ブックレビュー「モテる男の会話術」
なんでモテ本なのか・・・。実はこの本の著者・播摩早苗さんの本で目からウロコのコーチング~なぜ、あの人には部下がついてくるのか?~という本をこのブログでも紹介しました。(記事はこちら。) コーチングってなに?という方はその時の記事を読んでもらうとして、その本はコーチングについて基礎ではありますが一通り解説し、難しい言葉もなく、具体的に書かれていたのでとても読みやすい本でした。一度読んだら売ってしまうことが多い僕ですが、その本は今でも本棚に入っていて、時々読み返します。 そんなわけで、播摩早苗さんのファンになってしまったわけです。 話は変わって、毎週読むR25というフリーペーパーがあります。以前このフリーペーパーでは合コンにコーチングを取り入れよう!という特集を組んだことがあります。大学以来合コンには行ったことがないのでその特集は読んでいないのですが、その時にR25の編集者から取材を受けたのが、播摩早苗さん達だったのだそうです。 その後、好評だったため、“チョイもて”コーチングというブログが開始され、とうとう本になりました。それがモテる男の会話術です。 内容は・・・。他のモテ本を読んだことがないので、比較をすることができないので本書の目次から・・・。
1章では、人間が話す内容のうち90%は自慢話であることを紹介しています。「俺、今度の土日も仕事なんだ」という何気ない言葉の影には、「俺は働き者」と言うことを自慢している。もしかしたら「俺が田舎ったら会社が成り立たない」なんて思っているのかも知れない。でもたいていの人は女性も男性も人の自慢話なんか聞いても面白くない。自分の話をしたい。じゃあ話していて楽しいってどういうことか?自分の話を聞いて、同意してくれる人。コーチングで言う「承認」してくれる人。モテるというより、一緒にいて楽しい人、また会いたくなる人とはどんな人かを解説しています。 2章では、コーチングで言うIメッセージ、つまり相手にああしろ、こうしろと言うのではなく、自分自身と向き合い、自分はどう思うのかを伝えること。また、コーチングで一番難しい質問の仕方にも触れています。 3章は、コーチングっぽくないですが、嫌われるタイプについて触れています。例えば「自分の価値観を押しつける人」「自分軸な人」。そう書くと「当たり前じゃん」って思いますが、本書では具体的に解説してあるので、知らず知らずにそうなっていたことに気がつくかも知れません。ちなみにこのブログでも映画の記事を書く時に細かいことを突っ込んだりしていますが、あら探しばかりする人が近くにいたら確かにイヤかも。。。 4章もコーチングというより、普通の会話術。相手にひかれないほめ方、リラックスの仕方、などなど。 5章では、コーチングの内容も混ざってきて、会話全般に関する。コーチングでは承認、そして質問をしていくのですが、それぞれについては1章、2章などで説明されていますが、じゃあ、実際にはどんな感じなのか?などより具体的、実践的に解説してあります。もちろん播摩早苗さんらしく、具体的に。質問を考えない。考えている時は相手の話を聞いていないから。わかるけど難しいよね~。 「女性は解決策やアドバイスが欲しくて話をしているのではなく、聞いてもらい認めて欲しくて話をする。男性は議論をしたくて話をする。」と何かで読んだことがありますが、男性だって、聞いてもらって認めてもらいたいことだって多々あります。タイトルは「モテる男の」となっていますが、本書で解説している会話術は相手が女性でなくても同じ。そして合コンでなくても普通の会話でも同じこと。合コンが近い人じゃなくても、コーチング技術を学ぼうと思っている人が最初に読む本としても面白いかも知れません。 ちなみにこの記事ではIメッセージとか承認とかコーチング用語を書きましたが、本書でもそう言う言葉は出てきますが、難しいことは書かれていないので読みやすいです。 合コンの予定はないけど、普段の会話に取り入れられるかな。。。 |
- モテる男の会話術
- 目からウロコのコーチング~なぜ、あの人には部下がついてくるのか?~
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