ポータブルナビ&GPS を使ってみました。



 バイクで知らないところに出かける時は教習所でもらった地図を持って出かけるのですが、やっぱり不便ですよね。以前に比べてバイク用のナビというかモバイルナビも安くなってきています。そんなときアフィリエイトでお世話になっているバリューコマース主催のバリューコマースEXPOが開催されました。(その時の記事はこちら。)そこでは様々なECサイトがウェブサイトやブログの管理人に、紹介してもらいたいサービスや商品を紹介していました。クラリオンさんも参加しており、ドライブレコーダーとポータブルナビDrivTrax P5を紹介していました。
 DrivTrax P5は直販サイトで59,800円。だそうです。
 大きさも4.3インチ液晶ディスプレイ搭載で、重さは約200g。頑張ればバイクウェアのポケットにはいるくらいの大きさに2Gのメモリーが入っており、地図はもちろん登録地点もばっちり。タッチパネル操作で操作性も良い。なにせカーナビを作っているメーカーですからね。でもバリューコマースEXPOは当然ながら室内での開催ですので、残念ながら実際に使ってみることはできなかった。
 興味津々でいじっていると担当者さんが「バリューコマースの担当者に頼めば貸してくれるはずですよ。」なんて事を教えてくださいました。なに?!ただで貸してくれるの?そりゃ借りない手はないよな。さっそく担当者に連絡して送ってもらいました。
 箱を開けると本体の他にACアダプタ、カーシガーライターソケットの電源アダプター、取り付けマウントなどが入っていました。ポータブルナビなんだから車用の取り付けマウントは必ずしもいらないんじゃない?と思いながら箱からとりだし。。。
 バッタリーを充電して、モバイルナビを持って近くのコンビニ行くことにしました。ただし歩いて。最初GPSの電波を受信して現在地が表示されるまで思ったよりも時間がかかりましたが、一度認識されるとそのあとは普通に歩いた距離に応じて追従してくれます。なるほど~。
 次にバイクで出かけてみることに。残念ながら今回はバイク用取り付けマウントはないので、目的地をセットしてライダーウェアーのポケットに忍ばせて使ってみることに。設定で液晶のバックライトを暗めに設定(省エネのため)し、音量を最大にしました。よくよく考えればイヤホンをつければ良かったのですが、内蔵スピーカーではスピードを出していると音声案内が聞こえず、結局ポケットから出して確認する必要がありました。液晶はほとんど見ていないのにずっとついているのはもったいないなぁ。バイク用のマウントを使っても内蔵バッテリを使うことになるので(もちろん自己責任でバイクのバッテリから電源を引いても良いが)、内蔵バッテリで駆動する場合はしばらく操作がない時は音声案内だけ有効にして、液晶はバックライトをオフにする機能があっても良かったなぁ。

 いろいろ使い方を調べて見ましたが、通った奇跡をパソコンに転送することはできないんだ。。。う~ん、残念。
 と言うのはGPSに興味を持った理由はバイク用のカーナビが欲しかった意外にも理由があるんです。1つは、最近自転車(クロスバイク)を買おうかなと思いまして、自転車にも取り付けたいなと。用途はもちろんナビの機能もあるんですが、通った奇跡をパソコンに取り込んで、距離とスピードなんかを見たいなぁと思ったのです。
 2つめは、ダイビングです。自分が泳いだ奇跡をGoogle Earthに取り込み、さらにデジカメのデータともリンクさせて。。。なんて事をやりたかったんです。
 このポータブルナビはナビとしてはとても使いやすいですが、軌跡を取り込むことはできない。


 そこで、ガーミンGPSMAP60CSxを友人から借りました。こいつは値段は2~3倍近くします。定価で126,000円!でも高いだけあってこいつはかなり多機能。
 何がすごいって無線機くらいの大きさに2インチの液晶モニタ。ナビの機能はクラリオンのモバイルナビに負けますが、GPSの感度は格段によい。平均速度、最高速度などが表示されますし、日の出、日没の時間を計算し、さらにそこから計算された釣りのベストな時間なんかも表示されます。方位センサが内蔵されており、止まっていても正確に東西南北を計ってくれます。
 ただし上でも書いたようにナビの機能はかなり貧弱で、目的地を入力するのに一苦労(説明書読まなかったもので。。。)、車で移動していても地図の描画が追いつかないことも多々あります。
 そして何より値段が高いことがかなりのネックです。


 でも、もちろんGoogle Earthにデータを取り込ませることはできますので、そう言う用途には最適。右の図はGoogle Earthではなく、標準でついてきたソフトで取り込んだところ。

 さて、お次はいよいよダイビングで使えるかです。GPSの電波は1575.42MHz。かなり高周波なので水への吸収も激しそうです。僕の予想は水深5m。みんなに聞いたら1mくらいじゃない?と言われました。このGPSは生活防水なので、当然海にそのまま持って行くことはできない。そこでカメラ用のハウジングに入れて、タンクを背負って、いざ海へ。。。
 結果は。。。15cmで電波がかなり弱くなり、30cmでは受信不可能に。え~!そんなに水に弱いの?タンクを背負う必要は全くなかった。。。こんなハズではなかった。水中の軌跡をGoogle Earthに取り込むなんて、夢のまた夢でした。

 ちなみにダイビングの帰りに撮った写真をDrivTrax P5で見ようとしたら・・・使い方がわからなかった。(^^ゞ 家に帰ってから試してみましたが、画質は微妙。この機能はおまけ機能ですね。今回は使用しませんでしたが音楽も再生できるそうです。


 そうなるとバイクや自転車で出かける時用のナビとして使うのと、自転車で通った軌跡をGoogle Earthに取り込むのと2つの用途しかなくなりました。クラリオンのモバイルナビを使うと前者は便利だが、後者ができない。ガーミンのGPSでは後者はできるけれど、ナビとしても昨日は貧弱。どちらにするかなぁ。
 ちなみにガーミンのGPSは心拍計を内蔵したフィットネス用もあるんですよね。いろいろあって迷ってしまいます。少なくともGPSMAP60CSxは高すぎるのでもう少し廉価版ですかね。どれにするか、ボーナスが出るまでに決めなくちゃ。

p.s.
 ポータブルナビのDrivTrax P5ですが、走行中にいじっているとアニメーションが消えなくなってしまった。家に帰ってから調べるとバグらしくファームウェアのバージョンアップが公開されていたので、修正するにはこちらからファームアップする必要があるようです。






謝辞
バリューコマースさん、クラリオンさん、ありがとうございました。





この記事へのコメント

bokeo
2007年11月24日 08:03
GPSMAP60CSxは 秋葉原で89000で売ってるょ~
2007年11月25日 09:21
bokeoさん、情報ありがとうございます。
89,000円か。う~ん、迷うところですね。

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