Lost Season 3 鑑賞
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●ストーリー（ネタバレあり）
ジャックとケイト、ソーヤが奴らに捕まってしまった。ソーヤが気がつくとそこは檻の中。隣にはカールという少年が監禁されていた。カールは鍵をはずしソーヤの鍵もはずして脱走を企てる。カールの意見で別々に逃げる２人。しかしあっけなく捕まってしまう。カールはソーヤに自分の脱走のためにソーヤをおとりにしたと告白し、別のところに連れて行かれてしまう。
ケイトが目を覚ますとシャワーを浴びてドレスに着替えるように言われる。そしてケイトはベンと名乗る奴らのリーダーにビーチへと連れて行かれる。しばらくは辛い思いをするが我慢して欲しいと言われ、檻に戻される。
ジャックが目を覚ますととあるガラス張りの小部屋。かつて水槽だったその部屋にジュリエットと名乗る女性が食事を運んできた。ジャックはその女性を人質に取るが、実質的なリーダーであるベンはあっけなくジュリエットを見捨てた。ジャックが逃げようと扉を開けると大量の水が押し寄せてきて、逃亡に失敗。再度この水槽に閉じこめられた。
一方、ジャックたちの援護に向かったサイード、ジン、サンは合図であるのろしをあげてもジャックたちからの連絡がない。別の場所にもう一度のろしをあげようとするが、奴らに裏をかかれた３人はボートを取られてしまう。しかしその際奴らの１人をサンが撃った。
数字をコンピュータに入力しなかった基地ではあらゆる金属が吸い込まれ、爆発。その爆発に巻き込まれたロックはジャングルの中で目を覚ました。混乱するロックはスウェット・ロッジと呼ぶ瞑想小屋を建てて瞑想をする。するとブーンが姿を現しミスター・エコーを探すように告げる。
一方、デズモンドもジャングルで目を覚ました。それを発見したハーリーと一緒にキャンプに戻るが、デズモンドには不思議な能力が備わっていた。未来がフラッシュバックのように見えるというのだ。
脱走計画を企てるソーヤ。しかし監視カメラでそれを知ったベンはソーヤの心臓にペースメーカーを埋め込み、心拍数が増えるとそのペースメーカーが作動し心臓は停止するという。
一方奴らの仲間が銃で撃たれて運ばれてきた。サンが撃った女性だ。もともと不妊治療が専門のジュリエットしか医師がいない奴らはジャックに協力を求めた。しかしその甲斐なく死んでしまう。水槽に戻される時、ジャックはあるレントゲンを見た。脊椎に腫瘍があるその患者はベンだというのだ。ジャックがここに連れてこられたのはベンの治療をさせるためだったのだ。ジャックはケイトとソーヤを解放することを条件にベンの手術を引き受けた。そかしジュリエットが彼に持ちかけたのは意外な依頼だった。事故に見せかけてベンを殺せと言うのだ。とまどうジャック。その頃、サイードとロックはパール・ステーションと呼ばれるダーマの基地に向かう。そこで見たものは他の基地の様子だった。ブラウン管のむこうには眼帯をした男の姿が。彼は仲間なのか、敵なのか。
ステーションから出てきた彼らは入口で待っているはずのエコーがいないことに気がついた。その頃エコーは黒いけむりの怪物に殺されていた。
ジャックがベンの手術を始めると、奴らの仲間はソーヤらを解放するどころか殺そうと企てる。奴らが約束を守らないことを予想していたジャックはベンの手術を中断。２人が無事に逃げることを確認するまで手術を再開しないという。しかしここは元いた島から3km離れた別の島。逃げ出すためにはボートが必要だ。ソーヤとケイトはカールを一緒に逃がすことを条件にボートを手に入れ無事に脱出。ジャックもベンの手術を続けた。
ベンの手術はうまく行ったものの、感染症に冒されてしまう。島には潜水艦があることを知ったジャックは治療を条件にアメリカに返す取引をする。
ハーリーはジャングルで１台の自動車を見つけた。気晴らしに自動車を修理してドライブしようというハーリーにジンとソーヤが賛同し、向かう。中でビールを見つけて喜ぶ一方、自動車の修理はできそうもない。ハーリーはチャーリーを誘って無謀な賭に出る。急斜面を転がして押しがけの原理でかけようというのだ。命をかけたその作戦は成功し、エンジンがかかった。
無事にキャンプに戻ったケイトだが、ジャックを１人残してきたことが気がかりでならない。１人ジャックを助けに向かうが、途中でロックとサイードに出会い、ダニエルの助けを借りてジャックの救出に向かう。海岸ではクレアがある作戦を思いつく。足にタグのついた渡り鳥に手紙を結びつけるというのだ。サンとジンと協力して渡り鳥を捕まえようとするクレアを、その計画に賛同しないデズモンドが邪魔をする。腹を立てるクレアは、１人海岸を歩くデズモンドの後をつける。デズモンドも渡り鳥を探していたのだ。なぜ計画を邪魔したのか問い詰めるクレアに、デズモンドは自分には未来が見えることを告白する。そしてチャーリーの死が見えるというのだ。これまでもデズモンドはチャーリーの死を見て、助けたこともある。しかし助けても助けても変えた未来を修正しようとする力が働き、何度も死がチャーリーを襲ってくるのだ。
一方、ケイトらは基地を見つけた。そこにはダーマ・イニシチアシブの最後の生き残りだという男が１人住んでいた。その男はパール・ステーションで見た眼帯の男だった。サイードはそこで島の配電図を手に入れる。しかしその男は奴らの仲間だった。銃撃戦の末、奴を捕虜に取った一行は、バラックスと呼ばれる彼らの居住区へと向かう。
居住区は超音波フェンスを乗り越えて侵入するケイトら。しかしそこで見たものはジャックが奴らと楽しそうにフットボールで遊んでいる姿だった。夜を待ってジャックの元へと向かうケイト。しかしケイトとサイードは見つかり、捕まってしまう。難を逃れたロックは潜水艇があることを知り、ある計画を実行する。約束通りアメリカに帰ろうというその瞬間に、ジャックの目の前で爆発してしまう潜水艇。
一方、ロックの目の前に意外な人物が現れる。騙して腎臓を取られ、さらに自分を８階から突き落とし車いす生活を余儀なくされた張本人、ロックの父親だ。ベンはロックに父親を殺すように言うが、心のどこかで理由があったに違いないと信じているロックは父親を殺すことはできないでいた。
海岸でソーヤとハリーが遊んでいると、顔面蒼白のニッキーがジャングルから現れ、倒れてしまう。外傷はないもののすでに気はしておらず、脈もない。ソーヤは奴らの仕業かも知れないと銃をとりあたりを見回りに行く。そこでジャングルの中にパウロが倒れているのを発見する。やはり脈もない。
ニッキーと恋人のパウロは金持ちのドラマプロデューサーからダイヤモンドを奪い、シドニーから飛行機に乗ったのだ。この島に不時着後もダイヤの入った荷物を探していたが見つからずあきらめていた。しかしニッキーは、その荷物の中に入っていたニコチンガムをパウロが持っていることを知り、ダイヤもパウロが持っていると問い詰めた。ニッキーはパウロをジャングルに誘い出し、メデューサ・スパイーダと呼ばれるクモをパウロに投げつけた。このクモに噛まれると全身麻痺し、血圧が低下し、医者でも８時間は死んだと勘違いしてしまうほどの毒を持っている。全身麻痺したパウロからダイヤを奪ったニッキーだが、ニッキーもそのクモに噛まれてしまう。助けを呼ぼうとビーチに戻ったところで意識を失ってしまうニッキー。
ビーチではニッキーとパウロの墓が掘られ、葬式が行われていた。８時間がたち、意識を取り戻したニッキーはそのまま生き埋めにされてしまった。居場所を知られてしまった奴らは、別の場所に移動することになった。睡眠ガスで眠らされたケイトが目を覚ますとジャングルの中でジュリエットと手錠でつながれていた。とりあえず元の場所に戻ろうとする２人の前に怪物が現れた。逃げる２人の前に超音波フェンスが立ちはだかる。今は電源は入っていないというジュリエットだが、信じられないケイト。もし電源が入っていたら超音波で脳が溶けて死んでしまう。ジュリエットはポケットから手錠をはずし、フェンスの中に入り電源を入れる準備をする。ケイトもフェンスの中に入り超音波フェンスの電源を入れるジュリエット。すると怪物は中に入れずに撤退してしまう。手錠でつながれていたのはジュリエットの自作自演だったのだ。ジュリエットは信頼して欲しかったとケイトに弁解するが、にわかに信用できないケイト。
２人が戻るとジャックはまだ催眠ガスで眠らされていたままだった。サイードを助け出し４人はキャンプに戻る。
キャンプに戻った４人だが、今まで奴らの仲間だったジュリエットをみんなが警戒する。もちろんケイトやサイードもだ。そんな時、クレアの容体が悪くなった。ジュリエットは彼女を助けられると言い、薬を投与するとクレアは回復した。みんなはまだ疑問を持ちながらもジュリエットを受け入れるようになった。
孤立するジュリエットをかばうジャックを見ながら、ケイトは自分の気持ちに揺れていた。
デズモンドはヘリコプターが墜落し、女性がパラシュートで脱出するフラッシュを見る。しかしそこへ向かう間チャーリーが死んでしまうフラッシュも見ていた。その事を内緒でジン、チャーリー、ハーリーを誘ってジャングルに向かう。フラッシュで見たとおり雨が降ってきた。そしてダニエルの罠がチャーリーを襲う。しかしデズモンドの機転で飛んでくる矢を避け事なきを得た。さらに進むと、フラッシュの通りパイロットが木に引っかかっていた。なんとか彼女を助け出せた３人。なんと彼女は衛星電話を持っており、さらに８０海里西に船があるという。
この島で妊娠した女性は全員死んでしまうと言う。妊娠しているサンは、この島で妊娠したのか、前から妊娠しているのか気がかりとなる。この島で妊娠したならジンの子だが、それ以前なら浮気あいての可能性もある。ジュリエットの検査をうけることを同意するサンだが、実はジュリエットはベンから妊娠している女性を調べるためにキャンプに向かっていたのだ。
奴らと行動していたロックがキャンプに現れ、ソーヤを連れ出した。ベンを捕まえたので殺して欲しいというのだ。しかしソーヤの目の前にいるのは詐欺師のロックの父親。ソーヤは彼と話すうちに、自分の家族を死に追いやった詐欺師であることを知り、殺してしまう。一方、ロックはそのお礼にとジュリエットがスパイである証拠をソーヤに手渡す。
ジャックには衛星電話のことは話されずにいた。しばらく奴らとすごし、そして奴らの仲間であったジュリエットをかばうジャックを信用できないと思われていたからだ。
キャンプに戻ったソーヤはジュリエットがスパイであることを公にする。しかしジュリエットはベンに言われたことをすでにジャックに話していたのだ。
初めて奴らの動きがわかっている。奴らに反撃する絶好のチャンスだというジャックは奴らを向かい撃つ罠を仕掛ける。そしてそれ以外の人は電波塔に避難をするという計画だ。しかし衛星電話は奴らの水中基地から発せられる妨害電波で使えない。デズモンドはチャーリーに、チャーリーがその装置を止めるフラッシュを見たと告げる。しかしその直後おぼれ死ぬことも。
奴らの奇襲は失敗。７人が死んだ。しかしサイード、ジン、バーナードは生き残った３人に捕まってしまう。ベンはジャックに接触し、衛星電話と人質３人を交換するように求めるが、ジャックはその取引を拒否。無線の向こうから銃声が聞こえる。ジャックはベンを殴り、人質にする。しかし３人が殺されたことをみんなに報告できないでいた。
一方、ソーヤとジュリエットはキャンプが気になり引き返すことにした。３人の人質を発見したものの丸腰の２人は何もできないでいた。そこにハーリーが例の車で奴らに突撃。一気に形勢逆転だ。
その頃、妨害電波を止めに向かったチャーリーだが、基地内に潜入したものの奴らの仲間に捕まっていた。水上にいたデズモンドもあの眼帯男の襲撃に遭い、基地に潜入し、身を潜めた。デズモンドの奇襲で基地を制圧できた。チャーリーが暗証番号を解読し、妨害電波の装置を止めることに成功。しかし、眼帯男の攻撃に遭いチャーリーは溺死してしまう。
妨害電波が消え、衛星電話が繋がるようになった。ジャックはその電話で助けを呼んだ。電話の向こうでは今から救助に向かうという声が。
●感想、思ったこと（ネタバレあり）
今日は、これから三宅島＆御蔵島に行ってきます。そんなわけで島つながりと言うわけではありませんが、２日間で全23話鑑賞。結構疲れました。ストーリーが長くなってしまい、文字数制限であまり感想が書けませんが、クレアとジャックが実は腹違いの兄妹だったり、奴ら(アザーズ）のことがかなり明らかになったり、いよいよ脱出が間近になってきたりと、ハラハラドキドキの全23話でした。
LOSTシリーズはシーズン６までやることが明らかになっているので、実はまだ半分なんですね。この冬くらいに4st SeasonのDVDが出るそうなので楽しみです。
| 観て良かった度：●●●●● ５点 |
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この記事へのコメント
「あんどうなつ」の、貫地谷しほりは「スイングガールズ」の頃から目立っていて、気になる女優さんです。深夜枠でしたが「君、犯人じゃないよね？」でもコミカルな役をこなしてました。関西圏では「ちりとてちん」で有名になったんでしょうか？水戸黄門の放送枠なのであまり冒険的なストーリーは期待できませんが、観てほっとするドラマです。（Lostからそれてしまいましたね、ゴメンナサイ。）
貫地谷しほりは、最終兵器彼女、夜のピクニックで知りました。夜のピクニックでは主役の多部未華子より輝いていました。
あんどーなつの竹蔵役の尾美としのりは、ナツコイにもお父さん役で出ているのですが、娘の名前が「なつき」。あんどーなつでは尾美としのり演じる竹蔵の弟弟子が「奈津」なので、ちょっと名前が混乱です。