カンフーくん 観てきました

 今までの記録に挑戦!1日4本観るぞ~!と決心した、その3本目は、カンフーくんでした。


●ストーリー(ネタバレあり)
 中国少林寺の武術学校に通うカンフーくん(チャン・チュワン)は、「南ピン拳」の免許皆伝を得るための試験を受けていた。三十六房というその試験は、36人の相手を勝ち抜かなければならない。わずか7歳の子供ながら大人の僧侶をなぎ倒し、三十五房をクリアしていた。
 そんなカンフーくんはピン・コー師匠に呼ばれ、最後の敵は日本にいると言われる。師匠はカンフーくんの右手に鈴をつけた。最後の敵に近づくと鈴が鳴る。最後の敵以外に拳をあげるときついお仕置きが待っていると言われ、師匠の秘技で日本に飛ばされてしまう。
 東京の下町の公園まで飛ばされたカンフーくんは、中華料理・ニュー幸楽の女将・泉ちゃん(泉ピン子)に出会う。「おまえが最後の敵か?」そう言い構えるカンフーくんだが、腹が減って動けない。そんなカンフーくんを泉ちゃんは連れて帰る。
 太極拳をマスターしている泉ちゃんは、料理を出すのも太極拳。ハッ!と言うかけ声と共に料理はあっという間にお客さんの前に飛ばされる。カンフーくんもその料理をたいらげる。
 そんな時、泉ちゃんの孫娘のレイコ(藤本七海)が帰ってくる。坊主頭のカンフーくんを気に入ってしまい、自分の弟にしてしまう。こうしてカンフーくんはニュー幸楽に住み込みでお店を手伝いながら最後の敵を探すことにした。

 翌日、レイコが登校中、悪ガキのボスバーガー(長内大祐)とその舎弟のモミアゲくん(佐藤和也)にいじめられる。友達のイケメンくん(藤田ライアン)や通訳くん(佐藤和也、松田昂大)らは手が出ない。そんな時カンフーくんが登場。あっという間にボスバーガーをやっつけてしまう。しかし、最後の敵以外に手を挙げてしまったカンフーくんには厳しいお仕置きが待っていた。手が勝手に自分を殴るのだ。気を失ってしまったカンフーくん。
 それがきっかけで、カンフーくんも学校に一緒に行くことになった。学校では同級生のさゆり(矢口真里)や優香先生(佐藤めぐみ)からもかわいがられ、一躍人気者に。

 その日の夕方、ボスバーガーの父親(堤下敦)が怪我をさせられたと店に怒鳴り込んできた。しかし「そんなことする子じゃない」と泉ちゃんは一歩も引き下がらない。そのまま父親は帰っていった。その夜ボスバーガーが謝りたいと店を尋ねてきた。
 その夜、泉ちゃんはカンフーくんに強さの話を聞かせた。レイコのおじいちゃんはカンフーを極めていた。ある日地上げ屋がこの店に立ち退きを行ってきたが、おじいちゃんはいっさい手を挙げなかった。強さとは大事なものを守るためのもので、やたらと振り回すものではないと。そしてレイコの父親の話もした。レイコの父親は母が亡くなってから、代々伝わる開けてはいけない壺を開けてしまい、その後家を飛び出していったっきり行方が知れないのだという。

 一方、ゲーム会社のブラックゲーム社ではある会議が行われていた。黒文部省のボス・黒文部大臣西村雅彦は、子ども達にゲームをやらせて子ども達を洗脳し、ダメ人間にして日本を乗っ取ろうという計画を立てていた。その計画は着々と進められ、教科書を捨て授業はゲームという学校がいくつもでてきた。
 そんな時、レイコ達が通う学校でも黒女教師(佐田真由美)や風神(桜塚やっくん)、雷神(金剛地武志)、龍神(武田真治)が送り込まれてきた。
 レイコのクラスでもクラスのみんながゲームにはまり、勉強をしなくなった。ある時、試験に良い点を取ったレイコが校長室に呼ばれた。「何か変だ。」そう思うモミアゲくんはみんなを説得。さゆりや通訳くん、イケメンくんらは校長室に向かう。そこでは黒校長(笹野高史)らが黒教師たちと話をしていた。「レイコちゃんは来ていないよ」という黒校長だったが、そこにはレイコちゃんの髪飾りが落ちていた。
 危険を察知したみんなは逃げるが、黒教師達に捕まりそうになる。そこでさゆりっぺが身分証を取り出す。「私は文部省潜入捜査課のさゆりよ。」その威勢とは裏腹にあっという間に捕まってしまい、校長室に連れて行かれる。
 校長室には優香先生も捕まっていた。隙を見てなんとか逃げ出す一行だが、手下達が行く手を阻む。泉ちゃんも学校に現れ応戦。その空きにカンフーくんらはレイコを追ってブラックゲーム社へと乗り込む。
 ブラックゲーム社内でも風神、雷神、黒女教師らが応戦。みんなやさゆりの力を借りてカンフーくんはレイコを追う。
 屋上ではヘリが待っていた。レイコの父親と名乗る黒文部大臣がカンフーくんに襲いかかる。一度は破れたカンフーくん。大事な人を守るためもう一度立ち上がろうとするがお腹が空いて立ち上がれない。そこに泉ちゃん特製の中華まんを持ったイケメンくんが登場。ところがイケメンくんはここに来る途中にまんじゅうを全部食べちゃっていた。残っているのはこどもびいるだけ。しかしカンフーくんはこどもびいるに酔ってしまうのだ。
 そんなことお構いなしでカンフーくんはこどもびいるを飲んでしまう。酔ったカンフーくんは酔拳で黒文部大臣をやっつける。すると黒文部大臣の中から何かが飛び出してきた。残された大臣は正気を取り戻しレイコのお父さんに戻った。
 そこにさゆりの上司(川平慈英)らが到着し、みんなを逮捕した。

 見事最後の敵を倒したカンフーくんは、みんなに見送られて中国へと帰っていった。



●感想、思ったこと(ネタバレあり)
 結論から行くと、1日に劇場での鑑賞4本はならず。3本が限界でした。残念。(前の記事で「1日4本なんてすごいです。」と言うようなコメントをいただいているのに、こんなオチでごめんなさい。)そしてこの日に観た3本とも邦画。そして「観て良かった度」は3作品とも5点満点中全部3点以下(ふつ~以下)。なかなかおもしろい作品に出会えず、貴重な代休が終わっていく・・・。

 この映画、何かの番組で「泉ピン子さんをはじめとするお笑い芸人も多数出演」と紹介していました。(笑)泉ピン子ってお笑い芸人だったの?大御所にすっごく失礼なことを言う番組だなぁ。
 にしもて、役の名前もすごいですよね。泉ピン子が演じる泉ちゃんとか。そうかと思えば師匠の名前は「ピン・コー師匠」って。チャン・チュワン君演じる「カンフー君」も、日本でそうあだ名がつくのはわかるけど、中国にいた時も師匠に「カンフー」と呼ばれていたし。それっておかしくない?コメディ(?)にいちゃもんつけてもしょうがないけど、ちょっとやり過ぎのような気がしました。
 そしてアクション。ワイヤーアクションなどのしかけは極力使わず、チャン・チュワン君のホントのアクションで頑張っていると言っていましたが、やっぱりこの作品もスタッフが悪すぎ。なんて言うのか、細切れのような感じというか、フレームレートが急に落ちたかのような撮影。そんな見にくい撮影するなら、最初からワイヤーでもなんでも使って欲しい。
 特殊効果もワンパターンで、人物に焦点を合わせて背景は放射状に流れるようにする技法ばっかり。(4枚目、6枚目の写真のような感じ。)もともとターゲットを大人にしていないので、こんな安すっちぃ手法でごまかしてばかり。
 ストーリー云々の前に、もう映像見るだけで観る気をなくします。
 監督兼VFXスーパーバイザーの小田一生田少年史 幽霊と秘密のトンネル舞妓Haaaan!!!でもVFXスーパーバイザーをやっていて、それほどへんな人ではないはずなんですけど、まだまだ監督としては経験不足なんですかね。

 この映画の見所は、泉ピン子のアクションシーンではないでしょうか。みなさん泉ピン子のアクションシーンなんて見たことあります?少なくとも僕は初めて見ました。
 後は個人的ですが、矢口真里が好きなので、あのコスプレっぽい姿も見所の1つだったと思います。泉ピン子よりも矢口真里のチャイナドレス見たかったなぁ~。ヌンチャクの練習頑張ったみたいですね~。でもさすがに小学生6年生はやばいでしょ。しかも「6年前から潜入捜査していた。」って、小学1年生として潜入捜査かよ。いくら小柄な矢口真里でも、さすがにそれはあり得ないでしょ~。
 ちなみに現場では、子役の子達にパンツの色を聞かれたりしていたそうです。

p.s.
 日本も中国にひどいことしているので人のことを言えた義理ではないですが、中国政府とダライ・ラマ14世との会談に向けて一歩前進したみたいだし、早く解決してくれると良いなぁ。


観て良かった度:●●○○○ 2点





※1:当記事掲載時です。実際の送料は注文時にご確認ください。





この記事へのコメント

2008年04月27日 09:52
おはようございます。
TB、いつもありがとうございます。
泉ピン子さんは女ピン芸人さんでした。
たぶん、漫談で牧伸二さんのお弟子さんです。
その後、そのしゃべりで伝説のウィークエンダーでレポーターをやってブレイク、その後女優業に転身し、今のあのピン子さんが出来上がりました。
なんて、時代しょってこんなことコメントに書いてしまう私も…、やっぱりババアですね。
あの泉ちゃんとか、ニュー幸楽とかいうネーミングはピン子さんがつけたとかどうだとか何かに書いてありましたよ。
2008年04月27日 21:32
chikatさん、コメントありがとうございます。
そうなんですか。全然知りませんでした。
勉強になりました。

ところで、ニュー幸楽にはどういう意味があるのかご存じですか?

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