eos 40D を使ってみました。もう虜です。
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eos 40Dについての簡単な性能については先日ショールームで観てきた時の記事(こちら)で紹介していますが、かんたんに書くと、有効画素数1010万画素でAD変換が14bit。もちろんピクチャースタイル搭載でシーンによってフィルムを選べたように風景モード、ポートレイトなど色味などを設定できる機能が搭載されています。液晶は3インチ。またコンパクトデジカメのように液晶で画像を見ながら撮影できるライブビューが搭載されたことなどが特長です。
ピクチャースタイルをしないとこのようになります。
ピクチャースタイルを忠実にするとこのようになります。
![]() | ![]() |
上と同じ画像 | ピクチャースタイル:忠実 |
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ピクチャースタイル無しでもeos 20Dよりも若干色が濃いめ。ピクチャースタイル風景のeos 40Dと比べると消えてしまった花びらのしわも消えていません。(縮小しているので見にくいかもしれませんが)
画質に関しては比較すると、ピクチャースタイル(別にeos 40Dから新たに入った機能ではないですが)を忠実にすればeos 20Dもeos 40Dも大きな差は見受けられずに、キヤノンらしい安定した画像です。もちろん画素数の差はありますけれど。。。ただプロなど少数を除けばRAW画像で撮影して自分の好みに現像すると言うことはしないと思います。気に入った写真に仕上げたいのならばRAW画像で撮影した方が良いのですけれど。(後日RAW画像のススメという記事を書こうと思っていますが。)そう言うわけでRAW画像で撮影しない人にとっては、上の写真のようにちょっと味気ない写真になってしまうので、ピクチャースタイルは便利です。
次に操作性ですが、まず液晶が3インチはかなり便利。20Dは1.8インチですので、面積で約2.8倍。撮影した画像の再生モードでヒストグラムを見ると、もう画像は小さくて何がなにやら見えません。3インチあるとヒストグラムを出しても画像のチェックがきちんとできます。モニタがでかくなると消費電力が気になるところですが、仕様では常温でストロボ無しで1100枚。今回撮影時間3時間、撮影枚数200枚、途中電源を食いそうなライブビューも使いましたが、全然バッテリーは減っていない。
ライブビューに関してはオートフォーカスをすると液晶モニタではどこにフォーカスがあったのかがわからないのでその点が不便ですが、もともとマニュアルフォーカスを前提に作られているのでしょう。フォーカスをあわせる時は5倍もしくは10倍に拡大してあわせるのですが、最初使いにくいかなと思っていました。というのは拡大にすると全体の構図がわからなくなるから。でも実際は構図を決めたら、フォーカスをあわせたいところに拡大表示枠を移動して拡大する。そうすれば拡大画面でピントが合えば構図はもうすでに決まっているのでシャッターを切るだけ。慣れると意外に不便は感じません。そうは言っても人が入ってきてしまったなど、最終確認はできませんけどね。
今回のように風景や花など動かない物を撮る時は便利です。特に花の場合はローアングルから撮影することも多いので。
もう、eos 40Dの虜になっちゃいました。2台持って行きましたが、ほとんどeos 40Dだけで撮影していました。
2007/12/20 一時訂正しました。
2007/12/20 下記追加
この記事を書いた時はピクチャースタイルを「忠実」にすると、ピクチャースタイルのないeos 20Dと同じような画になるのかと思っていました。しかしあとになって知ったのですが、eos 40Dでeos 20Dと似たような画処理にするためには、ピクチャースタイルを「スタンダード」をもとに、シャープネスをあげるといいそうです。
- キヤノンホームページ
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↓eos 40Dレビュー記事- キヤノンEOS 40D実写レポート:旧機種との比較<解像度>
- キヤノンEOS 40D【第1回】 20Dから40Dへ――高感度ノイズを比較
- eos 40Dのお求めはYahoo!ショッピング、楽天市場、TSUKUMO、Amazon
で。
この記事へのコメント
RAWならばそう言えますが、JPEGは必ず適用されます。
確かにそうですね。失礼しました。
記事を訂正させていただきました。