4400(FORTY FOUR HUNDRED) 2nd シーズン
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●ストーリー(ネタバレあり)
4400が生還して1年。国土安全保障省NTACの捜査官ダイアナを4400の1人のマイアを養子とした。そんなダイアナは再度トムとパートナーを組み、4400関連の任務に就く。そんな時4400の1人が精神保養所でみんなを操って通信塔を作らせているという情報を聞き調査に向かう。ところがNTACのメンバーも操られ通信塔の建設に協力をする。やがて通信塔は完成したが、未来との通信は何も起こらなかった。拍子抜けして帰ろうとするその時、保養所で治療を受けるケヴィンが正気に戻った。ケヴィンは科学者だ。これにはどんな波及効果があるのだろうか。
4400センターを建設したジョーダン・コリア。4400センターでは一般人も能力を引き出す修行の場所を建設した。そのコリアはリリーの子供イザベルに興味を持つが、危険に思ったリリーとリチャードは4400センターの家から別の場所に引っ越すことを決意した。その時、4400を敵視する親子に目をつけられ窮地に立たされる。その時奴らは急に自殺をした。リチャードは恐ろしい能力を持ったイザベルを心配に思うようになる。
トムの息子のカイルは3年間昏睡していたため大学に入学したのは21歳になってから。高校の楽しいはずの時期を病院のベッドで暮らした彼は大学での生活を楽しみにしていた。ところがそんな彼を待っていたのは授業料が払われていないという事務員の言葉だった。忙しさのあまりトムが授業料を払うのを忘れていたのだ。そんなことがきっかけでトムとカイルはあまり話さなくなる。そんなカイルは最近、時折記憶がなくなるという症状に悩まされていた。最初は昏睡の後遺症あるいは酒に酔った所為だと思っていたが、だんだんと深刻なまでになる。トムに相談しようにもしにくい。
予知能力を持つマイアは不吉な予知をする。それはコリアが何者かに殺されるというのだ。NTACの警備の中、コリアは予言通り狙撃されてしまう。自分の師や親代わりのコリアを失ったショーンは悲しみに暮れるが、4400センターを引き継ぐ決意をする。一方記憶を無くしたカイルは、その時の記憶を思い出し始めていた。ライフルを捨てる自分、4400センターの近くのビルの階段を上る自分、ライフルを構える自分、そして引き金を引く自分。コリアを殺したのは自分だと思い出すが、ことの重大さに誰にも相談できないでいた。
ある時NTACが攻撃された。何者かが発する信号によって、その信号を聞いた男は全員攻撃的になると言うのだ。トムのとっさの判断でNTACは封鎖され、NTAC職員もおかしくなる前に銃を没収した。ところが駆けつけた軍のメンバーもその信号にやられ攻撃的になる。トムも例外ではなかった。マルコはこの信号を打ち消すノイズを開発し事態は収集したが、テロリストには逃げられてしまう。
マイアの手に原因不明の発疹が出、高熱にうなされる。その症状はマイアだけでなく多くの4400に現れた。この症状が出ると4400の能力が消えてしまうのだ。やがて発症した4400の中には死者も出る。ダイアナとトムは治療法を探るが、この症状を作り出したのは上司のライランドが絡んでいることを知る。4400が特殊な能力を持つのはプロマイシンの所為で、NTACは4400の能力を恐れそれを抑止するプロマイシン抑制剤をすべての4400に投与していた。この副作用で今回のような症状が出たのだ。これを治す薬を作るためにはプロマイシン抑制剤が投与されていない4400の血液が必要だが、4400人すべてに投与されていた。ある1人を除いては。そう投与されていない4400とはイザベルだ。しかし赤ちゃんからとれる血液から作れる血清は1人分だけだった。その血清はショーンに投与され、ショーンは他の4400を治していく。
一方、カイルはコリアを暗殺犯として誤認逮捕されている家族と接触する。そして自分の犯した罪に耐えかねて自首することを決意する。カイルは自首する前に、コリアを師と仰いでいた従兄弟のショーンに会いに行き、自分が殺したことを打ち明ける。ショーンはカイルに手をかざすとカイルは苦しみ始めた。ショーンは治癒能力だけでなく人を殺す力も備えていた。苦しむカイルの口から光が漏れ、カイルを操っていた「何か」が除去された。そしてトムと共に自首をする。
プロマイシン抑制剤の投与がやめられた4400は、今まで能力がなかった人も能力を備えるようになった。
すべてが終わったかのように思えたがマイアは「まだ終わっていない。これは始まりよ。戦争の。」と予言をする。
●感想、思ったこと(ネタバレあり)
ファーストシーズンは面白かったのに、どうもアメリカンドラマってシーズンが続くごとにあまり新鮮さがなくなるんですよね。無駄に長い。毎回アメリカンドラマの記事で書いていますが、1シーズン分見終わっても達成感がないんですよね。普通にドラマの途中で、つまり区切りの悪いところで途切れているだけのような中途半端なところで終わっていて。その点、24 - TWENTY FOUR -のように、見終わったあの達成感、安堵感が得られて安心するんですよね。24話でまとめなければいけないというのが脚本を引き締め、冗長な部分をカットし、シャープな作りになる。海外ドラマは「24 - TWENTY FOUR -を越えた!」なんて宣伝するけど、そんな冗長な作りをしているドラマが24 - TWENTY FOUR -を越えられるわけがないと思います。
本作も、シーズン3はWOWOWで放送中で、シーズン4も作成中です。面白いドラマが続くのは嬉しいけど、やっぱり飽きるって。。。
オススメ度:●●●●○ |
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