのセミナーの帰り、車で帰ろうとするカールに一人の浮浪者が公園まで乗せてくれと言う。躊躇するカールだが、セミナーでの通りに嫌々ながら「イエス」と答える。さらにその浮浪者は携帯電話を貸してくれと良い、バッテリーがなくなるまでかけさせる。さらにさらに金をくれという頼みにも「イエス」と答える。カールがいざ帰ろうとするとなんとガス欠。ガソリンスタンドまで向かう途中、ぶつくさと文句を言いながら歩いていく。
　重いガソリンの容器を持つカールに一人の女性が声をかけた。彼女の名前はアリソン（ゾーイ・デシャネル）。スクーターで送っていこうか？と声をかけてくれると、迷わずカールは「イエス」と答える。さらにカールは「キスして欲しい。」と小声で言うと、彼女の返事は「イエス」。
　友人に誘われたライブにも積極的に参加。そこで歌っていたのはなんとアリソン。運命的な出会いを感じたカール。彼女は他にもマラソンしながら写真を撮るというスポーツ（？）のインストラクターをやっているという。カールはもちろん「イエス」とそれに参加。アリソンも積極的でユーモアのある人柄に惹かれていく。

　カールはプライベートだけでなく仕事も積極的になってきた。申請された融資はすべて許可。それだけでなく、彼の上司のノームが主催する奇妙なパーティーにも興味を示す。そんなカールを見てノームも彼が焼身できるように取りはからってくれた。
　「イエス」と言うだけですべてが好転してきた。アパートの隣のおばあちゃんが棚をつけて欲しいという依頼も「イエス」。ところがそのお礼になんと、Ｈなことをしてくれるという。さすがにそれはと、カールは逃げ帰ると、階段から落ちるはさんざんな目にあう。「ノー」と言うと悲惨な目に遭うと、おばあちゃんのお礼を素直に受けることに。

　カールは韓国語の教室にも入り、飛行機の操縦を習い。毎日が充実していた。仕事も積極的に行ってきた小口の融資は返済率が高く今までにない利益になったと重役待遇に昇進する。
　とある日、カールはアリソンと無計画な旅に出ることを思いつく。飛行場では、次に乗れる飛行機のチケットを2枚と頼み、誰も観光には来ないような小さな町へと向かう。そこでなんと、アリソンがカールに一緒に住もうと告白する。カールは驚きのあまり言葉を失い、その後「イエス」と答えた。
　ところが災いは起きた。なんとＦＢＩにテロリストに間違えられたのだ。韓国語は北との連絡のために。飛行機の操縦もテロのためだという。しかし友人が、セミナーで言われた「何にでも“イエス”ということを実践しているだけだという。」
　アリソンは、自分の告白もその義務のために「イエス」と答えていただけ。答えるのに時間がかかったのは、イヤだけれど宣言をしたから仕方なく答えたのねと誤解されてしまう。カールはそんなことはないと言うが彼女は聞く耳を持たない。「橋から飛び降りちゃえ！」という彼女に、カールは「イエス」と答え、橋からバンジージャンプをする。
　しかし許してくれないアリソンに困ったカールは、宣言を撤回してもらえるようにセミナーの主催者のテレンスを待ち伏せする。急に飛び出したカールに驚いたテレンスはハンドル操作を誤って事故を起こしてしまう。「すべてに“イエス”と言うのは単なるきっかけにすぎない。」というテレンスの言葉を聞いてからは、カールがノーと言っても災いが起こらなくなった。
　カールは自分の意思と自分の言葉でアリソンに謝りに行く。

●感想、思ったこと（ネタバレあり）

　あまりにも評判がよいので観たいと思っていたのですが、気がつけば上映終了ギリギリ。うちの会社と映画館が提携していて期間限定で1,000円で観られるというのもあって、頑張って時間を作って観てきました。
　いや～、ジム・キャリーらしい演技も良かった。ジム・キャリーって年とっても芸風変わらないですよね～。アレはアレでいいんですが、もっと歳をとったときどうなるかなぁ。ジム・キャリーがドゥカティ乗っている姿、かっこいぃ～！と思ったら、やっぱりただ乗っているだけじゃないのね。ケツ丸出し。笑えます。ハイパーモタード1100Sだったかな。
　最近、新しいこと何か始めました？数年前はいろいろ新しいことをやりました。でも今の仕事になってから時間がないことを理由に新しいこと何も始めてないです。それどころか写真を撮りに出かける回数もダイビングの回数も映画の回数も少なくなってしまった。どちらかというと仕事は充実しすぎ。でもプライベートはちょっと。
　この映画を観るとそんな僕でも何か新しいことをやりたくなります。やりたいことはたくさんあるんですけどね～。バイクの大型免許をとりたい。友達がお店を出すのでその手伝い。最近はガラス工芸に挑戦したいなぁと思います。この映画のようにヘリやセスナの操縦もやってみたいですけどね、さすがにそれは・・・。FBIに捕まってしまうのがいやですからね(笑)。
　SAWの感想とか小ネタもおもしろいです。
　とにかく元気をもらえる映画です。もう終わってしまった映画館も多いですが、オススメの一本です。

観て良かった度：●●●●● ５点　最低１点、最高５点

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• ダニエル・ウォレス原作
  
• ペイトン・リード（監督）
  
• ジム・キャリー（カール・アレン 役）
  
• ゾーイ・デシャネル(アリソン 役)
  
• テレンス・スタンプ(テレンス・バンドリー 役)
  
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Comments

[瀧]

こんにちは
見に行きたいなと思っていたら
インフルエンザとかあるし。。。
なんて考えていたら映画も終わっちゃうんですよね
トホホ

[よしな]

瀧さん、こんばんは。
豚インフルエンザって日本でも発症例あるんでしたっけ？そう言うことを考えていたら何もできないので、とりあえずマスクで。
ちなみに一昨年のゴールデンウィークには１０本の映画を観ましたが、今年は０本です。ちょっといろいろやることがあって。。。
休みなのにストレス溜まります。