アルコールチェッカー で酔い具合をチェック!



 年々飲酒運転、酒気帯び運転(以下、両者を併せて飲酒運転という)の取締、罰則が厳しくなってきました。良いことだと思いますが、一方でお店側の手間も増えてしまったことはちょっとかわいそう。
 僕はバイク通勤ですので飲みに行くときは、あらかじめわかっていれば電車を使って出社しますが、でなければ会社において飲みに行きます。別れるときも「ちゃんと電車で帰れよ~」などと言ってくれます。急に誘われた飲み会ではバイクをおいて帰りますが、ライディングウェアを着ているとお店の人に確認されることもあるくらいですし、会社でも飲酒運転者は例外なく解雇されることになり、脅しでなく悲しいことに実際に退職した人もいます。それほど運転する人もしない人も意識が高まっています。
 一方で困るのが深酒したときの翌朝です。友達は21時まで仕事なので、それから飲みに行こうとなるとどうしても午前様になってしまいます。そう言う場合はあまり飲まないようにはしているのですが、酒が完全に体内から除かれるのは12時間と言われています。翌朝、自分で酔っているかなぁ?って判断がつかないときは、たぶん体内に残っています。問題なのは、もう抜けていると思っていても本当に抜けているのかわからないとき。
 と言うわけで、アルコールチェッカーを買ってみました。

 映画を観るついでにヨドバシカメラに寄って買おうとしたのですが、Amazonの方が安かった。Amazonって電気製品やホーム&キッチン製品って高いイメージあったのですが意外です。ヨドバシカメラでは「他店より高い物があったら相談してください。」と書いてあるのですが、先日浄水器のフィルターを買おうとしたときは「そうですか」で終わらされたし、今回も「インターネット専門店とはアフターサービスが違うので同じ値段にはできません。」と言われました。確かにAmazonで購入後故障した場合はメーカーのサポートセンターに持ち込めと書いてありますが、3,000円弱の物が壊れても修理に出さないよな~と思いつつも、そんなことで反論してもしょうがないのでやめ、僕のように貧乏には1円でも安いところで買うだけと、Amazonで購入。


 早速電池を入れて機械に向かって「はぁ~~~。」結果は、当然「0.00mg/L」つまらないなぁ~。と言うわけで、台所においてある焼酎をロックでグビグビっと1杯。先週は残業が忙しかったので、テレビを観ながら焼酎を飲んでしまった僕は眠りについてしまいました・・・。(汗) 1時間後目を覚まして、やばい!お風呂入らなきゃ!と湯に浸かって出てきて、「はぁ~~~。」すると0.15mg/Lです。たかだか焼酎1杯で、1時間休んでお風呂まで入っても、これで運転したら「1年以下の懲役又は30万円以下の罰金」です。現在審議されている改正案だと「3年以下の懲役又は50万円以下の罰金」です。
 よく捕まった人の話を聞くと「ビール2杯、酎ハイ3杯飲んで、車の中で1時間仮眠したから大丈夫だと思った。」なんてコメントがありますが、焼酎1杯でダメなんだから、こんなに飲んだらダメに決まっているじゃん!
 それから4時間睡眠し翌朝・・・。自覚症状では寄っている気配は無し。試しに「はぁ~~~。」機械がピピピとなって表示は見事0.00mg/L。よかった。バイクで無事に出勤できました。

 某航空会社ではお酒を飲んだら24時間以上経たないと飛行機を操縦してはいけないそうです。
 お酒に強い人、弱い人いますが、関係ないんですよ。アルコールは体内でアセトアルデヒドになります。このアセトアルデヒドが頭痛などの原因。そしてアセトアルデヒドはさらに酢酸になります。お酒が強い人というのは2段階目のアルデヒドの分解が速い人のことを言います。お酒に強い人も弱い人も1段階目のアルコールの分解にはそれほど差がないんです。だからお酒に強い人も弱い人も同じくらいアルコールの分解に時間がかかるんです。

 今の時代「酒を飲んで車で帰ろう」と思って飲みに行く人はいないと思います。たいていの人は飲んだ後タクシーや代行運転で帰ろうと思って飲みに行くと思います。アルコールが怖いのは、運転が危険になるだけでなく、判断力が弱まって「酔ってないから運転して帰れるや」って自分勝手に思ってしまうことなんですよね。だから飲みに行く場合は代行運転使えばいいと思っていても車で行かないことが大事なんですよね。

 僕もバイクで飲みに行くことは絶対ないと誓えますが危険なのはその翌日。飲んだ次の日はこれでチェックしてからバイクに乗ろうっと。もちろんこの機械だけでなく自分の自覚症状も併せて判断せねば。。。

 僕のホームページのお酒の記事もよろしく。こちらです。なぜ記憶がなくなるのか、なぜ飲んだ後はラーメンなどを食べたくなるのかが書いてあります。


p.s.
 この装置は測定器として認定を受けた物ではないため、仮にこの装置で0.00mg/Lと出たとしても体内にアルコールが残っていれば検挙されます。この装置の検査結果は参考程度になさってください。
 一番軽い0.15mg/Lの酒気帯び運転でも、6点で一発免停です。一発免停は反則ではなく、裁判所に出頭し簡易裁判を受ける犯罪です。つまり前科がつく犯罪です。例えば飲酒運転で解雇になった場合は再就職に必要になる履歴書には賞罰のところに前科一犯を記載しなくてはなりません。
 自分だけではなく、家族にも、もし事故を起こせば相手の家族にも深い傷を負わせることになります。
 アルコールはルールを守って楽しみましょう。










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