ブックレビュー:遺伝子が解く!男の指のひみつ
男の指がどうして魅力的に思えるのか、これをこの記事で書くと間違えなくアダ●トサイトなどからのトラックバックスパムが来そうなので詳しくは説明しませんが、簡単に。。。 男に限らず異性に持てるのは、パラサイト(寄生者)に強い者。これは人間に限らず動物すべてに言えることなのだそうです。でも、片思いしている人がパラサイトに強い=感染症に対しての抵抗力(免疫力)があるかなんてわかりませんよね?まあ、あの人はよく風邪ひくなあとかありますが。。。ですから何らかの形で免疫力の強さを知らなければならないのです。 一般に抵抗力が弱いと生命に大事な内臓や脳などを防御するため指先や発声器官などまで栄養を送ったり構っていられないのだそうです。鳥の雄は雌に歌を歌ってアピールします。これは「歌がうまい=免疫力がある」をアピールしているのだそうです。クジャクが美しさを競うのも同じ。免疫力をアピールするため。人間も同じように歌がうまい人は免疫力があると言えます。 スポーツマンはなぜ持てるか?スポーツができる人=喧嘩が強い=自分を守ってくれるのではないのです。スポーツができると言うことは体の末端まできれいに作られている人。つまりパラサイトの影響を受けずに成長してきた証しです。さらにスポーツマン特に球技などは空間認識力がものを言います。つまり右脳が発達しています。右脳が発達するためにはテストステロンという物質が必要なのですが、これが多い人は質の良い精●が作られるのだそうです。 話は変わりますが、友人が妊娠して水天宮にお守りをもらいに行ってきた話をしましたが、つわり。つわりは自分が自分以外の他者(赤ちゃん)を自己防衛のために自己免疫によって排除しようとするのがつわりだと聞きましたが、実はそうではないのだそうです。つわりが出る時期は赤ちゃんにとって重要な時期。ちょっとでも変な物質が入ってくると自分の分身に影響してしまう。だからちょっとでも毒性のある物質(自分にとってではなく赤ちゃんにとって)を排除しようとする行動なのだそうです。実際、つわりの強い女性の子供は流産しにくいのだそうです。 他にもキリンの首はなぜ長い?超常現象を否定する男は浮気しない。など、面白いエピソードが満載です。 動物行動学という難しい名前が付いている学問ですが、本書は難しい理論や数式は一切出ていません。本書に出てくる理論は1つ。「動物は自分の遺伝子を残すために行動する」だけです。ぜひ、一度竹内久美子先生の本を読んでみてください。 ちなみに、本書は、会社や学校などで読んでいるのがばれると、白い目で見られる可能性もあるようなイラストなどもありますので、読む場合は注意してください。 それと、一部伏せ字にしてあります。まともに書くとトラックバックスパムが来そうなキーワードなので。 この記事へのトラックバック
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