キヤノン プリンタ春モデル2機種(iP2500、iP90v)見てきました



 2007/03/28に、キヤノンのプリンタPIXUS iP2500(A4エントリーモデル)と
PIXUS iP90v(モバイルフォトプリンタ)の2機種が発表になりました。と言うわけで、毎度ながらショールームに行って、見てきました。


PIXUS iP2500
 解像度が4,800×1,200dpi、2pL、顔料ブラック、染料シアン、マゼンタ、イエローの4色インク使用という最新スペックからするとちょっと見劣りするスペック。自動両面もCD-R直接印刷、カメラダイレクトなどの機能もない、本当に印刷するだけのプリンタ。2006年秋冬モデルのiP1700の後継機種で、インクや印字性能は変わっていない。
 では、何が変わったかというとデザイン。ユーザーアンケートによるとエントリーモデルプリンタのデザインが不満という声が多かったことからデザインを高級感あふれるピアノブラックの鏡面加工筐体に変更。さらにユーザーに好評なフォトボックスという使わないときは箱形状になり、上に物も置けるようなデザインにしています。
 そして、付属のユーティリティ類が今年1月発売のWindows Vistaに対応。これまでのPhotoRecordがEasy-PhotoPrintに統合されています。アルバムやシールなどの印刷ももちろんOK。
 ちなみに、実売価格は1万円前後と見られています。
 持って行った画像をプロフォトペーパーに印刷させてもらってきましたが、どちらもそこそこきれい。もちろん上位機種と比較すると荒さは見えますが。自動両面など便利な機能はありませんし、独立インクのプリンタよりも印刷コストが高くなり、印刷速度も落ちますが、あまり印刷せず、自動両面などの機能を使うことが少なければ、あえてサイズも小さく本体価格が安価なエントリーモデルを選ぶというのも1つの手段かもしれません。


PIXUS iP90v
 こちらも解像度が4,800×1,200dpi、2pL、顔料ブラック、染料シアン、マゼンタ、イエローの4色インク使用。自動両面もCD-R直接印刷もないが、カメラダイレクト、携帯からの赤外線通信による印刷が標準装備になっています。またオプションでBluetooth(定価8,500円)に対応し対応パソコンで配線無しで印刷することも可能。
 また、シガーライターパワーユニット(定価9,800円)やポータブルキット(定価9,800円)を利用することも可能。
 こちらは2005年春モデルiP90の後継機種。名前を見ればわかるとおり、印刷機能は変わっていない。
 では、何が変わったかというとデザイン。従来機種に比べて高級感が増しています。そしてポータブルキットが従来の定価15,800円から9,800円に下がったこと。これは従来のクレードル型ではなくオーソドックスな形状にしたことでコストを下げている。これもユーザーアンケートの結果を反映したかたちになっている。
 そして、付属のユーティリティ類が今年1月発売のWindows Vistaに対応。これまでのPhotoRecordがEasy-PhotoPrintに統合されています。
 実売価格は2万8千円前後と見られています。




 今年の春モデルは、この2機種だけなんでしょうか?1年前に発表になったPIXUS Pro9500が5月に発売されますが、それを除くと今回の発表は2機種のみ。しかも印刷性能は変わらず、デザインとWindows Vistaに対応させただけというちょっと寂しい発表でした。




 話は変わりますが、同ショールームでは、「AIKO with Kiss ~上村愛子展」をやっていました。(3月17日(土)から3月31日(土))
 モーグルスキーヤー 上村愛子選手がeos kiss Digitalで撮影した写真の展示やプロカメラマンによるアスリートとしての軌跡がてんじされていました。
 そして、上村愛子選手と一緒に記念撮影!(土曜日のみ開催)というのもやってました。これはブルーバックの前で写真を撮ると、スキー場と上村愛子選手を合成し、プリントしてくれるサービス。すいていれば数分でもらえるサービスです。知っていればスキーウェアーとゴーグル持って行ったのになぁ。(笑)



 ショールームのスタッフの話によると、先週はフォトイメージングエキスポで、eos 1D mark IIIを触れなかったので、ショールームに見に来たという人も多く、いつもより混んででいたそうです。




※各機能はすべての機種に搭載されているわけではありません。紹介した機能が搭載されているか、購入前に確認してください。









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