今日は世界環境デー

映画不都合な真実を見てから(記事はこちら)ちょっとは環境を意識するようになったので・・・。

最近バイオエタノールのニュースが頻繁に報道されていますよね。前回の記事にも書きましたが、バイオエタノールを作るため大豆やオレンジなどいろいろな畑を原料となるサトウキビやトウモロコシへ転作し、様々な食品の値上げが報道されています。
バイオエタノールと言えば、バイオエタノール含有ガソリンの販売も開始されました。環境問題と言うよりもアメリカの思惑が感じられるのは僕だけでしょうか?
と言うのは、日本では遺伝子組み換え作物の大豆やトウモロコシってほとんど見かけませんが、アメリカではたくさん作っています。でも日本を始め諸外国では遺伝子組み換え作物は不人気です。そこに来てバイオエタノールです。どうせ燃やす物だから遺伝子が組み変わっていようがいまいが関係ない。不人気だった遺伝子組み換え作物の在庫一掃セールができるわけですよ。
僕個人的には遺伝子組み換え作物もきちんと管理すれば毒性は問題ないと思っています。けれど半人工的な遺伝子が自然界に花粉などとして出て行ってしまいそれが暴走するとどうなるかわからないので不安がないわけではありませんが。世界各国では飢餓で苦しむ人も多いので、遺伝子組み換え作物によって安く大量に収穫できる作物を作るのも必要なのではないかとも思います。
そうは言っても遺伝子組み換え作物が人気がないのは事実。そんなわけで、京都議定書にもサインをしなかったアメリカがバイオエタノールに興味を持つのはそう言う背景があるからじゃないかと思います。
上でも書きましたが、世界では飢餓に苦しむ人が大勢いるのに、先進諸国のエネルギー問題という理由で食べ物を作るのをやめ、バイオエタノール用の作物を作るのは本当に先進諸国の身勝手な振る舞い。環境問題も重要な課題ですが、飢餓の問題も同じくらい重要な課題だと思います。
バック・トゥ・ザ・フューチャーのように生ゴミや飲み残しのジュースなどを燃料にできる、そんな技術ができればいいですね。
ちなみに日本では廃材からバイオエタノールを作る研究もされています。それが実用化されれば、計画伐採、建築廃材、端材、回収した割り箸などからバイオエタノールが作れるようになるのかな。そうなると良いですね。
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で。
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