池上本門寺 お会式 盛大でした2007



 昨年は雨がぱらつく天気だったので行かなかったのですが、一昨年に続いて今年も池上本門寺お会式に行ってきました。(2005年のブログ記事はこちら。)お会式って何?という方は、すみませんが、2005年のブログ記事池上本門寺お会式サイトを見てもらうこととして、今年は写真の観点で書かせてもらいます。

 お会式サイトの万灯練歩き行列は19時から24時ころまで行われるので、当然暗い。万灯の光を撮るのも暗いのに、人物の表情を撮ろうと思うとホントに暗い。人が多いため三脚は立てられない。そこで必須になる物が一脚。カメラのISO感度は800にしたいが、ノイズが目立つので400に。それでも手ぶれだらけです。
 そこで活躍するのが、RAW画像。JPEGで撮るよりもRAW画像で撮った方が若干ではありますが、黒抜けや白飛びが補正できるんです。さらにこういう写真の場合、ホワイトバランスもあとでいじるので、余計にRAW画像で保存するのが望ましい。で、こちらでも書いたように、現像ソフトで補正する。ISO400~ISO800で撮影したにもかかわらず、できるだけノイズを目立たさないようにすることができました。


 以下、写真を交えて。(いくつかの写真はクリックすると拡大できます。)


提灯の色がきれいだったので1枚。

おもちゃの犬たちもテンツクテンツク・・・♪

笛を吹きながら万灯を先導するおじさん。良い表情だったのですが、ブログで公開する時はぼかさないと・・・。残念。

これが万灯。日蓮聖人が亡くなられた時、庭先の桜(お会式桜)が時ならぬ華を咲かせたという故事から、万灯は紙で作った造花で灯明輝く宝塔を飾っています。

映画などでは、例えばラブ★コン のように、屋台と言えばお面や風車。でもお祭りで風車って僕は見たことないんですけど・・・。


呑川付近

ちょっとルートを外れて、妙見堂の階段。

階段を上ると妙見堂。本ルートはすごい人なのに、こちらは静か。

おなじく妙見堂。境内左手の小さな祠に寿老人(長寿と学を授ける南極老人神)が祀られています。

ルートに戻って、池上本門寺の此経難持坂(シキョウナンジザカ)。すごい人です。万灯をかつぐ人も大変だ。

またルートをちょっと外れて、理境院。静かなたたずまいが、心落ち着かせてくれます。

おなじく理境院。

此経難持坂を上って仁王門前。



大堂(祖師堂)前。






小さい子も頑張ってます。








 僕の持っている一脚は縦で撮れないのであまり使えなかった。来年は対策を考えないといけないなぁ。
 レンズ的には10-22mm、28-105mm、75-300mmの3本を持って行ったけれど、ただでも暗いので望遠レンズを使うとぶれてしまってダメ。ストロボを使っている人も多かったけど、色の雰囲気がイメージと違ってしまうし、手前の物しか明るくならず奥は暗いし、ゴミが写りやすいのでストロボも使えず。。。結局手ぶればかりの写真になってしまいました。
 暗いところでの撮影は難しいなぁ~。

 ところでタバコのポイ捨ての記事を書きました。このお会式でもあのすごい人混みの中でタバコを吸っている人がいるのにはびっくり。迷惑かつ危険、そして条例違反なだけでなく、重要文化財のそばで吸うのは法律違反。それ以上に、それを見ていても注意しない警察官には腹が立った。交通整理のアルバイトより高い給料もらってんだから、交通整理のアルバイト以上の仕事しろよ。













この記事へのコメント

K
2007年10月14日 21:04
あの人だかりの中にわざわざ突っ込んで行くなんて、すごい気力ですね。
いちばんにぎやかな12日に、映画『パンズ・ラビリンス』観て、バス降りて家に向かおうとしたら、いつもならほとんど人とすれ違わない坂道なのに、何故か車も人もいっぱい!
「そうか、今日はお会式だったんだ」と気づいた次第です。
ダンナは無謀にもなぜかわざわざ池上経由で表参道通って帰って来ようとして、普段の4、5倍の時間かかったらしいです。
くっすん
2007年10月14日 21:13
写真からお祭りの空気が伝わってきますね。
行きたかったなぁ。。

でもそれにしてもすごい人ですね。。
2007年10月15日 01:00
●Kさん、こんばんは。
僕も12日は会社から回り道をしないと帰れない状況でした。毎年どこが通行止めになるのかわからないので当日どう迂回して帰っていいのかわからず迷子になるので、今年は通行止め区間と地図をにらめっこしながら帰ってきました。

●くっすんさん、お久しぶりです。
小さい街に30万人のお客さんが来ますから、そりゃすごい人ですよ。来年は日曜日なので、仕事と重ならないですよ~。

この記事へのトラックバック