美術館:ルーブル美術館展 @ 国立西洋美術館
見に行った日はとても天気も良く、温かく・・・。桜は終盤であまり咲いてはいませんでしたが、上野公園ではまだ花見をしている人たちも多かったですし、国立博物館でやっている大恐竜展をはじめ多くの企画展がやっていたり上野動物園なども込んでいて、上野全体がかなりの人、人、人。ルーブル美術館展もチケットを買うのに並んで、入るのにも並ぶ始末。今回は事前にチケットを買っていたのでチケット購入のためには並びませんでしたが。。。 入るのに約10分並んで、ようやく中に入ると、これまた人、人、人。巨匠ピカソ展の時は一般公開日ではない日に行ったので比較的すいていましたが、フェルメール展(その時の記事はこちら。)の時は満員電車の中で鑑賞しているかのような状態。今回のルーブル美術館展も同じような状態です。 71点前作品リストはこちらです。 |
71点の展示は時代や国別、あるいは作者別で区切るのではなく、17世紀を「黄金の世紀」とその影の領域、旅行と「科学革命」、「聖人の世紀」、古代の継承者?という3つのテーマに分けて展示しています。美術鑑賞素人の僕としてはテーマは同じでも、描き方や筆タッチなどの全く違う作品が隣同士に並べられるとちょっと見づらい印象でしたが。 |
ところで作者に“(子)”と書かれているのは何なんでしょう?父親と同じ名前なんですかね? |
この作品で気になるのがタイトル。タイトルって作者がつけているのかと思ったのですが、“推定される”ってタイトルに入っていると言うことは、作者本人がつけているというわけではないんでしょうか。後に誰かがつけているんですかね? |
解説はこちら。 |
21) ペドロ・ヌーニェス・デ・ビリャビセンシオ 《ムール貝を食べる少年たち》 二人の少年が港(?)でムール貝をむしゃむしゃ食べている絵。ムール貝って生で食べると貝毒にあたるんじゃなかったっけ? |
45) ヘリット・ダウ 《歯を抜く男》 タイトルどおり、歯を抜く男と、歯を抜かれる男の絵です。絵がどうのこうのと言うより、何でこんな場面を書こうと思ったのか作者の意図が知りたいと思った1枚。 |
この2枚は今回の1番のお気に入りで、絵はがきを買っちゃいました。 |
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解説はこちら |
約2時間の芸術の世界。名画と言われる作品は、絵画についてよくわからない素人の僕でも、うまく表現できませんが何か引きつけられるものがありますね~。
にしても、今回の展示はフェルメール展や巨匠ピカソ展に比べて作品の解説がほとんどないので、例えば71) ペドロの涙 にしてもなぜ涙を流しているのかとか、なぜ頭蓋骨を描く作品が多いのかとか、素人にはわからないことだらけ。不親切な展示だったと思います。作品集を買えということなのかも知れませんが。。。(なぜ涙を流しているのかは、公式ページに解説がありました。こちら。)
やっぱり日常ではこういった作品を観る機会というのがないので、たまには良いですね~。
p.s.
今回の展示の半券で、常設展も鑑賞できます。僕は疲れてしまったので行きませんでしたが。国立西洋美術館の常設展も、かなり見応えがある作品が多いそうなので、またの機会に行こうかと思います。
この記事へのコメント
ルーヴル美術館展というと、必ず行ってしまいます。ルーヴルは何回となく行っているのですが(フランスが好きなもんで)、いつも有名な作品をめぐるだけで終わってしまうので、テーマを決めて展覧会をやってくれるのは大変ありがたいのです。
今回は、「レースを編む女」目当てで行ったのですが、17世紀という切り口がおもしろかったです。新の方でやってるルーヴル展も是非行きたいです。
へぇ~、本家ルーブル美術館に何回も行かれているんですか。いいですね~。うらやましいです。
ルーブル美術館は作品数が膨大なので確かに全部見ることはできないので、焦点を絞って展示していると見やすいのかもしれませんね。
僕がルーブルに行くのはもう少し勉強してからかな。