北極のナヌー を観てきました。
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●ストーリー(ネタバレちょっとあり)
雪と氷に覆われた北極に春がやってきた。穴の中で6ヶ月も過ごしていたホッキョクグマの親子、母グマ、ナヌー、そして双子の弟の3匹が地表に姿を現した。さっそく狩りが始まった。驚異の嗅覚で氷の下にいるアザラシを見つけ、気づかれないように凍りに隠れながら近づくと、氷を割ってアザラシを捕まえる。子グマ建ちは母親をお手本にして餌の捕まえ方を覚える。
そのおこぼれをもらうのは、ホッキョクギツネ。彼はナヌー達のあとを追いかけて旅をする。
一方、海ではセイウチの群れにも新しい命が生まれた。その名はシーラ。セイウチは母親と子守役2頭で子育てをする。シーラが海から凍りに上がる練習をしている時、子守役は敵が来ないかを見張っている。その時、影を潜めながらホッキョクグマが現れた。忍び寄るホッキョクグマに子守役は戦いを挑む。いくらクマとはいえ、海の中では巨漢のセイウチにはかなわない。ホッキョクグマはあきらめていった。
セイウチの餌はハマグリのような甲殻類や軟体動物。彼らは餌を全部は食べずに少し残しておく。そうしておけば繁殖してまた餌場になるからだ。満腹になったセイウチは氷の上で日向跋扈(ひなたぼっこ)をする。ところが最近は温暖化の影響でセイウチの巨大な体をささせられる氷が少なくなった。彼らは北極を離れて島に向かう。
ナヌー達も餌をとるのに苦労していた。隠れる氷がなくなり、餌となるアザラシに近づけないのだ。思うように餌を捕れない3頭はだんだん弱っていく。とうとう弟は力尽きてしまった。ナヌーと母親もこのまま一緒に行動していては共倒れしてしまう。そう考えた母親はナヌーを独り立ちさせ、別行動をとることにする。
ひとりぼっちになったナヌーは、母親に教わったとおりにするが餌を捕れない。オスの餌を分けてもらおうと近づくが、食べさせてもらえない。しかしあきらめたら死んでしまうナヌーは、オスに襲われながらもオスの餌を分けてもらう。やがてナヌーは遠く離れた餌の臭いをかぎ、海を泳いで遠く離れた島へ向かう。
●感想、思ったこと(ネタバレあり)
このまま行くと30年後には北極はただの海になってしまうらしい。地球温暖化への警鐘をならす映画ですが、あまりそういう感じはせずに、北極の美しさと、ナヌーたちのかわいらしさに見入ってしまいます。ただ、ハイビジョン撮影ではなさそうなので、きれいと言っても、スゲ~感動!と言うほど美しい映像でもなく、ちょっと中途半端な感じでした。
あまり感動できなかったのは、最近こういう大自然のドキュメンタリー映画が増えてきたからだろうか。特にホワイトプラネットとかぶってしまったからだろうか。ちょっと物足りない作品でした。
観て良かった度:●●●○○ |
- 北極のナヌー公式サイト
- 北極のナヌー DVD プレミアム・エディション
- 公式フォトブック 北極のナヌー
- ほっきょくのナヌー
- 北極のナヌーテーマソング奇跡の星(手嶌葵)
- 稲垣吾郎
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