一足早く4400見てしまいました。



 12/22レンタル開始のTHE 4400(FORTY FOUR HUNDRED)を一足早く鑑賞してきました!

 というわけで、24 -TWENTY FOUR-を越えたおもしろさと評判の4400の試写会があったので言ってきました。いつもお世話になっているウェブログターミナルさんの紹介だったんですが、この試写会が結構辛い。と言うのも月曜の夕方18:00から23:15まで。僕は夜型人間なので23:15までは良いとして、会場のユナイテッド・シネマ豊洲に18時前までに行くのが辛い。なんとか仕事に余裕ができたので午後休をとって行ってきました。
 初めてユナイテッド・シネマ豊洲に行きましたが、きれいだしシートも楽です。5時間近く座りっぱなし(休憩が15分ありましたが)でもそれほど辛くなかったです。これがいつも行くC映画館だったらおしりが痛くて大変だっただろうなぁ~。
 で、18時になると、CMに引き続いて某テレビ局の某アナウンサーが出てきて、その後スペシャルゲストのくりぃむしちゅーの登場です。当然ながらプレス以外の一般者は写真は撮れないので写真無しですが、すぐ目の前を横切ってステージに上がっていきました。
 で、くりぃむしちゅーのトークが約15分ありました。某報道であったように有田と坂下千里子が結婚するとかしないとか、今日の主役のはずの4400の話題はほとんどせずにトークショーを披露。僕個人的にはバラエティ番組がつまらないから映画やドラマが好きなのに、正直興味のないトークショーはかなり地獄。4400日本特別捜査官なるものに就任したから呼ばれたんだろうから、もう少し4400に関する話でもしてくれればいいのに。まあ、他の方は結構笑っていたのでおもしろかったのであろうが。。。
 で、トークが終わった後はプレスの方の撮影会。客席後方のビデオカメラ、客席前席のスチルカメラでの撮影がありました。スチルカメラをチェックすると、え~っ!プレスなのに、コンパクトデジカメや、一眼レフの入門機しかもレンズは安っぽいのを使っている人も多いんで、びっくりです!まあ、新聞画質くらいならそんなんで充分なんだろうなぁ~。

 さて、18:30くらいになって待ちに待った上映です。僕にとってこの30分はかなり退屈でした。本でも読んでれば良かったと公開。。。



●ストーリー(ネタバレ少しあり)
 1946年カリフォルニアの森の中、両親とピクニックに来ていた8歳の女の子マイアが突如いなくなってしまった。その失踪事件を皮切りに約60年の間に、年齢も職業も人種も全く異なる4,400人の人々が失踪した。
 2004年国土安全保障省に緊迫が走る。地球のそばをかすめるはずだった彗星が地球に衝突する進路に急に変わったのだ。このままでは違いは計り知れない。中国、イギリス、アメリカ・・・、各国からミサイルが発射され、彗星に命中。しかし彗星は破壊されるどころか進路も変わらない。このままではシアトルに落ちる!
 ところがその彗星はシアトル郊外のレイニアス湖の湖面で止まった。かと思うと光の中から行方不明者4,400人の姿が現れた。それも失踪した時と全く変わらないままで。
 国土安全保障省のエージェントのダイアナは彼らが疫病など予想しない脅威があるとして隔離した。しかし、彼らは取り調べでも失踪した後の記憶はなく、また医学的にもおかしなところはない。そして人権団体の圧力によって解放させざるを得なくなる。
 4,400人(FORTY FOUR HUNDERED)のうちの1人のリリー・ムーアは1993年に失踪した。彼女は一人娘と旦那の待つ家に向かう。しかしそこには再婚した幸せそうな家族の姿があった。娘もリリーのことは覚えておらず、旦那からは私たち一家に近づくなと警告を受ける。一方1961年に失踪したリチャード・タイラーはリリーの叔母と恋仲だったが、その面影をリリーに見たリチャードはリリーとつきあうことになる。失踪した1961年はまだ黒人差別がひどい時代であったが、黒人差別のなくなった2004年に慣れずにいる。
 国土安全保障省のエージェント・トムの甥・ショーンもまた4,400人のうちの1人。かれは2001年従兄弟でトムの息子のカイルと2人でいたところ行方しれずとなった。一方カイルはその時から3年間意識不明。ショーンは学校で化け物と呼ばれ迫害されていた。
 1979年に失踪したオーソン・ベイリーは当時共同経営していた保険会社に向かうが、奥さんから死亡届が出ていたオーソンの株はすでに売却され、オーソンは無一文。それだけでなく最愛の妻は今は病院に閉じこもりっぱなし。彼女のためにもお金の欲しい彼は、保険会社に役員として迎え入れて欲しいと頼むがケンジントンに断られる。彼は激怒した。すると窓ガラスが割れ、ケンジントンは死亡。彼には気持ちが高ぶると制御できない破壊力を発揮するという不思議な能力が身に付いていたのだ。
 他にもマイアは未来を予知する能力が、リリーは身に覚えのない妊娠が、ショーンは治癒能力と相手の命を吸い取る力が、他にも4,400人はおのおのが不思議な力を身につけていた。
 人々はFOURTY FOUR HUNDERDをおそれるようになり、さらには爆弾を使ってFORTY FOUR HUNDEREDをねらう事件も起きてきた。FOURTY FOUR HUNDERDは就職もできない、学校にも行けない、そして命をもねらわれる生活を強いられていた。
 一方、国土安全保障省のエージェントらは、誰が何の目的で彼らを拉致し、不思議な力を与え、今戻したのかを捜査する。その手がかりとなるのは意外な人物だった。





●感想、思ったこと(ネタバレあり)
 さすがに月曜のこの時間。会社員っぽい人はあまりおらず、大学生っぽい人が多かった。中には子供もいたのですが、条例的に23時以降っていいのかな?
 さすがに257分の試写会となると楽しみな反面かなりの覚悟が必要です。途中で眠くなったらどうしよう。おしりが痛くて耐えられなくなったら・・・。レイトショーおなじみの眠眠打破2本とフリスク2個持って挑みました。おなかがふくれると眠くなりそうなので食事はとらずに、終わってから食べることに。
 始まってみてすぐに僕の期待は裏切られがっかり。。。だってユナイテッド・シネマ豊洲で2番目に大きなスクリーン1(267人収容可)で上映しているのに、日本語吹き替えですよ。日本語吹き替えが行けないんじゃないんです。何が行けないって、多くのテレビドラマって英語版は5.1ch収録なのに、吹き替えは2ch収録。こんな立派な大スクリーンの、しかもSRD-EX,DLP対応のスクリーンなのに、なんで2ch音声なのよ!
 まあ、そんなこといってもしょうがない。ストーリーを楽しむことにしました。と言っても1話目、2話目でまたがっかり。旦那に会いに行ったリリー。愛する旦那から家族に近づくなと言われ絶望しているはず、涙を流す場面のはずなのに・・・。共同経営者だったのに仕事を失い、そして愛する妻も失ったオーソン・ベイリー。これも涙を流す場面なんだろうけど、まだ登場人物に感情移入する前に、こういうエピソードに巻き込まれるので、悲しくならないんですよね。最近涙もろい僕も驚くほど冷静に、ふーん。って感じで見てました。
 でも、3話、4話からだんだんおもしろくなってきて、途中の休憩時間がおしいくらい。さっさと次行ってくれよ~って感じで、楽しみになってきました。
 差別問題を考えさせるようなエピソードもあったりと単なるSFにとどまっていないところも評価アップです。
 このドラマもそうですが、海外ドラマってよく24 -TWENTY FOUR-と比較されますが、僕的には24の方が上。息をつかせぬ展開がやはりすごいと思います。4400も「えっ、次はどうなるの?」とか、数多くはられている伏線が、今後どうなるのか?と楽しみはいっぱいあっておもしろいとは思います。僕的にはLOSTプリズンブレイクよりはおもしろいけど、やはり24にはかなわないなぁ。

 ところで不思議だったのが、CDC(米国疾病予防管理センター)あがりの捜査官ダイアナ。CDC上がりのくせしてFBI上がりの捜査官トムと同様銃を持って捜査したり、3話では見事なプロファイリングと勘で4400人の中から一発でカール・モリセイを見つける見事な一面があったかと思うと、2話ではトムの協力がなかったら湖近くの衛星写真を見て隠れ家を探せない洞察力のなさがあったりと、捜査官として一流なんだか三流なんだか・・・。

 まあ、オススメ度としては5点満点をつけて良いと思います。24ほど見る覚悟はいらないので、是非見てみてください。

 くだらないですが、あと2,000人減らして、TWENTY FOUR HUNDREDにしておけば、24人気にあやかれたかもね・・・?!
 そうそう、ところで4400って、four thousand and four hundredじゃないの? すみません、英語苦手なもんで・・・

2006/12/23追記
 そうそう、トムが爆弾犯を捕まえた時に、「おまえたちはテロリストである。おまえたちに黙秘権はない。弁護士を雇う権利もない。おまえたちが話した内容は法廷で不利に働くことがある。」って権利を読み上げていたけど、アメリカではテロリストって黙秘権も弁護士を雇う権利もないの?一捜査官がテロリストって認定していいの?それとも捜査の過程で国土安全保障省がテロと認定していたのかな?
 テロリストと言えば24 -TWENTY FOUR-24ではどうしていたっけ?ジャックバウアーって捕まえるよりも殺しちゃうことも多いしなぁ・・・。それに殺さなくても権利を読み上げる前に痛々しい尋問が始まったりするしなぁ。でも、「黙秘権がない」なんて言ってなかったような気がするなぁ。どなたか詳しい方、教えてください。



オススメ度:●●●●●


シーズン1(257分2枚組)は、2006/12/22レンタル開始、2007/01/26発売
シーズン2(558分4枚組)は、2007/01/26レンタル開始、2007/02/23発売

 さて、23:15予定通り終了後。その足でお台場まで行ってイルミネーションを見に行ってきました。それはこちらを参照してみてください。



※各キャンペーンはこの記事掲載時に実施しているものです。実際は注文時に送料をご確認ください。





この記事へのコメント

2006年12月20日 23:56
TBありがとうございました。
よしなさんもいたんですね!!YMKさんもいたようですが、
気づかなかったです・・・
お疲れ様でした☆
レビューが細かいので、「そういえばそんな疑問もあったなぁ」という感じで思い出しました!
終わった途端かなり眠い感じになったのに、さらにお台場まで行ったのですね、すごい・・・
2006年12月21日 01:08
きくぞぅさん、コメントありがとうございます。
人数多かったから、気がつかないですよね~。
長い記事を最後まで読んでくださってありがとうございます。そうなんです。お台場も行ってきました。バイクで帰り道だったもので。火曜日、会社が辛かったですよ。

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  • 『4400』イッキ見試写会より生還!!

    Excerpt: ただいま生還いたしました!!<img class="emoji" src="https://blog.seesaa.jp/images_w/emoji/11_rocket_a.gif" /> Weblog: VIVA☆みそじ racked: 2006-12-20 23:53
  • 4400(ORTY FOUR HUNDRED) 2nd シーズン

    Excerpt: 以前、THE 4400(FORTY FOUR HUNDREDの試写会に行ってきました(記事はこちら。)が、続きが気になって、やっとレンタルDVDでセカンドシーズンを見終わりました。 Weblog: よしなしごと racked: 2007-05-28 00:14