ワンセグチューナー w-one を使ってみました。
もともとパソコンはデスクトップでノートは使っていないので、ワンセグでなくても通常のビデオキャプチャーの方が良かったのですが、まあ、もらい物だし。。。 |
最近のUSB機器は接続してからドライバをインストールする物と、接続する前にインストールする物とあるので、とりあえず説明書を見ながらインストール。「ドライバののセットアップが終了するまで本製品をパソコンと接続しないでください。」と書いてあったので、CD-ROMを入れてインストールを行うことに。 しかし!Windows Media Playerとインストーラーがほぼ同時にフリーズ。仕方なく再起動して他のアプリは終了して再度インストール。今度はフリーズはしなかったものの、説明書にないエラーが発生。「ワンセグレシーバがインストールされなかったです」って。ちょっと日本語へんじゃねぇ?間違ってないけど、普通「インストールされませんでした」って表示されません?結局、説明書にはセットアップ完了まで接続するなと書いてありましたが、本体を接続しないとドライバのセットアップが終わらないようです。 他にも説明書には誤植があり、少ない取説の上に、書いてあることの当てにもなりません。 |
ここで、ワンセグチューナーの選ぶポイント(僕が思うところ)を書いてみます。
まずは、接続形態。一般的にはUSBだと思いますが、PCカード型とSDカード型などがあるようです。SDカード型は消費電力が小さいのですが、普通のカードリーダーに接続したのでは使えませんので、かなり限定した人しか使えないと思います。PCカード型はノートの人には便利だと思いますが、受信感度が悪い場合、USBのように延長ケーブルでチューナーだけ場所を変えると言うことができないので不便かも。やっぱりUSBが一番使いやすそうです。
動作環境は私のPC(Pen D 2.8GHz, メモリ1G)ですが、ソフト起動時のCPU使用率は5%前後でした。録画時でもそれほど増えません。動作環境を見てもPen4 1.4GHz、メモリ512M程度なので、ちょっと前のノートPCでも全然大丈夫だと思います。ただ、最近はあまり詳しくない人もPCを持っていますので、動作環境のところに「Direct X 9.0Cに対応したビデオカード」とか「ビデオカードのメモリが32M以上」と書いてあってもわからない人も多いでしょうね。(たいていは大丈夫だと思いますが、心配な人は店員などに聞くなどした方が安全ですね。)
次はアンテナ。たいていはロッドアンテナ(引っ張ると伸びるタイプのアンテナ)がついていますが、中には携帯電話のアンテナのように柔らかいタイプの物もあるし、アンテナが自由に回転できるタイプの物もあります。外部アンテナを接続できる物もあるし、内蔵アンテナしかないタイプもあります。僕の場合、普通の都内23区の木造住宅の2階で使用しましたが、アンテナ感度が微妙なときもあるので、やはりアンテナがついている方が良いと思います。
そして付属品。USBタイプの特長として延長ケーブルで感度の良いところにおけるというのがあります。ただの延長ケーブルではなくて、台座付き延長ケーブルがついている物もありますし、台座にマグネットが入っている物もあります。台座付きケーブルは出先に持って行くのも荷物になるし、微妙ですが、家や会社で使うぶんには便利かも。でもマグネット付きの台座は、家庭の場合パソコンの近くに金属の壁や家具がある人は少ないと思いますので、微妙です。少なくなりましたがフロッピーを使う機会のある人も危険ですよね。あと、吸盤付きというのもあるそうです。
USBの場合、細かいことですが端子のキャップを使用中無くさないように工夫してない製品はポイントダウンですよね。今回のw-oneもそうなんですけど。
ノートPCを使っている人にとっては消費電力も重要なポイントかも。
あと、中にはデジタルラジオやデータ放送に対応しているのもあるので、選択のポイントの1つですね。
最後にソフト。たぶんこれが一番重要です。できる機能はそれほど差はないと思いますが、w-oneはアイコンが何を意味しているアイコンなのかわからないので、慣れるまでもたつくでしょう。録画予約はEPGに対応していない物もあるそうですし、w-oneにはついていますが、インターネットから番組表を読んで録画予約ができるiEPGに対応しているのも便利です。
使い勝手で気になるのがスクリーンセーバーと常にて前に表示できるか。ワンセグ見ていたらスクリーンセーバーが働いて・・・。なんてのはイライラしますからね。w-oneでは起動中はスクリーンセーバーを自動でオフにするオプション設定もあるので便利ですが、常にて前に表示する設定ができないみたい。いろいろソフトを起動しているとすぐにしたには入り込んでいまいます。フリーウェアーを使えば、そういうのを実現できなくはないですが、やっぱりソフト本体にそう言う機能をつけて欲しいですよね。
画質の方は、思っていた以上でも以下でもなく、ワンセグならこんな物かという感じ。字幕版の映画だと字幕は読むのはかなり大変。まあ、パソコンやりながらの「ながら観」程度なのでしょう。 地上波アナログテレビと同時に受信してみると、デジタル放送はデジタル化して放送するためアナログ放送に比べて若干遅れて放送されると言うことでしたが、実際にそうなっており、面白かったです。(笑)話によるとアナログ放送と地上波デジタルのずれが約2秒、ワンセグではさらに約2秒ずれるそうです。 |
p.s.
今さらですが1セグとは。。。地上波デジタル放送がありますが、全送信帯域を13セグメントにわけ、ハイビジョン放送を送信するのに12つ分のセグメントを使用します。残りの1つ分のセグメントをモバイル用に使っている放送です。1セグメントあたり本来なら約1.4Mbps(12セグメントなら約16.8Mbps)なのですが、モバイル用なので移動中でも通信しやすい変調方式にするので実際にワンセグでは約416kbpsの速度で通信されます。このため、ワンセグでは解像度320x240ピクセルの15fps(1秒間に15枚の画像が表示される。アナログ放送では一応30fps)の動画(128kbps)、音声がステレオ64kbps、データ放送が約60kbpsという構成になっています。
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Yahoo!ショッピング、
楽天市場、Amazonで。
ヤマダ電機
ツクモ
この記事へのコメント
ので、この部屋にテレビのアンテナ線入ってない
んですよね・・・
ずっと室内アンテナ+ブースターでテレビ見てた
んですけど、どうやっても地方の温泉旅館の100円
テレビのような映り方しかしない・・・(^_^;)
そんな訳でバッファローのワンセグチューナー
使ってます。
でもPC起動しないと見られないし、15インチ
のモニターでもフル画面にすると画質がかなり
気になるし、あまり使ってないです・・・
メインじゃなくて、サブでしか使えないかも(^^ゞ
100円テレビ懐かしいですね。
でもブースターがあっても映りが悪いのに、ワンセグチューナーなら見られるって、やっぱりデジタルの方がその点は良いんですね。
ワンセグは確かに画質を重んじてないので、それをメインにしようとすると辛いでしょうね。