プリズンブレイク シーズン2 DVDにて



 おなじみTSUTAYA旧作半額だったので、プリズンブレイク シーズン2を借りてきました。当ブログのプリンズンブレイクに関する過去の記事はこちら


●ストーリー(ネタバレあり)

★第1話
 なんとか刑務所から脱出したマイケル、リンカーン、スクレ、アブルッチらは予定していた脱出用の飛行機に乗れずに森の中を追ってくる刑務官らから逃げ走る。貨物列車を利用してなんとか追っ手を振り切った一行だが、ティーバッグは仲間らによって腕を切断させられ、一人放り出されて逃亡する。一方、マイケルらを見失った刑務官らは指揮権をFBIに奪われる。FBIを仕切るのはマホーン捜査官。彼はマイケルの入れ墨が、逃亡の計画であることを見抜く。
 その頃、ベロニカはリンカーンが殺したことになっている副大統領の弟のステッドマンを見つけることに成功するが、リンカーンと電話している最中に殺されてしまう。


★第2話
 マイケルとリンカーンは殺人の罪をきせられたリンカーンの息子のLJを助けに裁判所に向かった。しかしマホーンはLJのところに2人がやってくることを悟り、二人の計画は失敗に終わる。LJをおいて逃げる二人。
 ティーバッグは動物病院で切られた腕を手術した。ティーバッグはその医者を殺して、500万ドルが埋まっているというユタに向かう。
 ブラッド・ベリック刑務官は逃亡者を出したこと、さらには受刑者達に便宜を図った罪により首にされてしまう。自宅に帰ったベリックは銃を手に持ち、自殺を図る。しかし脱獄した8人に懸賞金がかけられていることを知り、思いとどまる。


★第3話
 ベリックは同じく刑務官のギアリーと協力して懸賞金がかけられている逃亡者を捜すことにする。二人はフォックスリバー刑務所に戻り、マンチェを脅してマイケルらが行きそうなところを吐かせた。一方裁判所から逃げる最中撃たれたリンカーンを治療し、逃走を続ける。そして橋から転落した車が爆発した。FBIは彼らがマイケルらが死んだと思う。ただ一人マホーンを除いては。マホーンの勘は当たった。これはマイケルらの仕掛けだった。
 スクレは愛するマニクルーズに会いに向かうが、マニクルーズは別の男と結婚することになった。納得いかないスクレは結婚式が挙げられるラスベガスに向かう。
 妻と娘に会いたいシーノートは娘の通う幼稚園に行く。
 そしてサラ・タンクレディに近づくのは組織の一員であるケラーマンだった。


★第4話
 アブルッチは組織に戻った。しかしアブルッチをはめた奴に復讐するため、そいつが潜んでいるモーテルに向かった。ところがそれは罠で、マホーン率いるFBIに銃撃され殺されてしまう。
 マイケルとリンカーンは、ベリックらに捕まってしまう。ベリックのねらいはもはや懸賞金ではなかった。ユタに隠された金がねらいだ。


★第5話
 マイケルとリンカーンらはユタについた。しかし500万ドルが埋まっているという牧場は見あたらない。彼らは役所で図面を見に行くが、何者かに破られていた。それはティーバッグだった。彼らに見つかったティーバッグは身を守るため地図を飲み込んでしまう。仕方なくティーバッグを仲間に引き入れ、彼の案内で向かった先には、家が建てられていた。


★第6話
 3人にトゥイーナー、シーノート、スクレが合流。工事業者を装ってその家のガレージから埋蔵金を掘り出すために土を掘り始めた。トゥイーナーは逃亡用の車にガソリンを入れるため、スタンドに向かったが、そこで逃亡者であることを悟られ、マホーンに捕まってしまう。
 一方、ヘイワイヤーは目の不自由な老婆の住む家に侵入し、そこで見たオランダの描きにいり、オランダに逃げることを決意する。


★第7話
 ガレージで作業をしていると、警察がやって来た。その警察はこの家の住人だったのだ。うまくやり過ごすことができずに人質としてとらえることになった。トゥイーナーが捕まったことを知った彼らは一刻も早く逃げなくてはならない。そうしようとしたその瞬間、500万ドルが土の中から顔を出した。その500万ドルを鞄に詰め込むと、銃を奪ったスクレがティーバッグを脅し、鞄を奪って逃走する。リンカーンは釈放されたLJに会いに行くため街に向かう。
 一方、州知事で副大統領候補のサラの父親が首を吊っているのが見つかった。調べても他殺を匂わす証拠はない。しかしサラは父が自殺するような人ではないと主張する。
 マホーンに捕まったトゥイーナーは、護送中にマホーンによって殺されてしまう。


★第8話
 スクレはマイケルは森の中で合流した。二人は鞄の仲を見て驚愕。鞄はティーバッグがすり替えたのだ。彼らは通報が入った警察に追われる羽目に。逃走中、スクレが川で足をはさまれ身動きができなくなってしまう。しかも上流にあるダムが水を放流する警報が鳴り始めた。
 サラは死んだ父親が残した何かを持っていると疑われ、組織からねらわれる羽目になった。サラの身代わりに女性が一人殺された。
 一方、リンカーンもLJと再開することができた。


★第9話
 マイケルはマホーンを恐れていた。入れ墨の秘密を知られ、執拗な追跡でマイケルを窮地に陥れる。脅威を感じたマイケルはマホーン捜査官の過去を調べる。そこで1つの過去を知る。マホーン捜査官は昔追っていた犯罪者・オスカーシェールズを殺し、自分の庭に埋めたのだ。そのことが原因で妻との仲が悪くなった。
 シーノートは家族と一緒に暮らすため、昔の仲間と協力し、FBIがマークしている妻と娘を連れ出す。久々に再開した家族はこれからのことを考える。
 ティーバッグは駅でヒマワリのブーケを買った。その足で以前一緒に暮らしていたスーザンをたずねる。ティーバッグは彼女のことを愛していたが、彼女はティーバッグを警察につきだした張本人だった。彼女の家に着くと、そこにはfor saleの看板が。彼女はティーバッグが脱獄したのを知り、逃げるように引っ越したのだ。
 思い出にすがるようにティーバッグが家の中にはいると、いきなり殴られた。ベリック元刑務官が、500万ドル持っているのを知り、奪おうと追ってきたのだ。金のありかを吐かせるために拷問をする。
 マイケルは一本の電話をした。マホーンにだ。庭に埋めた死体をネタに、手を引くように取引を持ちかける。だが逆にマホーンを逆上させてしまう。実はマホーンの秘密を知っているのはマイケルだけではなかった。彼に指示を出す、組織のキム・ビルも知っているのだ。
 リンカーンと再会したLJは駅で警察に見つかり、逃走。その際、LJが車に跳ねられ、警察に捕まってしまう。


★第10話
 LJとリンカーンの護送中、何者かに襲われた。襲った連中は父親アルド・バローズの部下だという。疑いながらも指示に従うしかないリンカーンらはある屋敷に連れて行かれ、そこで父に再会する。
 マイケルはサラに手紙を送っていた。それは待ち合わせの暗号だった。しかしその一部をFBIに持って行かれていた。何とか暗号を解読したサラはマイケルと会うことができた。マイケルはサラに一緒にパナマに逃げて欲しいという。ちゃんとした答えがあると思ってきたのにと答えるサラ。そこに暗号の一部から場所を特定したマホーンがやってくる。マホーンの目的は逮捕じゃない。秘密を知ったマイケルを殺すことだ。窮地に陥れられたマイケルだが、サラと協力してマホーンを閉じこめることに成功した。
 ティーバッグは拷問中に鍵を落とす。ベリックらに気づかれたが奴らよりも先に奪い、飲み込んでしまう。ベリックはティーバッグをトイレにくくりつけ、鍵が出てくるのを待つ。ベリックはギアリーに鍵をとるようにいい、コインロッカーに向かう。警察に通報をしてから。
 金を手に入れたベリックとギアリーだったが、ギアリーはベリックを殴り、金を奪って逃げる。怒ったベリックはギアリーの携帯の留守電に殺してやると残す。


★第11話
 サラは結論を出した。逃亡者2人と逃げることはできない。サラはマイケルにすまないと残して逃げる。その途中、ケラーマンに出会う。ケラーマンはビル・キムの指示で、サラの父親がサラに渡した何かを奪うためにやって来たのだ。拷問をするケラーマン。
 リンカーンは父親から衝撃の事実を聞かされる。リンカーンが殺したというステッドマンとその姉・大統領との通話記録があることを。それを手に入れた父親の仲間は行方不明。データのコピーはサラの父親に渡され、それが原因で殺されたのだ。そして今はサラが持っている。そのデータを手に入れればリンカーンの無実が明かされることになる。しかし、アルドの仲間に裏切り者がいた。そいつらの手引きでキムの手下がやってくるが、逃げる最中アルドは殺されてしまう。
 ティーバッグは腕を切断して逃げる。ティーバッグもバカじゃない。鞄の中に探知機を仕込んでいた。ティーバッグの追跡が始まる。ギアリーはホテルに女を連れ込んでいた。そこにティーバッグが現れ、ギアリーを殺し、金を奪って逃走する。
 マイケルは国境を越えるための取引相手と会う。しかし取引のネタである医療用ニトロを手に入れるのを失敗したマイケルはその代わりに釣りのリール用オイルを渡すが、偽物であることがばれ、銃で脅される。そこに現れたのはスクレ。彼のおかげでマイケルは助かるが、相手の出血が止まらない。このままにしておけば死んでしまう。逆の立場なら奴らは助けない、そう言うスクレに従わず、マイケルは彼らを助ける。
 ベリックは病院に連れて行かれる。そこで警察の尋問にあう。ギアリーの携帯からベリックの伝言が入っていたことから、ギアリー殺しの容疑者として逮捕されてしまう。


★第12話
 ケラーマンがサラを殺そうとする時、サラは自力で何とか脱出。
 一方、家族と再会したシーノートだが、娘の持病の薬が必要となり、妻が薬局に買いに行く。しかしその店で逃亡犯の逃亡に手を貸した罪で逮捕されてしまう。泣きながらその場を逃げ出すシーノート。
 マイケルとリンカーンはその場に残ることを決意する。スクレ一人が国境を越えるために飛行機に乗る。しかし、彼を追う飛行機が現れた。9・11以降、国境を越えた違法な航空機を追跡をするため国境を越えてもよくなったのだ。


★第13話
 ティーバッグは郵便局員から、スーザンの引っ越し先を聞き出し、会いに行く。
 ベリックはギアリー殺しで保釈を却下され、刑務所に収監されることになった。フォックスリバーなら便宜を図ってもらえると考えたベリックはフォックスリバーを希望するが、新所長は規律に厳しく、一般房に入れられた。「お帰りボス」と囚人らは元刑務官を迎え入れる。
 マホーンはキムの命令で二人をわざと逃がし、殺すように言われる。その時にケラーマンも一緒にだ。罠と知りつつもマイケルらは逃亡する。彼らを待っていたのはケラーマン。彼はマホーンを撃ち、マイケルらを手引きする。自分も大統領にすべてを奪われたと。


★第14話
 マイケル、リンカーンはケラーマンから事実を聞かされる。3人はステッドマンが軟禁されているモンタナに向かう。無事にステッドマンに会い、彼を連れ出すことに成功する。マイケルはステッドマンが生きていることをマスコミを利用して公にしようとするが、ステッドマンは自殺してしまう。
 一方、ティーバッグはスーザンとその家族に再会するが、受け入れてもらえなかったティーバッグは家族を軟禁する。


★第15話
 マイケルらはマスコミのカメラマンを人質に取り、メッセージを託す。このメッセージは政府の陰謀を暴露するメッセージだが、マホーンは本意はサラに向けたメッセージであることを突き止める。
 ヘイワイヤーは知り合った女性が親から虐待を受けていることを知り、その親を殺してしまう。
 なんとか国境を越えたスクレはマニクルーズに会いに行くために空港に向かう。


★第16話
 ベリックはマホーンと取引をする。マイケルからのメッセージでサラに何を伝えようとするのかベリックはわかったのだ。引き替えにマホーンはベリックを刑務所から出し、自分のコマとして動くように言う。
 サラはマイケルらと再開するが、自分を拷問したケラーマンが一緒にいるのを見て拒絶反応を示す。マイケルはケラーマンに怒りを覚えるがまだ利用価値のある彼と行動を共にすることにする。サラが父親の死体があった場所から拾った鍵は、シカゴの会員制シガークラブの物であることがわかった。
 一方、シーノートは食事を取っているが娘の具合が悪い。病院に連れて行こうとする、その瞬間、店に強盗が入る。シーノートのおかげでけが人は出ず、犯人を捕らえることができたが、みんなに逃亡犯であることがわかってしまう。警察がやって来た時、彼はみんなの協力で無事に逃げることができた。
 一方、ベリックとマホーンに追い込まれたヘイワイヤーは自殺に見せかけ殺されてしまう。


★第17話
 この仕事に嫌気のさしたマホーンはキムの仕事を拒否する。その直後妻から電話があり息子が事故にあったことを知る。キムが手を回したのだ。
 サラとマイケルはシガークラブに出向くが、警察に通報されてしまう。マイケルはフォックスリバーの元所長ヘンリーをたずね、シガークラブのロッカーから中身をとってくるように説得する。中にはUSBメモリが入っていた。中を見るとステッドマンと大統領の会話が入っていた。
 どうしてもスーザンの愛を得られないティーバッグは家族を物置に監禁し、逃げる。
 シーノートは娘を病院に連れて行くが、透析が必要だという。逃亡しながら人工透析は受けさせられない。妻も捕まってしまっている。シーノートは妻の釈放を条件に自首することを決意する。


★第18話
 マイケルは受け取った証拠を政府の信用できる人物に私、公表することを決意するが、そのデータはコピーでオリジナルの日時が立証できない。それではステッドマンが生きていた証拠にならないことを知らされる。しかしその会話の中身は大統領にとって知られたくない秘密だった。マイケルは大統領と直接交渉をするために、大統領演説の場に出向く。
 一方マホーンはシーノートに荷物が届いたらそれを使え、そうしないと家族がどうなるかはわからないと言う。そして届いた荷物は、首を吊るためのロープだった。


★第19話
 マイケルは大統領に接近したがキムにつかまり拷問を受ける。しかし大統領に会うことができ、大統領恩赦を発令する約束をこぎつける。しかし大統領もコマにすぎなかった。キムも大統領も何者かのコマなのだ。どっちに転んでも後のない大統領が選んだ結末は、大統領を辞任することだった。
 ティーバッグは国境を越えた。しかしその際に金の入ったバッグをなくしてしまう。一方、スクレはベリックに捕まってしまう。金の入ったバッグが空港にあることを知らないベリックにスクレは取引を持ちかける。


★第20話
 マホーンはFBIの内部調査からも目をつけられていた。シーノートの一件を知った彼らはシーノートとその家族に証人保護プログラムを受けさせるかわりにマホーンから言われたことを証言することを持ちかけた。
 大統領恩赦を受けられなかったマイケルとリンカーンは船で国外に出る手配をするが、サラはFBIに尾行されており、一緒に行動することができないでいた。


★第21話
 無事にパナマについた2人のところにティーバッグがパナマにいるとの情報が届いた。マイケルはティーバッグを檻に戻したい。一方スクレは愛するマニクルーズがベリックに監禁されている。罠と知りつつもティーバッグから金を奪わなくてはならない。
 サラの裁判が始まった。無実である証拠もないサラの裁判は難航していたが、そこに意外な証人が現れた。ケラーマンだ。彼の証言によりサラは無罪、一方リンカーンも無実だと言うことも立証され、検察はリンカーンの件を取り下げた。リンカーンは無罪となったのだ。
 マイケルらはうまく金を奪い、ティーバッグを捕らえることに成功したが、警察にベリックが捕まってしまい、マニクルーズの居場所を聞き出せないでいた。しかもティーバッグは隙を見て金を奪って逃げ出してしまう。


★第22話
 マイケルは逃げたティーバッグを追い、金を奪い、警察に通報する。
 怪我をしたスクレはマニクルーズを探すため病院を抜け出すが、道に倒れてしまう。
 ケラーマンはサラの裁判で証言したかわりに自分がとらわれてしまうが、組織の連中に助け出される。
 マホーンはキムの仕事を抜け出し、家族と一緒にパナマで暮らす計画を立てていた。マイケルの計画の続きを利用して。リンカーンを取引材料としてマイケルに連絡を取るマホーン。
 一方マホーンはヨットにマリファナを仕込んでマホーンに譲り渡す計画をする。
 マホーンとマイケルの取引場所にキムが現れたが、なんとか交渉は成立。マホーンはヨットで逃げようとする時麻薬所持で捕まってしまう。
 別の船を手に入れたマイケルはリンカーンと逃げようとするが、船から現れたサラに、無実になったことを聞く。しかし執拗なキムの追跡で、マイケルは捕まってしまう。そしてsonaと言う場所に入れられるマイケル。sonaとは?





●感想、思ったこと(ネタバレあり)
 ストーリーを長く書きすぎて、字数制限であまり感想が書けません。シーズン1では刑務所という限られた場所で繰り広げられてきたため、だいぶ無理がありましたが、シーズン2も無理はありますが、ヒューマンドラマに加えて24のようなスリリングも加わって、かなり面白かったです。地上波テレビでもやっていましたが、DVDで一気に見てしまったため、だいぶ次の日の仕事に響いていました。最後も中途半端は中途半端なんですが、ある程度区切りのいいところで終わってくれたので、後味も良かったです。sonaって何なのかが全然謎ですが、これがある程度何なのか明らかにされていたら、また期待させるところで終わりやがって!となったでしょうね。
 無理があると書いたのは、怪我をした人が次のエピソードでは普通に活躍してたり、アメリカの司法制度はわかりませんが、捕まってから刑務所に入れられるのがやたらと早い。陪審員制度の所為か、決定的証拠がないにもかかわらず、有罪になっちゃうし、ベリックはあんな性格なのにあっけなく有罪になったことを受け入れるし。。。
 そんな違和感を感じさせない面白い作品でした。



観て良かった度:●●●●●






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