チェブラーシカ 観てきました



 むかし友人にDVDを借りた作品がデジタルリマスターでスクリーンに戻ってきたと言うことで、今年40本目はチェブラーシカ(Чебурашка)を観てきました。


●ストーリー(ネタバレあり)
 ロシアのある街、オレンジを売っている八百屋がオレンジの木箱を開けるとそこにはオレンジではなく得体の知れない動物が寝ていた。起こしても起こしても倒れてしまうので、その動物をチェブラーシカ(ばったり倒れ屋さん)と名付けた。困った八百屋は動物園に引き取ってもらおうと連れて行ったが、正体のわからない動物は引き取れないと受け取りを拒否されてしまう。チェブラーシカは仕方なく都会の片隅の電話ボックスで暮らすことにした。
 一方、動物園に勤めるワニのゲーナは、昼間は子ども達に見てもらえるものの友達はおらず、閉園して家に帰ってもひとりぼっちだった。そんな寂しいゲーナは友達募集の張り紙を街中に貼った。
 その張り紙を見てやってきたのは女の子・ガーリャとチェブラーシカ。そしていたずら好きなおばあさん・シャバクリャクだった。ゲーナとチェブラーシカと女の子は「この街にはいったい、どれくらいいるんだろう。ひとりぼっちの人が」と、友達の家を建てることにした。
 他にも何人もの人が集まり家を建てるのを手伝ったが、シャバクリャクはいたずらばかり。
 なんとか友達の家が完成。完成の挨拶をチェブラーシカがすることになった。この家でみんなが仲良くなれたら・・・と言うが、女の子が、もうみんなは仲好しよ。と言う。「じゃあ、この家は無駄になっちゃうの」と寂しがるチェブラーシカに、みんなが、ここにチェブラーシカが住めばいいと言う。

 今日はゲーナの誕生日。プレゼントを持ってきたチェブラーシカは、そのおもちゃのヘリコプターで遠くに飛ばされてしまう。そんなチェブラーシカとゲーナの前には、格好いいピオネールの姿が。チェブラーシカとゲーナはピオネールに入れてもらおうとするが、鳥小屋も造れないと言う二人をあしらう。
 がっかりする2人の前に、マンホールなど危険なところで遊ぶ子ども達が現れた。こんなところで遊んじゃ危ないというゲーナに、子ども達は遊ぶところなんかないという。
 チェブラーシカとゲーナは子ども達のために砂場やシーソーなど遊び場を作る。それが認められ、2人はピオネールに入ることができた。行進もできないという2人にピオネールの子ども達が行進の仕方を教える。

 チェブラーシカとゲーナは海水浴のためにモスクワ発ヤルタ行きの汽車に乗る。しかしちょっとした空きに2人はシャパクリャクおばあさんに切符を取られてしまう。切符を持っていない2人は次の駅で車掌に降ろされてしまう。2人は歩いてモスクワまで帰ろうとするが、ひょんなことで汽車から落ちてしまったシャパクリャクおばあさんに荷物までも取られてしまう。
 そんな3人は密猟者が仕掛けた罠に捕まってしまう。なんとか罠をはずした3人は密猟者のテントの前に罠を仕掛け、シャパクリャクおばあさんの飼いネズミ・ラリースカをテントに忍ばせて、密猟者があわてて出てきたところ、罠にかかってしまう。
 さらにチェブラーシカとゲーナが歩いていくと、子ども達が川で泳いでいた。しかし上がってきた子ども達の体は真っ黒。上流にできた工場の排水が汚れているため、川も汚れてしまったのだ。ゲーナが工場長に文句を言いに行くと、工場長はもう汚い排水は流さないと約束してくれた。しかし排水溝を地下に埋めただけだった。相変わらず汚れている川を見てゲーナは排水溝をふさいでしまう。工場から排水があふれかえり工場は壊れてしまう。排水が出なくなった川は元のようにきれいになった。
 そんなゲーナとチェブラーシカを見て、シャパクリャクおばあさんは仲直りすることになった。



●感想、思ったこと
 いや~、久々に見ましたが、チェブラーシカは癒し系ですよね~。かわいい声。でも吹き替えじゃない本家の声ってあんなにかわいい声じゃなくて普通のおじさんの声なんですよね~。いつもは字幕派の僕ですが、この作品だけは絶対に吹き替えですよ。ストーリーは一度見ているので、あ~、こんなシーンあったねぇ~。っていう感じです。
 どこか抜けたというか、お茶目というか、そんなゲーナの歌もいいですよね。アコーディオンなんて小学校の音楽以来聞かないですからね~。

 他の方の意見を見ますと、もう古い作品でありながら、都会の孤独や公害問題、そして有名になるために犯罪に走るかのような昨今の世相をも痛烈に思い出させる歌など、現代にも通じる社会のひずみや普遍性も見所の1つと言うことです。
 もちろんそう言う見方もありますが、僕的には素直に、チェブラーシカとゲーナやその他のキャラクターに、普段なかなか耳にすることの少ないロシア調の音楽に癒されればそれで充分だと思います。

 帰りにチェブラーシカのマスコットか何か買って帰ろうと思って売店に行ったら・・・。ポニョグッヅばっかりだった。。。(涙)


観て良かった度:●●●○○ 3点










この記事へのコメント

Y.K.
2008年08月05日 00:32
チェブラーシカ、やっぱりかわゆいですね!
私も持っているDVDを見直して見ました。
初めて見たときは、ロシアの(テトリスを思わせる)音楽が何だか寂しく感じましたが、久しぶりに見るとやっぱり可愛くて、チェブラーシカの純粋さにやられました。
私の知っているチェブの声も可愛いほうです。
本家はおじさんの声なんですね、、、、想像できない。。。
Y.K.
2008年08月05日 00:36
今気づいたのですが、
今ちょうどチェブラーシカのTシャツ着てました。
あと以前作っていただいたチェブのプラバン(って言うのかな?)、今カメラバックに付けています!
2008年08月06日 04:34
Y.K.さん、こんばんは。
引っ越してからどうですか?
あれ、まだ使ってくれているんですね。ありがとうございます。今度、Y.K.さんの撮った写真も見せてくださいね~。
K
2008年08月12日 10:30
いつもよしなさんが観た映画をみて、よくもこんなに見事に自分が観た(または観たい)映画とかぶらないと感心してましたが、これは私も観たい映画です。
そんなに人気のキャラだと知らなかったんですが、近所の養老の瀧のカウンターにもチェブラーシカフィギュが飾ってあったので、人気なんですね。
チッタで終わっちゃったから、8/23公開のキネカに観に行くつもりです。
『アクロス・ザ・ユニバース』面白かったですよ。お勧めです。
2008年08月12日 15:58
Kさん、コメントありがとうございます。
あはは。そうですね。あまりかぶらないですよね~。
それだけ世の中にある映画がたくさんあるってことなんでしょうね。
養老の滝とチェブラーシカ。なんかあまりにあわないんですけど・・・。
2008年09月07日 16:18
こんばんは、よしなさん
本当、環境問題なんかについても触れられてましたけど、それより何より、このかわいさですよね!もう最高でした。
2008年09月07日 17:41
とらねこさん、こんばんは。
古い映画なのに、環境問題(公害問題と言った方が良いかも)に触れられているのにはビックリです。
なんでロシア語の声優はおじさんなんだか不思議です。吹き替えみたいにかわいい声なら良いのに。。。

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